シモキタの話と「街」の捉え方
【変わるシモキタ、変わらないシモキタ】梅雨明け後の炎天下、わけもなく自転車で走り回りたくなって、理由もなく下北沢に向かった。四年間通ったキャンパスが近いこともあって、幾度となく訪れた思い出深い街だ。
池ノ上方面から茶沢通りを越え、駅前の商店街まで走ってきて、その変わりように驚く。
よく使ったバンドスタジオや古着屋が、どれも見覚えのない店にとって代わっている。街の新陳代謝が、普通よりもだいぶ早く進んでいるらしい。
「新陳代謝」というと「古い角質が落ちて新しい皮膚が現れる」