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KAZUYA&高品、感情が重いのはKAZUYAの方じゃね問題

タイトル通りの記事である。
KAZUYAさん、表情がそんなに顔に出ないだけで結構なクソデカ感情を高品くんに抱いている。それを検証してみた。みんなもKAZUYAさんの高品くん大好きっぷりに震えてほしい。

※SDKは「スーパードクターK」の略

・SDK1巻カルテ1「炎の中の救出劇」
記念すべき第一話。KAZUYAさんと高品くんの出会い。患者に親身になり自らドナーの説得に赴いたり、自分の患者だから手伝うと言い出したり、この時点でKAZUYAさんの好感度を上げている。だから別れ際にちゃんと本名を教えてもらえたのだろう(なのでこの時点では高品くんは彼のことを「カズヤ」という人だとしか認識していないはずだ)。……そう、覚えておいてもらいたいのだが、この時点ではただ一度手術を共にし、名前を教えた程度の関係である。っていうかここで教えるのが「K」じゃなくて「KAZUYA」なのが既にやばくね?

・SDK1巻カルテ4~5「心臓を狙われた男1」「心臓を狙われた男2」
わざと轢き逃げをしたまだ生きている男の心臓を移植しろと言われたKAZUYAさんは、「信頼できる助手が必要」と言って寺沢病院に電話をかけ、高品くんを指名した。その時に心臓移植をしたと見せかける細工に必要なものを持ってこさせている。
……うん、おそらくこれを読んでいる方はみな私と同じ気持ちだろう。確認するがこの時の高品くんとKAZUYAさんとの関係はただ一度手術を共にし、名前を教えた程度のものである。電話に出た高品くんは「あなたはあの時の」「覚えていますとも!」と言っているので、エピソードの間に交友を深めたという可能性もない。そして、もちろんこの手術がやべー連中に依頼された危険なものだとも伝えていない(やべー連中の前で電話したので言えなかったのかもしれないが)。
なんでその程度の関係でここまでのクソデカ信頼をぶつけてくるんですかこの人!?!?!?
そりゃ高品くんは良い奴だけど!!!! ここまで急に距離詰められると怖いよ!!!!!
なお、そんな事をされても高品くんは当たり前のようにKAZUYAさんに協力してくれるのであった。そりゃ好きになっちゃうわ。

・SDK2巻カルテ6「板ばさみ」、カルテ7「命の重み」
KAZUYAさんは既に高品くんに頼まれればホイホイやってくるようになっている。「心臓を狙われた男」からずっと高品くんの出番はなかったはずだが、知らん間に交流を深めていたようで、KAZUYAさんの連絡先をゲットしている。ちなみにこの話が朝倉くんの初登場回である。当初はそりが合わなかった朝倉くんとKAZUYAさんだが、そんな二人に好かれている高品くんは板ばさみである。しかも高品くんから事情を聞けば一度対立した相手の子でもちゃんと助けに来てくれる、KAZUYAさんはそういう男である。そして朝倉くんの子が無事に生まれるか心から心配してくれる、高品くんはそういう男である。

・SDK3巻カルテ6「不意の知らせ」、カルテ7「医師の決断」、カルテ8「ダブル・オペレーション」
高品くんが交通事故にあう回。『K2』では「私は交通事故に遭ってね……」とか都合の悪いところを隠蔽していたが、そうは問屋が卸さない。経緯はこうだ。
Kを呼び出しておいて遅刻寸前→Kって遅れたら怖そうだなと思って信号が点滅しているところを無理に横断→飛び出してきたタクシーにはねられる
バカ!!!!!!!!!!このおバカ!!!!!!!!!!!!!!!
高品龍一史上ベスト3に入るバカ行いである。こんなしょうもない理由で死にかけるな。
KAZUYAさんの気持ちを考えて欲しい(以下しばらく妄想)。待ち合わせ時間直前になっても高品くんが来ない、事故があったという噂を耳にする、救護に行って遅れてるのなら文句は言わないでやろうと考え自分も手伝いに行く……事故現場に転がっていたのはよりによって待ち合わせ相手。最悪である。そりゃ「……た……!!」って絶句する。
だがそこは好感度モンスター、「オレの腕が4本あれば……!! 高品……!!」とKAZUYAさんが絶望しかけているとこにやってきた朝倉くんとのタッグで九死に一生を得る。朝倉くんに至ってはこの時勝手に職場を抜け出した事でクビになった。つまり『K2』で譲介くんがアメリカに留学できたのは高品くんがしょうもない理由で事故ったからである(ここで朝倉くんがクビにならないとアメリカに移住しないため)。こんなしょうもない理由でも歴史は変わるのだ。

