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20020324 MRワゴン

 久々に物欲$${^{*1}}$$を刺激する自動車を見つけた。近所のの自動車販売店で展示してあるのを見かけてビビビ$${^{*2}}$$ときた。

 スズキの「MRワゴン$${^{*3}}$$」という名の軽自動車である。去年の11月に発表されたが、私は全然知らなかった。形がいい。全体は本田の「Fit$${^{*4}}$$」に似ているが、顔つきが断然MRワゴンの方がいい。

 最近の自動車のデザインはグリルと呼ばれる前面に取り付けられた飾り格子が大きい。グリルの機能はエンジンの冷却水を冷やす為の空気を取り入れることだから、大き目の方がよさそうな感じがする。しかし実際はグリルからの空気の取り入れは少なく、バンパー下の部分から殆どの空気が入ってくる。従ってグリルは意匠の為だけ$${^{*5}}$$に付いているようなものである。

 昔の自動車$${^{*6}}$$はグリルが必要であった。少々大きくても仕方がない。しかし現代の自動車では機能していない。それなのに機能があるかのように目立つグリルは下品である。

 機能が意匠に反映されるのは大いに歓迎することである。見た目だけで機能が全くない意匠もそれはそれで好ましい。しかし見た目以外に機能が全く無いのにもかかわらず、何かしら機能があるかのような雰囲気を醸し出す中途半端な意匠は駄目だ。他にトランクに付いている羽根などがそうである。

 MRワゴンのグリルは小さい。意匠に徹している。そういうところがまず、いい。加えて車体の形がいい。物凄くいい。あとは内装$${^{*7}}$$である。軽自動車は値段を安くするため内装をかなりケチる。その結果、自動車に関わる時間のうち最も長く目に触れる室内が貧乏臭くなって辛い。少なくともこれくらいの内装$${^{*8}}$$であって欲しい。これが無理ならこれ$${^{*9}}$$でもいい。

 まだMRワゴンの内装$${^{*7}}$$の現物を見ていないが、期待は全く出来ないだろう。この値段$${^{*10}}$$では内装に金はかけられまい。

*1 20010610 漢字ポスター
*2 妖怪大全 ねずみおとこ
*3 スズキ MRワゴン 2001年式モデル 660 G AT のスペック詳細 | 新車・中古車見積もりなら【MOTA】
*4 Fit
*5 Alfa Romeo
*6 HISTORY|Mercedes-Benz LIVE!(メルセデス・ベンツ ライブ)
*7 2_o.jpg (JPEG 画像, 583x437 px)
*8 THE A-CLASS
*9 3_o.jpg (JPEG 画像, 583x437 px)
*10 MRワゴン >>> 価格表

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