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混乱のもと!テクニカルインジケーターの使い過ぎに注意

テクニカル分析のインジケーターは、移動平均線やボリンジャーバンド、MACDなどの「トレンドフォロー系」と、RCI、RSI、ストキャスティクスなどの「オシレーター系」に大別されます。

トレンドフォロー系は通常、相場が上昇している時に「買いサイン」、相場が下落している時に「売りサイン」を出します。
そのため、上昇が終わりそうな高いところでも「買いサイン」を示したり、下落が終わりそうな安い場所でも「売りサイン」を示したりする場合があります。

一方、オシレーター系は相場の上昇時に「売りサイン」、下落時に「買いサイン」を出しますが、こちらもサイン通り反発せずに損失を被ることがあります。

このように、インジケーターを信頼しすぎると混乱を招き、訳がわからないまま損失が積み上がっていく可能性があるため注意が必要です。

また、フィルター機能を高める目的で複数のインジケーターを使用する場合がありますが、同時に使用している場合も注意が必要です。
それぞれ違ったサインを示す場合があり、もし含み損が生じている状況で、そのような複数のインジケーターが反対のサインを出すことがあれば、「このインジケーターは売りを示しているが、こちらは買いを示しているのでまだ大丈夫だ!」と、都合のいい方のサインを正当化してしまうリスクがあります。

学んだ知識を活かすことは重要ですが、過度な使用は混乱を招き、「躊躇」や「誤った判断」を生む可能性があります。
インジケーターの利点と欠点を理解し、自身のトレードに適したものかを見極めることが重要です。

ちなみに、私は移動平均線以外のインジケーターはほぼ使用しません。
時折ストキャスティクスやフィボナッチリトレースメントを使う程度です。
余計な判断を生んで混乱した経験から、ローソク足の動きとチャートパターンを重視しています。

Zaiken_Methodも、相性の良い相場状況では、サイン通りのトレードでも高い勝率が期待できますが、飽くまでもエントリータイミングを早めるための「裁量の補助」としての位置付けです。

以下は、Zaiken_Methodのエントリーシグナル例です。月足から1分足全てで使用可能ですが、基本的に15分足以下でエントリータイミングを早める際に使用しています。

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