例えば銀行って、
お金を貸す時に信頼ではなく信用でお金を貸しますよね。
　
銀行が
「あなたを信頼してお金を貸します」
なんていうことはないわけです。
　
そういう意味で、なにがしかの条件が満たされていて、
それを担保にあなたを信じる、
ということが信用なのかな、
と僕は思います。
　
あれをやってくれるか、
これを持ってるから、
それで人を「信じる」っていうのは、
もしかしたら信頼じゃなくて信用なのかもしれません。
　
そう考えると、
「あなたを信頼しています」
という言葉も、
本当は信頼ではなく信用の上にあることも、
少なくないかもしれません。
　
なにをするからでも、
なにがあるからでもなく、
あなたを信じていられる自分を信じられる、
そんな態度が信頼なのかな、
なんてふうにも思います。