情報カードを書くための再読

昨日、清水幾太郎の『論文の書き方』でおもしろかったところを、情報カードに抜き書きしようとした。

本の内容を忘れてしまっていたので、線を引いた箇所をただカードに移しても、身にならない気がした。

そこで、始めから読み直した。

といっても、途中から自然と拾い読みになっていく。

今の自分に必要な気がする章はゆっくり読むし、そうでないところは思い切って飛ばす。

だから、読んだ当初は数日かかったであろう本書も、2時間もかからずに再読できた。

カードは、読み終わってすぐに書けばいいとは限らない。

少し寝かせる必要がある。

新聞スクラップをいつするかという話と、と少し似ている。

とはいえカードをコツコツ書くことが習慣になっていないと、今回のように内容を忘れてしまうこともある。

(それでも「いい本だった」という感覚だけは残っていたので、カードを書こうと思ったし、再読もしたわけだ。もっと遅くなったら、究極、読んだことも忘れるかもしれない)

最近ようやく、

・「1日1枚」

・書いたかどうか手帳に記録

・書けなかった分は後日多めに書く

というルールができたので、量産できそうだ。

カードを量産するということは、のちのちネットワーク化される知識の断片を量産する行為だ。

こうしてどんどん、つまらない読書をしている人と話が合わなくなっていく。

さようなら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?