サハラ

2013年にサハラ砂漠(6日間230km)を走ったことをネタに、明日香出版主催ルールオーディション決勝まで残ったときの発表資料を公開

ずっとどこかで、公開したいなと思っていたのですが、その機会がありませんでした。

ちょうど、このnoteというサービスが出てきたのも何かのご縁だと思いました。楽天時代の先輩が中の人だった時は本当にびっくりしました。ですので、発表の時に用いた資料を公開させていただきたいと思います。

そもそも、明日香出版主催のルールオーディションとは何か。

2013年の夏から秋にかけて行われた、新人著者発掘のためのオーディションです。テーマはかけて話せる最強の著者になるというものです。この大会に優勝をしたら、書籍がだせるという大会でした。

詳しくは下記のURLを参照してください。

http://www.school-superbreak.com/asukarule/

私、佐藤雄大は1次審査(書類選考)、2次審査(面接とプレゼンテーション)を経て、決勝戦に行くことができました。約160名程の応募があり、決勝は8人15分間のプレゼンテーションでした。プレゼンテーション用のソフトは使用不可でした。

ちなみに今の夢は2016年サハラ・ゴビ・アタカマ・南極マラソンを制覇することです。そのためにも起業家としても成功しないと。

【タイトル】

サハラ砂漠マラソンを走る中で体得してきた、成功するための秘訣である「ノータイムポチリ」とは


まずは、ちょっとした裏話です。今回のルールオーディションでは、サハラマラソンでご一緒させていただいた、掃除協会理事の今村先生には本当にお世話になりました。

今村先生にはルールオーディションの前日に急遽電話をいただき、プレゼンを見てくれるというので、今村さんの事務所まで行かせていただきましたそこで、プレゼンを見ていただいた結果。ダメ出しのダメ出し。それが夜9時ごろのお話。

しかし、そこから、的確なアドバイスをいただき、あれよあれよという間に、かなりいいものになりました。それが朝6時のお話。

9時間集中しっぱなしでしたので、意識朦朧としてました。そして、頭の中で今村先生にマンツーマン指導を受けたら実際いくらになるだろうと頭の中で計算してしまいました。本来であれば、車も買えそうな値段になりそうです。

さて、本番の資料全文を公開いたします。

実際はスピーチだけですので、写真を見せる機会はありませんでしたが、途中、わかりやすいように適宜、写真を挿入しています。

----本番の資料----

みなさん。こんにちは。
私は世界で最も過酷と言われているサハラ砂漠マラソンを230キロを走った佐藤雄大(さとうゆうた)と申します。

今日はサハラ砂漠マラソンを走る中で体得してきた、成功するための秘訣であるノータイムポチリが夢を叶えるというテーマでその成功ルールについて共有させていただきたいと思います。

ノータイムポチリとは

ノータイム、考えすぎずにエントリーする時にやること。
このエントリーをすることをポチリとおします。

これは過酷なサハラマラソンを走るだけでなく、ビジネスマンや会社の経営者も主婦にも役に立つ情報をお伝えできると思っています。

まずはじめに、サハラマラソンとはどんなものなのかということについて、お伝えしたいと思います。

【実際のレギュレーションの資料】

アフリカのモロッコで、1週間かけて230キロを走るレースです。
こっから、芦ノ湖までいって、戻ってくる。丁度箱根駅伝の往復ぐらいがだいたい230キロになります。

走っている間の食料、バンドエイド寝袋も持たなければなりません。
だいたい10kgから15kgの荷物を背負わないといけません。
このまま話をするのが大変なので、荷物を降ろさせていただきたいと思います(発表時は実際にサハラマラソンを走る格好で出場しました)。

【持っていった食料】

【これらの食料と装備をいれたバッグ。12,3キロ程あります】


15Kgなくなると本当に楽ですね。ちょっと、会場の皆様にはサハラマラソンを想像してみていただきたいと思います。

皆さん、この部屋がですね。
室温が50度になったのを想像してください。熱いですよね。汗をかきますよね。サウナのようなところを昼間走ります。

【日中は暑くて、熱中症にもなりました。】

【誰もいなくなって、不安な時にパシャリ】

【岩場もあります】

夜になると、氷点下0度を創造してください。がくがくぶるぶるすると思います。こんな中で夜を過ごします。

寒暖差が50度ぐらいになるのがサハラマラソンです。
サウナだと、熱いから逃げれますが、サハラマラソンは逃げることができません。木陰も1時間ないというのも、ざらにあります。

