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落選から9週目。 趣味からその先に挑戦してみる。

こんにちは。ゆざわ一貴です。

突然ですが、みなさんはどんな趣味をお持ちでしょうか?

総務省統計局というところで国民の趣味について統計を取っていて
令和3年10月20日に『社会生活基本調査』を実施しています。
https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/index.html


映画鑑賞や読書、スポーツ観戦、
・・・というのは少し前の時代の話のようで、令和を迎えた今日では
『スマートフォン・家庭用ゲーム機などによるゲーム』
『CD・スマートフォン などによる音楽鑑賞』
などが上昇していて
『カラオケ、遊園地、動植物園、水族館などの見物』
は大幅に低下しているそうです。

私が小学生の頃は任天堂の『ファミリーコンピューター』や
セガエンタープライズの『セガサターン』などの
家庭用ゲーム機が爆発的にヒットして、
マリオブラザーズ、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、
ゼルダの伝説、ソニック、信長の野望(KOEIシリーズ)など
今でも根強いファンの多いゲームを
子どもだけでなく、大人も夢中でプレーしていました。

ただ、あくまで遊びであり、趣味ではなかったかなー。
「趣味」を英語では「hobby」「pastime」「interest」と表現されていて、
①hobby:ある一定の知識を要する趣味
②pastime:娯楽としての趣味
③interest:興味を持って行う趣味
といった意味のようです。
日本では③の『interest:興味』を指しているかと思いますが、
今やゲームはBスポーツといったプロを生み出す職業ともなり、
遊びカウントではなく、趣味カウントになりました。

スマホゲームもかなり普及していて、
外歩きをしていると
スマホを見ながら歩いている人がとても多くなりました。
いわゆる『歩きスマホ』ですね。
電車に乗っていても、ほぼ全員がスマホを見ている!
という時もありますよね。
ご年配の方にもスマホゲームは普及しています。

ただ、スマホを見ている時間は年々増加傾向にあり、
1日のうち、スマホを12時間以上見ている人もいるらしく、
知らないうちに『スマホ依存症』になってしまっている方も多いです。
私も気を付けています(汗)

話はそれてしまいましたが、
私の趣味は
・長距離ドライブ(二輪・四輪とも)
・クラシック音楽鑑賞
・温泉、銭湯めぐり
といったところです。

最近では息子が野球をやっているので、
キャッチボールも趣味の一つになってきたかもしれません。

その趣味の一つである『銭湯めぐり』
アパートに浴室が無かった時代では多くの人が利用していましたが、
現在ではめっきりと数が減りました。

更には今日の物価、原油の高騰により、
燃料費だけでも月になんと100万円以上もかかってしまうそうです。

いかに大好きな銭湯を存続させられるか。
区議会時代にも浴場組合の方々から陳情を受け
個人的には真剣に取り組んで参りました。

その結果、品川区でもある程度
区独自の補助金予算を付けることが出来ました。

そんな流れで組合の皆さんとはとても仲良くさせていただいています。
すると先日、組合の方より
「そんなに銭湯が好きなら、担い手養成講座を受けてみませんか?」
というお話をいただきました。

で、受けてきました。

で、取っちゃいました(笑)
好きってすばらしい!

講座では主に経営について教えていただきました。
詳しい内容についてはまたあらためてご紹介しますが
今回受講した内容のなかで特に面白く、発見があったのが
『銭湯のデジタル化』についてでした。

銭湯のイメージは
ご高齢の方が利用されているという方も多いかもしれませんが、
現在はサウナブームということもあり、
若い方の利用も多いとのことです。

しかしながら先にも申し上げた通り、
『家にお風呂があるのにわざわざ銭湯に行く』
という方は非常に少なく、
東京23区内にある銭湯の1日の利用者数は
多いところで400~500人というところもあるそうですが、
少ないところでは50~60人という赤字経営のところもあるそうです。

どうしたら銭湯に来てもらえるのか。
それを東京都公衆浴場業生活衛生同業組合では常に考えているそうで、
その手段の一つが『銭湯のデジタル化』だそうです。

具体的にはどういったものかというと2つあって、
1つは『SMSを利用した宣伝』
もう一つは『QRやバーコードを利用した電子決済』

この2つはどちらも若年層をターゲットとした狙いであるそうです。
というのは銭湯はスーパー銭湯と違い
お風呂に入ることだけが目的であって、
食事やマッサージをしたり、友達や家族とくつろげる空間がないために
一度も行ったことがない方にとって
なにが魅力なのかわからないそうです。

また『古臭い』『年配者が多い』といったイメージも多いらしく
そういったイメージを変えていく必要があるということです。

そこでまず、SNSを利用して
『今日はゆず湯をやっています』とか
『流行りのシャワーヘッドを入れました』などと宣伝することで
1日の利用者は20~30人ほど増えるとのこと。

さらにはQRやバーコードを利用した電子決済を導入することで
若年層は「自分たちの世代も行っていいんだ」と思ってくれるそうです。

現在、デジタル化も国策として急ピッチで進んでいます。

私も区議会では4年間、
行政サービスのデジタル化推進を訴えていました。

そして品川区では令和7年までに
ほぼすべての行政サービスのデジタル化を目標として
現在が全庁一丸となった取組んでいます。

このデジタル化によって利便性は格段に向上するはずです。
そして多くの方が恩恵を受けられると思います。

しかしその一方で、
デジタル化についていく事の出来ない高齢者や障がいを持った方など
取り残される可能性が懸念されます。

誰もが安心してデジタル化による
利便性の恩恵を受けることのできる社会を築いていく。
そんな社会の実現に向けて、
私も自分にできることを全力で行っていきたいと考えています。

今後も大好きな『銭湯』について
そして『デジタル化』について取り上げていきたいと思います。

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