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20060206 MRワゴン(2)

 現行の国産車で唯一気に入っていたMRワゴン$${^{*1}}$$の意匠が変わってしまった。この自動車は2001年11月に発売が開始された$${^{*2}}$$。そして今年の1月に意匠の大変更$${^{*3}}$$が行われた。車名は同じだが、意匠がまるっきり変わってしまったので、もう同じ自動車ではない。どうしてこういうことをするのだろう。購買者の意見を採り入れた結果なのだろうか。

 先代の型では小さな改変を重ねていく内$${^{*4}}$$に下品な意匠になっていった$${^{*5}}$$。今から考えると意匠が大きく変更される可能性は大いにあったと言うことだ。下品になったから反省して大きく変更されたのではないかという意味ではなく、安易な改良が施されるぐらい最初の意匠に対しての信念がさほどなかったという意味である。

 商品は売れなければ意味がない。民衆に阿なければ、ものは売れない。だから売れそうな形にするのは当たり前である。臨機応変に対応していくのは重要である。意匠に固執して会社が傾いては、何にもならない。それにしてもMRワゴンは臨機応変しすぎている。もう少し何とかならなかったのか。ひどすぎる。

*1 20030718 好きな形をした自動車
*2 20020324 MRワゴン
*3  ■ carview ■ スズキ MRワゴン - クルマ総合カタログ
*4 MRワゴン カタログ【carview】スズキ MRワゴン (2004年)のカタログ情報
*5 20050901 柳宗理の自動車

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