一日に使える水は約9Lです。これが大会事務局から支給されます。

【実際に配られた水の写真。1gでも軽くしたいので、途中でもらう場合は半分捨てた後、バッグに入れるなど工夫しました。】


先進国だと、1日に一人当り使う水の量って知ってますか?
300L使うと言われています。ご飯、飲み物、トイレ。お風呂、洗濯でつかう水、工業用水。
合計300L使います。たったの9Lでなんとかしなければなりません。

次に想像してほしいのが、
爪が剥がれます。自分は2つ爪が剥がれました。
自分のテントメイトはマメが10個できました。
そんな中、一歩一歩、足を踏み出してみてください。
もう、激痛ですよね。

次に、夜中に走ったら、東西南北誰もいない、地平線を想像してください。
アフリカの地、だれもいないというのは、とても不安になります。

【夜は遠い先の明かりを見ながら進みます】

実際に迷子になったまま、走った人がいて、国境を超えた人もいます。
実際に迷子になって、食料も尽き、絶望して、手首をきったのですが、脱水症状で血が流れずに
死ねず、遊牧民に拾われて一命を取り留めたという人もいます。
これが、サハラマラソンなのです。


サハラマラソンの話を聞いた上で、聞きたいので挙手をお願いします。

・サハラマラソン来年、走りたいと思った人?
・その理由がそんな過酷なレースだから嫌という人?
・そんな体力ないよっていう人?
・サハラマラソンにエントリーや装備をそろえるのに70万円出せないという人?
・職場などで、忙しいのに、2週間も休み取れないよっていう人?
・家族が許してくれるはずないよっていう人?

・今日、サハラマラソンに行かないにしても、夢や目標がある人?

・何でもいいので、何かやってみたいということがある人?
「ありがとうございます」

その中で、
お金がない
休みがとれない
知識がない

などの理由で、夢を先延ばししている人はいませんか?

実は1年前、私も会場の多くの皆さんと同じだったのです。
当時の自分はお金もありません。走るほどの体力ありません。
2週間も休むことはできません。職場に休むということも上司に言ってません。


だからいつも、サハラマラソンにいつかいってみたいと思いながらも、行動していませんでした。


そんなある日、サハラマラソンに出たことにある人と飲む機会がありました。

そんなときに、いつかサハラマラソンを走りたいと言いました。
その時、こう言われました。

これがノータイムポチリだったのです。
ノータイムポチリをしたら、次々と変革が起きました。

夢の実現のため、お金が貯める習慣がつきました。
サハラマラソンを走るため、トレーニングをする時間を増やし、山も何度も走り、体力がつきました。
仕事も2週間休むため、成果を出そうとした結果、成果が出て、課内で表彰されました。

サハラを完走しようと決めたら、同じような仲間が増え、応援してくれる人も増え、直前の壮行会には100人以上も集まってくれたのです。

実際にサハラマラソンを出てみたら、その参加者は、世界進出を目指している経営者や関東一の病院経営者やベストセラー作家など
全員夢を叶える達人でした。

彼らは、私以上に忙しく、大変な環境の中、サハラマラソンに参戦してました。

そのような方たちに「どうして、サハラマラソンに忙しいのにこれたのですか?」と聞いたところ

実際にサハラマラソンを走った経営者に話をを聞いてみると、サハラマラソンだけでなく、ビジネスでも、ノータイムポチリで、未来を確定し、
行動が早くなり、成果を出している人達ばかりでした。


ある経営者は

ノータイムポチリは未来を確定する方法です。未来を確定すれば、条件は整うのです。

お金がない人がいたら、お金を新しく稼ぐ方法を見つけたり、お金の無駄遣いをしなくなります。


体力がなければ、体力を身につける努力をしますし、食事にも気を使います。体によくないことはしません。


ノータイムポチリで未来を確定すれば、2週間休んでも大丈夫なように、根回しをするなど、準備をして、2週間後に戻ってきても、応援してくれる環境を作ります。また、周りの人からも信用が得られるような生活になります。

普段やることが全てかわり、1年前には全く考えられなかったことが現実になって現れてきます。

皆さんの中にもやってみたい夢や目標があると思います。
お金があったらやる
知識がついたらやる
時間があったらやる
仲間がいたらやる
健康になったらやる
といってたら、いつまでたっても結局やることはできません。

ご清聴ありがとうございました。

----終わり----




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