坂本ゆり

面白おかしく生きていきたいので、真剣に考えます。

平成最後 平成最後
令和初日 令和初日

ほらその先はもうただのいつも通りでしょ?

友達が死んだ

友達が死んでしまった。
私の知らないうちに、いつのまにか。
気付いたら死んでしまっていた。

私の友達はもうこの世にいない。
今まで味わったこともないような深い深い悲しみを、本当だったら一番に君へ伝えたいところだが、その君がいない。

「絶対私より先に死なないで。私が先に死にたい」

私に起きた嬉しいこと、悲しいこと、腹立たしいこと、どうでもいいこと、全部誰かにではなく、君に話したかった。こ

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もうすぐ平成が終わるからってやたら平成を振り返りたがる風潮があるけど、全然振り返りたくないっていうか、全然振り返れない。
全然覚えてないし、今日の私は今日のことくらいしか覚えてないし…。

ねぎを捨てた

そもそも見切品だった長ねぎは、ずいぶんと萎びて、端っこはかさりとした手触りだった。

近所の八百屋はとても安いが、価格設定がおかしいこともままある。

今日私はきゅうりを買いたかった。

きゅうりは3本で114円。

しかし見切品として投げ売りされているカゴにも3本入りのきゅうりが、枝豆と萎びた長ねぎとともにおさまっているのが見える。
1カゴは100円。

またも収支を見誤った

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霧雨とありあわせのカレー

今日はいつもより長めに煮よう。

生憎、家にはさつまいもと、鶏胸肉しかなかった。
さつまいもと、鶏胸肉。
なかなかこんな組み合わせのおかずは思いつかないけれど、兎にも角にも、水で煮て、カレー粉を入れて仕舞えば何だってカレーになる。
しかもカレーはおいしいときた。

小さい悲しみが、たくさん降っている。
霧雨のように。
一粒一粒は取るに足らなくても、ずっと当たり続けていれば、びしょ濡れになり

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大人だからね、身体に良いとわかれば、意外と食べられてしまうんだよ。嫌いなものでも。
そう、自分に有益なのだとわかれば、食べられるのだよ、大人だからね。
でもね、たまにどうしても、たまらなく愛おしくて好まずにはいられないものもあるんだよ。
例えそれが自分に有害だとわかっていてもね。