・SDK3巻カルテ9「アイドルの選択」、SDK4巻カルテ1「感激の瞬間」
高品くんのお見舞いにKAZUYAさんが来るのは今更だが、高品くんの一生のお願いを引き受けてコンサートの付き添いをしてくれるのはだいぶ仲良し度が上がっている。高品くんもKAZUYAさんとの付き合い方がわかってきたのか、容赦なく振り回すようになった。

・SDK4巻カルテ8「硬膜外麻酔」
ヒロイン七瀬さん初登場回……なのだが、その裏でKAZUYAさんの高品くんへのクソデカ信頼がやばいので紹介。
患者を抱き上げ4階から飛び降りたKAZUYAさんは、患者を待機していた高品くんに託す。なお高品くんはまだ頭に包帯を巻いている。病み上がりの友人を荒事に巻き込むなや!!!!!!!!!!!!!
KAZUYAさんから託された患者を助けるため、高品くんは『K2』で道尾先生がやっていた硬膜外麻酔を走る車内で成功させるという凄技を見せる。しかもこれが初めて。すごい。でも病み上がりにこんな事させんな。

・SDK6巻カルテ1「朝倉雄吾奮戦!!」
タイトルからわかる通り朝倉くん回だが、冒頭は職場復帰した高品くんが朝倉くんからの手紙を読んでいるところにKAZUYAさんが来たところから始まる。で、問題は「KAZUYAさんは何しにきたのか」だ。別に手術で呼ばれたわけでもなさそうなのに、わざわざ高品くんの職場に押しかけている。ただ高品くんに会いたいから来ているとしか思えない。

・SDK7巻最後「人物ファイル1」
まさかの主人公より先に紹介された男、高品龍一。身長や体重はもちろん、誕生日や家族構成などわかる。とりあえずここで述べておきたいのは、高品くんの誕生日は4/30だということだ。もうすぐですね。

・SDK8巻カルテ6「モンダイの看護婦」
高品くんの未来の奥さん、斉藤くん初登場回。この人また呼ばれもしないのに高品くんの職場に来てる……「フフ……ずいぶんとお困りのようだな高品先生……」とか言って穏やかな笑顔でてんてこまいの高品くんを手伝ってくれている……。そして落ち着いたら二人で高品くんの淹れてくれたインスタントコーヒーでのんびり。な、仲良しですね……。いや、この人大垣先生の診療所にも結構出没するから高品くんだけが特別とは言えないのではないか? でも大垣先生は大学時代の先輩でもとから付き合いがあったんだよな……。高品くんはたまたま手術を一緒にしただけのところから始まってんだよな……。KAZUYAさんどんだけ高品くんの事が気に入ってるんだ……。

・SDK8巻カルテ7「名投手の秘密」
いきなり二人で野球見に行ってる!!!!! もう完全にプライベートでも友達としてお付き合いしてる……。なお座る場所は高品くんの斜め右後ろ。隣同士だった一人先生と富永先生よりは少し距離がある。

・SDK9巻カルテ4「刺客の誤算」
あまりに高品くんに頻繁に会いに行くため、KAZUYAさんをおびき寄せるために高品くんが利用される回。命を狙ってくる刺客にまでちゅきちゅきだいちゅきっぷりがバレてるのはさすがにやばい。そのせいでKAZUYAさんはマジで死にかけるのであった。なんつうガバだ。心配になる。

・SDK10巻カルテ6「反逆の天才医師」、カルテ7「守られし契り」
稀に突然挟まれる江戸時代編その1。だがここで問題にしたいのは、呼ばれてもないのに高品くんの職場にやってきて待合室の片付けを手伝い、Kの一族に語り継がれる昔話を高品くんにしてくれる点である。
そういうのって……一族の間だけの口伝と違うんですか……?
そもそも何で高品くんのところに……いやなんかこの疑問も野暮になってきたな……。

