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スマホ学習に適応した学習塾から自習室ビジネスへの転換

 サラリーマンの働き方はコロナ禍を転機として大きく変わったが、その変革トレンドは学生の勉強スタイルにも共通している。ネットで検索をすれが、沢山の授業動画や教材を探し出すことができるし、AIに質問をすれば、難問の解き方も詳しく解説してもらえる。中高生にスマートフォンを与えることには、賛否両論があるが、スマホを活用した学習スタイルは急速に普及している。
 
学習管理アプリの「Studyplus」が、2022年春の大学合格者への調査を行ったところ、第一志望に合格した者(880人)の93.3%は、受験勉強のツールとしてスマホを有効活用していたと回答している。活用の方法は、学習時間の管理、わからないことの検索、学習アプリや電子教材の利用、授業動画の閲覧など多様化している。PCを使用した勉強との比較では、スマホは、通学中や休み時間などのスキマ時間を利用した学習がしやすいことが挙げられており、いまどきの受験勉強ではスマートフォンが欠かせないツールになりつつある。


Studyplusトレンド研究所の調査結果

JNEWS LETTER 2023.12.13より抜粋

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