2021.02.15 【斉藤和巳のギータ攻略法!】
今回は、【斉藤和巳のギータ攻略法】です。
ホークスOBで今でも多くのファンがいる、斉藤和巳さんが語った、現在最強打者の呼び声の高いホークス柳田悠岐選手の抑え方をご紹介です。
ソース
2021.01.14 西日本スポーツ
まずは
昨今のNPB内評価において、【現役ナンバーワン打者】の称号にふさわしいのは、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐32歳・外野手・背番号9であろう。
この、バケモノクラス打者・ギータの抑え方を同球団OBで【負けないエース】と呼ばれ、2度の沢村賞に輝いた、斉藤和巳(43)が自分目線で分析されていたので、ご紹介したい。ホークスファンにとっては【夢の対決】といった構図ですよね?
投手としてみたギータの印象
誰が見ても、穴が少ない。打率・出塁率が良い。コレは卓越した選球眼の結果。ミート技術の高さにも目をみはる。
また、規格外の本塁打を放つパワーに加えて穴の少ないスィートスポットの広さは全盛期時代の松中信彦を彷彿とする、いわゆるずば抜けた存在のバットマンといえる。
誘い球には乗らないし、
たとえ、振っても、乗ったと見せかけているように感じる。
投手としては、嫌な感じしかしない。
次の投球が慎重になってしまうのは否めない。
兎にも角にも、打ち取りずらい打者と言える。打率3割以上の打者は1試合に1,2安打されるものでしょう。が、そのうちの1本がゲームを左右する痛打の可能性は決して低くない。全打席を抑え込むのは、ありえないほど難しいミッションです。
では、ギータ攻略法とは?
斉藤和巳氏曰く、「状況によって変わってくるが、強打者に対して共通することは、どのリスクをチョイスするか。
あれもこれもダメでは強打者の術中にハマる。ストライクゾーンが小さく感じてしまう・・・
外の出し入れはまず考えない。
反対方向に大きいのを打てる打者には、踏み込まれる投球はしてはいけない。自分のスイングをさせない!という投球が大事になってくる。
全球が勝負球。
【一発覚悟】でインサイドから。中の出し入れを意識して、リスクを背負ってピッチングをする。
コースが外れるのならば、ゾーン外。ここが重要となります。
まず、インコースを打たせて、ファールにし、その反応を見たい。
【引っ張りの意識】。
これを確認することが出来れば、外の球も使いやすくなる。
もしも、見極められたならば、当たって砕けろ!という意識で、ベース版の上にベストのストレートやフォークを目をつぶって投げるだけ。
【勝負球を全球】簡単に言ったができるものではない。
自己のベストピッチ・ベストパフォーマンスを意識して、日々、練習しなければならない。
それでも、踏ん張りができず、「負け」はありえる。
最後に
2021年の柳田は・・・コンディションさえよければ、必ずやいい成績を収めることでしょう。
本塁打でも、30本では物足りない。4、50本を期待しても大げさではないでしょう。
三冠王も狙える能力は十分!
2015年のトリプルスリー以降、盗塁数が減っているのは物足りない。
まだまだチャレンジの効く年齢。未だNPBで達成者がいない、フォーティー・フォーティーを意識して、スケールの大きさを追及して欲しいです。
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