パートをしながらでも起業はできますか?

「パートをしながらでも起業はできますか?」
という質問をいただきました。

答えとしては、
もちろんできますよー!
と言うことになるのですが
二つ気をつけなければ行けないことがあります。

それは、
・作業量
・税金
です。

まず一つ目の「作業量」ですが、
パートをされている方はおそらく主婦の方が多いと思います。

子育てをされている方も少なくないでしょうし、
子供の世話だけでなく「旦那の世話」なんかも大変かもしれません(笑)

パートをしているだけでも、
家庭と仕事の両立、ということが大きなテーマになってくると思いますが、
そこに「起業」というものが乗っかってくると、
さらにやることが増えるようになります。

しかも「起業」というのは、
安定するまでは、どれくらいやればどれくらい稼げるようになるのかが
全くわからない世界です。

となると、優先すべきは家族のことと安定収入となり、
自分自身の起業にはそこまで時間を割くことができない、
という現実に直面することと思います。

10代20代で暇な独り身の若者なら、
寝ずに気合で鬼作業、みたいなこともできるかもしれませんが、
パートをされている方となると、きっとそうはいかないはずです。

なので、
そもそもの起業の形を選ぶ際に、
極力「作業量」が少ないものを選ぶ必要が出てきます。

今あなたが、
無理なく起業のための作業に当てられるのは、
1日にどれくらいの時間ですか?

ここで無理をしてはいけません。

本当はほとんど余裕がない状態なのに、
1日1時間作れます、と言ってしまって、
無理な作業を詰め込んでしまうと挫折の原因となります。

それで旦那さんに、
「やっぱお前には無理なんだよ」
なんて言われてしまった日には悲しすぎますよね?

1日10分〜30分程度の作業時間が取れそうであれば、
僕の方でもおすすめできるプロジェクトがありますのでご相談ください。


次に「税金」の面です。

税金の面で気にする必要があるのは二つ。

・パート先が副業を認めているか
・旦那さんの扶養に入っていないか

です。

パート先が副業を認めていないのに、
起業を進めてしまって、
収入が発生してしまった場合には、
税金を納めないと脱税になりますが、
通常通り税金を納めてしまうと、
パート先の住民税に変動が出て、
結果バレることになります。

これを避けるためには、
住民税の払い方を変える必要があります。

具体的には、
起業したことで得た収入を確定申告する際に、
住民税の徴収の方法を、
「普通徴収(自分で納付)」にします。

そうすることで、
自分のビジネスの分の住民税は自分で払うことになり、
パート先で発生する分の住民税はパート先で天引きとなるので、
パート先の住民税金額に変動が起きなくなるので、
パート先にバレることはなくなります。

もう一つの、
「旦那さんの扶養に入っている場合」
ですが、
これは状況によって変動する要素が多岐に渡るため、
一概に説明することができません。

大雑把に言うと、
年収130万円を超えるようになると、
扶養だけでなく社会保険の仕組みも変わってくるので、
自分自身の年収130万円を超えて、さらに自分で保険料を支払えるようになる、
というところを最初の目標にして、
起業を進めていくのも良いかもしれません。

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