【特別寄稿】未来への警鐘 -来たる時-
今回はこのnoteへご寄稿下さった蜜河氏からの文章をご紹介したいと思います。氏の経歴などは未だ不明ですが、いつか明らかになる時も来るでしょう。なお一部過激な表現があるため、関係機関への配慮から伏せ字にしております。ご了承下さい。
◆ ◆ ◆
こんにちは。
貴方はズールーの絵もしくは文章を見る為に、ここを覗いた。
ズールーの人柄、アホさ加減、偏った知識など、それらに惹かれて貴方はこのページを開いた。
油断しすぎだと思う。
この情報化社会において、その危機感の無さは致命傷。
それはどれほどの大怪我か?銃で胸を撃たれたりだとか、槍で喉を突かれたりだとか、そんな単純な傷の負い方ではこの危機感を表す事はできない。
例えるなら、腹から右あばら骨下部の臓器と肉をえぐりとられ、代わりに100グラム29円のブラジル産鶏胸肉と香草まみれの砂肝をしこたま腹の中に詰め込まれてしまったレベルで死が近いてる。
危機が迫っているんです!いいから私の話聞け!
お前は気付いていない。何気なく生活しているうちに、自分の臓器が安物の鶏胸肉や砂肝に置き換わってしまっている事を!
迂闊なお前はやがて弱って死ぬ。
死の間際、お前が積み重ねた悪業の数え歌、披露するならば練習しておけ。
知らぬ間にインターネットの闇から忍び寄るARCHENEMY……
俺が奴らではなくてよかったな。
話がなげえよ糞。
俺は何を粋がっている?
あと俺は何を言っている?
そもそも俺は誰だ?
何故ズールーのnoteにこんな事を書いている……?
……早く教えろよ!!
とにかく落ち着こう。俺もお前もそんな事分かる訳がない。
ただ分かっているのは、俺はズールーが今日も元気でいて欲しいという事。
おい、ズールー。
母さんはお前の事を忘れた日はないよ。
あの日、お前が高熱を発して寝込んだ夕方。
そっと部屋に流れ込んだ一陣の風――
私は確かにそれを見た。
朧げながら質量を持った、光り輝く黄金の人影。
一体いつどの様にそれは現れたのか、影は息子の側に立っていた。
影は、息子の布団を脱がし、ズボンを脱がし、パンツを脱がし、ピンと○○した○○○を曝け出した。
恐怖と怒りに震える私であったが、気づいた時には何か超然的な未知の力で全身を金縛りにされており、声をあげる事すらできなかった……!
ただただ私は脂汗を流し、黄金の人の形をした存在が息子に跨り、○○○を上から己の股に飲み込もうとしている様子を食い入る様に見ている。
(ズールー!嗚呼!起きて!……逃げなさい!お願い!!)
私の願いも虚しく、黄金の人影はズールーの小学生とは思えぬ程に大きく○○した○○○をあっさりと飲み込んだ。
その瞬間、ズールーの身体が震える。
生まれてこの方、初めて放出されたであろうズールーの若き精が、黄金の股座へ送り込まれている……!そう私は認識した。
「確かに受け取ったぞ!天翔朱雀王の種ェ!」
黄金の人影が発したその声は、男とも女とも判断がつかず、両性具有の天使か悪魔を思わせる神秘性を秘めていた。
一体どういう事なのか?
あの時、そこで何が行われていたのか?
身動きこそできないまでも、ただ母である私には……
俺がズールーのお母さん?
どういう事か説明してもらおうか。
いつの間にか俺の菊座から奴が産まれていたという事か?
その可能性を考慮している余裕が、俺やお前にあるのだろうか?
人生とは長い様で短い。
このユキビタス社会において、時間は大事に使えと、俺は学校の先生に教わった。
あの教訓を思い出すと、俺は、俺は、恩師に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになってきたじゃないか!!
すいませんでした先生。心を入れ替えます。人生は正しい行いだけを繰り返し重ねて、重ね、日々を……
だから…………もう……
たすけてくれ!
慈悲を!どうか!!
(文:蜜河)
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