なぜセミナーセールスをしないのか?
数ヶ月に一回、セミナーやワークショップをしてます。
そして、やるたびにお客さんからあることを言われます。
それは何かと言うと、
「本当にバックエンドセールスしないんですね」
というお言葉です。
まあ、してないから言われるんでしょうけども。
実際今までしたことないんですよ。
そして、珍しがられます。
それだけ、みんなセミナーするってなったら、
必ずと言っていいほどバックエンドセールスをするんでしょうね。
それについての良し悪しは特にないと思います。
やる、という選択肢もあるし、
やらない、という選択肢もある。
それだけのこと。
が、
「セミナーでこれだけ伝えたんだから!内金くらい置いてってくださいよー!」
みたいに言われたって人は一人二人じゃないですし、
それはやり方としてどうなのかなぁ、
とは思います。
僕がバックエンドセールスををしない理由はシンプルで、
「セミナーに来るお客さんは学びに来てるのであって、買い物に来てるわけじゃないから」
です。
それを、
本来の定価もはっきりしないようなその場のお得感で巻き込み売りしたり、
いきなり契約書くばったり、
起業家は即決即断とか謎の名言でクロージングするのって、
要は騙し討ちだと感じるんですよね。
僕はそう感じる。
そもそもなぜセミナーでバックエンド商品を販売すると売れやすいのかというと、
参加者が気持ち的に上がってるからです。
なんだかよく分かんないけど、
モチベーションが上がってる。
しかも今日限定で安いらしい。
じゃあ、申し込んじゃおうかな!
こんな状態になりがちなわけです。
つまり、あんまり考えてないんですよね。
あんまり考えないで購入を決めれば当然、
「こんなはずじゃなかった」
みたいなことだって起きやすくなります。
人は熟考すればするほど、今と同じ状態を保つために、新たな選択をしない傾向にある、と言われます。
だから、
「お客さんに熟考させるな」
と教えている人もいるそうです。
でも、
熟考した末に選ばれない商品って、
結局それくらいの商品ってことじゃないでしょうか?
本当にサービスが良くて、
それがきちんと伝わったら、
熟考した末にお申し込みをいただけるので、
トラブルになりません。
それがお互いに良いと思うんですよね。
もちろん、
これはあくまでも僕の考え方なので、
こうじゃなきゃいけない、とは思いません。
ただ、
「セミナーしたらバックエンドセールスをしなきゃいけないんだ」
という思い込みを持っている方もたくさんいらっしゃるので、
参考にしていただけたら、と思います。
上の写真は「デカルト」についてしゃべってるところですね。
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