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【オリジナルは真似から始まる】音楽活動で先人を模倣する事の大切さについて解説 【大事】

こんにちは、清水裕介です。


突然ですが模倣は大事です。
なぜなら学べる事が沢山あるからです。


ただ全てを盗んでそのまま作品にしろ、という事ではないですよ。
色々な所で絶対使える考え方になりますので、是非参考にしてみてください。

分析する力がつく

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こんな曲を書いてみたい!こんなギターを弾いてみたい!と感じたとします。
模倣するには今鳴っている目の前の音や曲を知らなければ模倣できません。
そして模倣するために試行錯誤する事が大事です。


ギターを耳コピした時に音符は合っているはずなのにいまいちノリが出ない、などの例です。
模倣したいギタリストの手癖を見たり聞いたり、使用機材を調べて見たり、その過程で学ぶ事は本当に多いですね。


模倣した結果というより過程が「どうやれば自分の理想に近づけるだろう?」と考える癖になります。

先人との力量差が測れるようになる

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模倣は知る事から徐々に理解が深まってきます。


分かってくると、今の自分と目の前の音源や演奏とで技術や経験の差がわかる様になります。
もしかしたら力量差に落ち込んでしまうかも知れません。


でもその差はあって当然なんです。相手の凄さが分かるのは、自分も成長しているからです。
なぜなら自分たちが見たり聞いたりしている目の前の物は、ほとんどが完成品だからです。


理解して分析する事に力を入れてみましょう。

音色の耳コピができる様になる

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耳コピというと演奏されてる「音符」をコピーするイメージですが、
今は沢山の音色があるので模倣する事で、どんなエフェクトの効果があって、どの様な音になるのかを知ることができます。


音符はシンプルなのに音色が凄いかっこいいと感じたら、どんな機材で出しているのか調べたり、自分で再現してみる事が大事です。

創意工夫する力がつく

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必ずしも模倣したい先が同じ環境ではありません。
同じ環境を作れない時には「やめる」のではなく、「まずは今の環境で再現する事をやってみる」これが重要です。


模倣したい音にたどり着くため色々と工夫する事が大事です。
違う音色の音を重ねてみる、発音のタイミングを変えてみる、エフェクトを掛けてみる、試行錯誤します。


今まで使わなかった設定や音色含めて新しい発見が必ずありますし、試行錯誤して出した音は経験となって財産になりますよ。


模倣しても結局その人にはなれないと気づく

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ここまで言っといてですが、模倣を色々すると完璧なコピーはできない、最終的に結局自分は自分でしかないと気づく事が大事です。


どんなに頑張ってコピーしてももうその人は先に存在してますから本家本元の土俵です。
順番としては色々模倣する→「結局模倣してもその人にはなれないと気づく」→その過程で得たスキルを取り入れる→成長、と言う流れが理想です。


まとめ

コピーして良い事はどういう風にするとどういう曲が生まれるか過程と結果が分かるようになる事。


作曲でも「〇〇みたいな曲を作って欲しい」と言われる事あります。
言われた時に過去にコピーした事があると一つのアプローチのやり方が身についてるわけです。

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