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その人を知るにはその人が何に怒るかを理解すれば良い、らしい。

これ例えばの話なんですけど、ネット上にカラオケで歌っている音源を上げている知らない人の歌声を聴きながらハモりを入れる人間ってギリギリセーフですよね?

違います。違いますよ。僕がやったとかじゃなく。例え話だから。あくまで仮の話だから。決めつけは良くないですよ。全く失礼しちゃうな。

でも、冷静に考えたらおかしなことでも無いですよね。その歌っている人は誰かに届けたいという気持ちで歌っている中で実際に届いているし、ハモりを口ずさむ方からしたら気持ちいいだろうしね。僕はやってないんですけどね。想像で話してますけど。多分気持ちいいんだと思いますよ。

しかも、カラオケに行く相手がいないけど異性の声が流れてきてそれにハモり入れるって、それもう一緒にカラオケ行ってるようなものじゃないですか。異性と、一緒に、カラオケに行っている、ということになるじゃないですか。多分。想像ですけど。

例えば、ゲーム実況とかで失敗したことによって思わず変な声が出ちゃったりしてるのを不意に聞くと些か興奮を覚えたりってあるよね?それとベクトルは同じだと思うんですよね。えっ、それも一般的じゃないんですか。マジかよ、裏切られた気分になってきた。おいおい、いい加減にしてくださいよ。多様化の時代じゃなかったんですか。僕の中の浅香光代もあたしゃ許さないよって言ってるし、僕の中のデヴィ夫人もあーた、アタクシ許しませんわよって言ってる。

 

と、くだらない事をここまで書いて数日間放置されていたけれど、今朝読んだnoteに「その人が何に怒るかということを知れば、その人の生きる上で大切なことや哲学が分かる」というようなことが書いてあってHUNTER×HUNTERでもこういうようなセリフがあったことを思い出して、凄く感銘を受けたんですよ。許さないよ、から強引に繋げてしまったけれど。

そういえば最近の自分は物知り顔で怒りを忘れた人間として生きている風だったけど、これはいかんなと反省した。メンタルがスマホの充電器の根元くらい弱いから「なんも気にしてません」を装わないとしんどいという理由もある。適当に受け流してみたり、怒りを持つであろう事象を遠ざけて生きてみたり、怒りっぽい人がいれば「大丈夫、この人は前頭葉の働きが人より鈍いだけなんだ…個性個性」などとどうにか消化しているけれど、やっぱり人間としてそこはしっかり芯を持って、矜持を持って生きていかねばならん、そう思います。

そんな風に考えていたら、今朝早速怒りを覚えたことがありました。ハクセキレイという小鳥が前方にあった手すりで羽根を休めていたんですよね。白黒の体をした小鳥。

 

そして目が合う2人。

微笑む僕。

その場でちっさい糞を
ポトリと落とすハクセキレイ。

 

メロス(僕)は激怒した。

 

どうやら自分を見ながらウンコされると怒る人間らしいです僕は。

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