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『 お金が無い!!』

タクシードライバーは不特定多数を相手にする同じサービス業でも他とは少し変わった面白い?特徴があります。

基本、どんなお客様もご乗車の意思があればお乗せしないといけない決まりがあるのですが。

それを拒否できるケースは・・・

1 乗客が法令または公序良俗に反する行為を行い、制止に従わないとき
これは,乗客が車の中で暴れて危険な場合や,他の乗客に迷惑をかけるような行為を止めないときなどを指しています。
その他,喫煙・飲酒なども含まれます。

2 乗客が危険物を携行しているとき
飛行機などでもありますが,法令により定められた制限を超えた火薬類・揮発油・有毒ガス発生物質等の危険物を所持している場合は,乗車を拒否することができます。

3 泥酔者または不潔な服装をした者等であって他の乗客に迷惑となるとき
過度に酔っ払っていたり,不潔な格好をしていて車内の清掃や消臭が必要なほどであったりする場合には,乗車を断ることができます。
4 付添人が伴っていない重病者
5 インフルエンザ等の感染病に罹患している所見があるとき

上記のようなケースも乗車を断ることが可能です。
(以上ネットより抜粋)

よって上記外の乗車拒否はルール違反なのです。

そんな様々なお客様の中で一番厄介と言うかめんどくさい事例は目的地に到着して精算の段階で「代金支払いの持ち金が無くカード類もない。」

平たく言えば「金がないから払えない」

えっ⁇

常識からは考えられないのですが、たまーにあるんですこんなケースが、、。

対処法ですがそんな時はほとんどのお客様は酔っていらっしゃいますから、なんとか財布から支払いの手掛かりはないかとすったもんだするのです。

それでもダメなら、、
とどのつまりは
お巡りさんのお世話になるしかありません。

こんな時はだいたいお決まりの深夜。

交番が近ければ仮眠しているおまわりさんに起きて頂き、事の顛末をお話しして何とか解決に導く。

交番が近くにない場合は緊急電話で現場までご足労頂くわけです。

結果、代金回収できる時とできない時があります。

そう、
時間を取られても何とか精算出来れば良いのですがそれができない時は、、
悩ましいですね〜😕

支払いたくても無い袖は振れない。 

なので警察官立ち会いの下、個人情報をもらい後日の支払い方法を確認の上、約束してもらう。

まあ意外と回収は出来るものですが、私自身はかつて一度大きな金額が我が身に降りかかりました。

全て自己弁済になったのです。

ここでの詳細は機会が有ったらまた後日お話させて頂きます。

大変悔しいですけどまあ、長い間この仕事をしていればいろんなことがあります。

やむを得ない事かもしれません。
ついてなかったなぁと・・・。

でも悔しいです😠

コラム・タクドラ@zakkiy