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『サクラ咲け』


独りになる前のこと。
毎日が苦しくて辛くて、どうしたらいいのか迷って迷って、それでもやっぱり結論が出なくて酷く落ち込んでいた時期があった。


経済的に独りでやっていけるのか。
心配事はそれだけではない。

毎日、どうしようかと自問自答していた。

今思い返すと、その頃の私は鬱の状態だったようだ。
1日の殆どを寝て過ごしていたが家事はある程度はしなくてはならない。
でも1人ではこなす事が出来ず、義母にも子供達にも手伝って貰っていた。

そして、毎晩のように嵐のライブDVDを見ては泣いていた。

その頃の彼らの曲は応援歌の様な歌詞のものが多く、若い彼らのエネルギーと笑顔と歌声に涙してからでないと眠れなかった。


『今 蒔けば種 花咲かす
 やったあと言うなら まだわかるんだ
 そう そりゃ 時間なんてのはかかる
 春には大きな花を咲かす』


「そうそう、何もしなければ何も起こらない。
 やってみればきっと結果はついてくる。
 すぐには良くはならないかもしれないけど
 少しずつでも何かしないと!」


そんな気持ちにさせてくれた。


『サクラ咲け 僕の胸の中に
 芽生えた名もなき夢たち
 振り向くな後ろには 前はないから
 前へ 前へ』


「後ろには明日はない!
 だから前だけを向いて今は進んでみよう!」


そうして少しずつ2年かけて、独りでもなんとかなると思えるまでになった。
いや、正確に言うと独りじゃない。
3人も味方がいて協力してくれた。
(後で知ったのだが義母もかなり理解してくれていたらしい)


今でも落ち込んだ時、迷子になりそうな時は嵐の曲を思い出している。
彼らは今でも私に元気をくれる。



実を言うと、毎晩リフレインしていたのは『サクラ咲け』ではなく『YES?NO?』です。


『やれないの? やんないの?
 信じて my dream』


このフレーズに力づけてもらってました。
もちろん『サクラ咲け』もよく聴いていました。


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離婚届けは父が車で役所へ乗せて行ってくれました。
受理された時の開放感!
ばんざいしたくなるくらい肩が軽くなりました。


結婚するより離婚する方が大変だったけど、時間もかかったけど、離婚ばんざいです!

この記事を書いてあたためている時にゆいさんの記事を読んで加筆しました。

便乗したみたいですが、私もゆいさんと一緒で、離婚届を出して喜びました。
私の場合、旧姓に戻す時に漢字が登録されてなくてその件で職員さん達があたふたして父の出生地の役所まで遡って調べたりしていたので、届けに対しての反応は特に無かったですが(笑)




大好きなはるさんの記事を読んで、離婚した時のことを思い出して書きました。





2020/3/27    vol.11    yunta🍀





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