時間をムダにしたい人向け
世界中で自分以外にはどうでもいいことを書こうと思う。
冷静に考えると70数億人で自分にしか価値の無い話というのはとてつもなく凄いような気がしたが、さらにもう一段階冷静になったらそんな話いくらでもあることに気づいた、という話が既にどうでもいい話になって、さらにそれをあえて書くこともどうでもいいことになって…という無限のどうでもいいスパイラルに陥るので話を進めたいと思う。
本題のどうでもいい話だが、いや、ちょっと待って。こっからは話し言葉で書いてみようかな。
ホラ、あの、話し言葉であえて書くことでさ、親近感が湧いたりして、ちょっとだけ久しぶりな友だちに会った時に一時間後くらいに始まる全然内容のない会話を話してるとき感が味わえるかもしれんからね。
んで、本題の内容なんだけどさ、って今このまま本題を言わずに別のどうでもいいことで進んでく流れを想像したっしょ?!
違うんだなー。どうでもいいことを引っ張ったところで、どうでもよくない話にはならないからね。どうでもいい話はどこまでいってもどうでもいい話。
ホラ、ビジネスとは…とか、若いのにどんな生活を営んできたらそんな素晴らしい文章を綴ることが出来るんだいってな文章やらが溢れた昨今のnote界には逆にどうでもいい、どうしようもない文章も存在してた方がいいんじゃないかなってね。
で、おっぱいの話なんだけどさ
ってあっぶねー。今どうでもよくない話をしそうになった。おっぱいはどうでもよくない。おっぱい大事。おっぱいは世界を救う。おっぱいイズヒーロー。おっぱいはアイアンマンとほぼ同じ。
それはいいとしてさ、どうでもいいことの話なんだけど、ってどうでもいいって書きすぎてどうでもいいの意味がわからなくなってきた。ゲシュどうでもいい崩壊ってやつか。
そんで肝心の本題は「右下の奥歯がいつの間にか凄く尖っているせいで頬の肉を噛みやすくなってきたし、なんだったら口を動かすたびに頬の肉をズタズタにしてしまっている」ということなんですよ。
さり気なくストレスなんですよね。ギザギザハートの子守唄ばりに、触るもの皆傷つけてくるから。
でも、口の中で起きてることなんて誰も気づかないし、今こうしてストレスをシェアしたところで「へー辛いね」って真顔で返されるのが関の山なんですよね。
あっ、関の山で思い出したけど、朝乃山関優勝おめでとうございます。富山県民としてとても勇気をもらいました。
しかし、ビックリしたっしょ?
太字にしてあるのにホントにどうでもいいことがただ書かれてるだけなことに。さらには、どうでもよすぎて一切内容が頭に入らないことに。
分かるよ、僕も経験ある。経験あるんだけど、ちょっと待って。今思い出すから。んー。あー。ダメだわ、全然思い出せないわ。どうでもよすぎて覚えてない。
スラムダンク最終巻より
ホラ、太字の内容もう覚えてないっしょ?
突然目の前に名シーンが現れたことによって感情を大きく揺さぶり、ここまで読んできたこと全てを忘れてしまう。
これがメンタリズムです。
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