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いい文章とは、伝わる文章である。 #マイチゼミ #箕輪編集室

オンラインサロン・箕輪編集室にて、ライティングゼミ(全4回)の第1回目を開催しました。

箕輪編集室とは
『多動力』(堀江貴文)『メモの魔力』(前田裕二)などを手がけた幻冬舎の編集者・箕輪厚介が主宰するオンラインサロン。 動画やデザイン、ライティングなどのコンテンツ制作や、イベントプロデュース、コミュニティデザイン、SNSを連動させたプロモーションなど幅広く活動している。通称「みの編」。 

私がみの編に入ったのは2017年7月。

編集者でもライターでもなかった私ですが、ライターチームの立ち上げをきっかけに毎日箕輪編集室公式noteで公開する記事を執筆・編集しているうちに、気づいたら編集・ライティングの仕事を受注するようになっていました。

出版社に勤務していたわけでもなく、編集・ライティング講座できちんと学んだわけでもない。(宣伝会議の編集ライター養成講座には申し込んだけど、数回でドロップアウト)

ただみの編で書き続けていただけですが、その実践を通じて「編集とは」「ライティングとは」を学び、仕事に繋げることができたのは、私が特別才能があったわけではなく、未経験でも立てる打席がたくさんあったからです。

企画案出し、アポ取り、インタビュー、書き起こし、執筆、編集…。ライターチームでは、経験や実績の有無を問わず、自分がやってみたいと思うものに何でも挑戦することができます。

けれど、打席が多いばかりに何から始めたらいいんだろう?と躊躇している人もいると思います。

また、打席に立ったはいいけれど、その先何が得られるのか具体的なイメージが湧かず、モヤモヤしている人も。

せっかく「編集やライティングに挑戦したい!」と意気込んで入会しても、ある程度のマイルストーンがないとせっかくのモチベーションも下がってしまう。それってすごくもったいない。

そう思って、全4回のライティングゼミを企画しました。(開催にあたって、ライターチームのさよにめちゃくちゃサポートしてもらいました。ありがとうっ)

(めちゃキュートなバナーは、みの編デザインチームの児玉理沙さんが作ってくれました!ちなみにこの似顔絵キャラは、バニラ求人のデザイナーさんが描いてくださったもの)(みの編とバニラ求人はずぶずぶという噂)

目的と内容はこんな感じ。

※最終課題では実際に企画を立て、取材をし、記事を書いてもらいます。(記事は公式noteに掲載予定)


第1回目のテーマは「いい文章とは何か?」。

事前課題として、受講メンバーには「いい文章とは何か?」について書いたものを提出してもらいました。

いい文章とは何か。

人の支えや拠り所になる文章、読者に変化を与える文章、完読される文章、読者を惹きつけて離さない文章…。

受講メンバーからは、いろいろな意見が出てきました。

この答えに正解はありません。正確に言うと、挙げてくれたものは全て正解です。

ただ、このゼミでは「いい文章」をこう定義しました。

では、伝わる文章とは一体どのようなものなのか。

それには4つの要素があります。

実はこれらの要素は大きく二つに分けることが出来ます。

客観・冷静・マーケティング的な視点と、主観・熱狂・クリエイティブな視点。

まとめると、前者は「他者への想像力」、後者は「圧倒的当事者意識」がベースとなっています。

この二つの視点を何度も何度も行き来して書かれた文章が、伝わる文章です。

ただ文章を書くのであれば、それほど難しくありません。なぜなら私たちは小学校の頃から国語の授業を受け、作文や論文を書き、社会人になればビジネス文書を作成する。そのほかにもメモをとったり、メールを書いたりするなど、書くことは日常的な行為です。

ライティングは誰にでもできる。だからこそ、それを仕事にするのであれば、「他者への想像力」と「圧倒的当事者意識」を何度も何度も往復することを絶対に怠ってはいけないと思っています。

と、ここまで読んで気づいた人もいるかもしれませんが、実はこの内容、箕輪さんが企画を立てる上で意識していることがベースになっています。ベースというか、ほぼ丸パクリです。笑

みの編に入れば箕輪さんから編集やライティングについて直接学べるんですか?とよく聞かれることがあるんですが、懇切丁寧にレクチャーしてくれるなんてことはほぼありません。

奇跡的に、ごくたまに、気まぐれに、編集をテーマにしたゼミをやってくれることもありますが、ライティングについてがっつり取り上げたことは無し。

だから仕方なく(?)箕輪さんの編集論から要素を抽出してライティングに当てはめた、という感じです。

ちなみに幻のガチゼミのアジェンダに、「良い文章とは何か」ってあった時は心踊ったんですが、まぁ幻だったよね…。(開催されなかった。笑)

けれど、開催されなかったからこそ、どんなことを講義で伝えるつもりだったんだろう?箕輪さんにとっての「いい文章」って、何なんだろう?と考えるようになりました。

単純に直接聞けばいいじゃんって話でもあるけど、自分で考えて、実践して、また考えて…ってした方が楽しいので、答えあわせはまだいいかなって思ってます。笑

最後ちょっと脱線しましたが、第1回目のゼミでは

・いい文章とは伝わる文章である
・伝わる文章とは主観と客観、熱狂と冷静、クリエイティブとマーケティングを何度も往復し、圧倒的当事者意識と他者への想像力を持った文章である

ということをお話ししました。

また、添削内容の細かい説明もしているので(伝わる文章の4要素についてさらに詳しく話しています)、気になる方はみの編ライターチームページ内のアーカイブ動画を見てみてくださいね。
※みの編メンバーのみ視聴可能です

資料はここに載せておきます。(表紙デザインはみの編のシバタナオさん!)

次回のテーマは「企画の立て方・取材の事前準備について」。

事前課題としては「箕輪さんにインタビューすると仮定した場合の取材依頼書の作成(掲載媒体、テーマは自由に設定してOK)」を出しています。 

いい記事が書けるかどうかは企画と事前準備にかかっているので、この回も気合い入れていくぞ…!

サポートしてくださったあなたには、こじらせ人間に絡まれないよう念力を送ります