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まるで恋人のように腕の中に入ってくるおじさんの話

常識だと思っていたことが、
ぱたっと覆されることってあるんだなぁ、
というお話です。
 
卓球では、右利きの場合、
体の右側で打つことをフォアハンド
左側で打つことをバックハンド
と呼びます。
 
その場で立ち止まったまま打球することはなくて、
多少なりとも常に動きながら打球するようになります。
 
フォアハンドで打球する時には、
右足の先を外側に向けて、
腰をひねってためを作り、
右足から左足に体重を移動させながら打つ、
と僕は教わってきました。
 
といっても中学生の頃の話ですが。
 
でも、それが正しい打球法だと思ってたので、
全く疑うことなくそれを続けてきました。
 
ところが、先日あるコーチから教わった時に、
衝撃的なことを言われたんです。
 
「右足が開き、体をひねり、体重移動を意識しているから動作が遅れ、打球が遅れるんです」
 
えーーーーーー!!!!!
 
マジでーーーーーー!!!!!
 
だって、そう教わったーー!!!
 
と思いましたが、
動作法を教わり実践すると、
納得の結果が。
 
 
これは驚きでした。
 
やはり、どんなジャンルにも、
「固定された正しさ」
というのは存在しないんだな、
と思いました。
 
そして今これを書きながら気づいたのですが、
だからこそ、どんなジャンルも変化しながら成長していくものなんですね。
 
常識はブラッシュアップされ、どんどん新しくなっていく。
 
ところで、
この文章を僕は大して混んでいない電車の中で、
つり革に掴まって書いているのですが、
その掴まっている腕の中に、
見知らぬおじさんが本を読みながら
どんどん入ってくるんです。
 
これも新しい常識???
 
 
TCS認定コーチ
エンパシーライティングコーチ
脱・集客コーチ
中野太智

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