・SDK11巻カルテ1「五ツ星の料理人」、カルテ2「失われた舌の記憶」
看護婦3人をクラスメイトの店に連れて行った時に起こった騒動について、当然のように病院に押しかけ当然のようにお茶を出してもらっているKAZUYAさんに高品くんが説明していた。……うん。その上脳は専門外でクラスメイトの力になれず落ち込んでしまった高品くんの様子に気づき、高品くんにも出来る事があると「チラッ」してくる。KAZUYAさんに促され、高品くんは苦手な甘いもの味見ノックをする事になるのだった。いくら促されたとはいえ、マジでやってくれるのは高品くんの善性が伺える。
なお一ヶ月後のオチにも何故かKAZUYAさんおる。なんで? そんな頻繁に会いに行ってるの?

・SDK11巻カルテ3「1週間後の死刑宣告」、カルテ4「手がかりは"蚊"?」、カルテ5「よみがえれ! K!!」、カルテ6「予期せぬ歓待」、カルテ7「墓穴……」
KAZUYAさんが花京院(偽)の罠で死にかける回。やたら苦しんでる様がえろい。そんなKAZUYAさんを助けるために呼ばれた名医だらけのチームに当然高品くんもいるのであった。そしてヒロイン七瀬さんより先にKAZUYAさんのために泣く。そういうところが気に入られたのかもしれない。よだれ垂らして割と最後まで寝てるけど。七瀬さんが病室で泣いてたのバラすけど(真っ先に泣いたのお前やろ!)。

・SDK11巻カルテ8「天敵!」、カルテ9「奇妙な爪をもとめて」、SDK12巻カルテ1「腐ったリンゴは」
また何の説明もなく高品くんのとこにいる……しかも仕事中の高品くんの様子を見物しているのだが、本当に何しにきたんだこの人は。高品くんの高校時代の同級生が割ときつくて微妙に引いてるのがKAZUYAさん可愛いポイント。

・SDK12巻カルテ2「出動要請!」、カルテ3「素人手術」
当たり前のように寺沢病院にいて、当たり前のように寺沢病院にかかってきた電話を取り、当たり前のように救急隊員に指示を飛ばしている。なんかもう怖くなってきた。なんだこの人。

・SDK13巻カルテ4「医師として!!」
最後のオチで似合わない台詞でKAZUYAさんを励まそうとする高品くん。可愛い。

・SDK13巻カルテ9「疑惑のワンナイト」、SDK14巻カルテ1「無罪放免?」
酔った勢いで未成年に手を出した疑惑をかけられた高品くんのもとに当然のようにやってきたKAZUYAさん。なお彼にも疑いの目を向けられている(その時の疑う顔がやたら可愛らしい。涙目の高品くんと合わせて可愛いの二乗だ)。どうやらKAZUYAさんも高品くんの酒癖の悪さをご存知のようだ。一体いつ飲みに行ったんだ、何故それを読者に見せてくれない。その上「高品は逃げなかったぞ」と本人のいないとこで褒めてくる。
なお患者退院の日に聴診器をあてるのにスカートまで脱げと言った事がバレて上がった株はまた下がった。

・SDK14巻カルテ6「VIPルームの入院患者」、カルテ7「組長の勲章」、カルテ8「最善の方法は?」、カルテ9「極道の流儀」
KAZUYAさんと高品くんのツーショット扉絵から始まるこの回、高品くんがヤクザの入院患者に苦労させられた話を何故かいてお茶をごちそうになっているKAZUYAさんが以下略。そのヤクザが退院した後も当然のようにいて病院でだべった後に一緒に赤ちょうちんに行こう!と高品くんに誘われている。「お前の酒好きには困ったもんだな……」と言いつつ笑っているので誘われて嬉しいのだろう。まあこの後ヤクザに拉致されてしまうが……(関係ないけど真っ先に口を塞がれた高品くん、ヤクザにも騒ぎそうだと思われているらしい。合ってる)。高品くんはヤクザに殺されないどころかお礼を言われて安心したのか気絶してしまうのだが、「意外と気が小さいようで」というