11月13日の雑記。愚痴

なんとか仕事に行っている。

仕事がたまりまくって
休みたいです
と言う勇気のない私は、休めずに寒い中自転車を漕いでる。


女が苦手。
女の子は得意だけど、女が苦手。

男も同じく。
男の子とか、おじさん、おじいさんは大丈夫だけど男が苦手。


職場に自分の話したい話しかしない女がいる。
私は心の中で自己顕示欲の怪物と呼んでる。

男をコロコロと変えて、変わる度に自慢が始まるが、話を聞く限りマッチングアプリでマッチしてヤられてるだけだったり、上手く穴にされてるような話ばかり。

毎度可哀想だなと思うけど、何が可哀想ってこの女には「それは遊ばれてるだけだよ」とか、「やめておきなよそんな男」と言ってくれる人間が周りにいないことだ。

いたところで聞き入れないんだろうけど、いるかいないかでは大きく違う。

怪物の味方をする人間がいなかったら、怪物はただの怪物でしかないから。

結果的に私もその女に「穴じゃん」「ATMじゃん」と伝えないので、彼女を可哀想な怪物にしてる1人だ。

最近その女が仕事を辞めたいと言っていた。
周りは辞めるらしい!とニコニコしていた。
私はどうでもいい。と表面上は言いつつも、どうせかまって欲しいだけで辞めないなと思っていた。


そして結局また辞めるのを辞めた。
今年何回目かわからないけど、今回は部署に辞めると報告した後に辞めるのを辞めた。

右手の薬指にセンスの悪い指輪が光る。
湯婆婆のような太さのリング。

その女は私には直接辞める話はしてこなかったくせに、私に指輪の話はしてきた。

ハリーウィンストンの指輪なんだ!

唐突にトイレでその一言が飛んできて、最初は誰に言ってんだ?と思ったけど!私以外に人がいなかった。

唐突にハリーウィンストンの指輪なんだ!と口から出てくるところ、いやあ知的障害っすね。と直感的に思い、次に感じたのは「で?」だった。

お口から出したのは「へぇ」だけど
へぇ、すら出さずに無視して去ればよかった。

ここから永遠に右手の薬指のハリーウィンストンの凄さについて語られた。

へぇ

だけ言えば会話になる会話。
それはもう会話ではない気がするけど、この女の饒舌ぶりは凄い。

内容も聞いてないし、会話もしてないしな、と思ったところで私が
「そういえばゴジラ見ました?私4DXで見ました!」
と唐突に言ってみた。

「ゴジラ?見てない、それでね、このハリーウィンストン石が入ってて、意味は」

「まだ見てないなら4DXで見た方がいいです、あれは配役も良くてセリフも一言一句良かったですよね、」

「聞いてる?」

「なにを?」

「私の話!」

「ゴジラの話が私はしたいんですけど、指輪の話が長そうなんで同時進行でいこうかと……」

女は去っていった。
後で女は女の集団にこのことを愚痴るだろう。

私に突然ゴジラの話をしてきた!とか
興味のないゴジラの話を永遠にして!とか。


そんなのどうでもいい。
今の私はお前の指輪より、お前の存在より
ゴジラという邦画における怪物の方が大切だから。

ふええええええええええうれしい!!!!ありがとうございました!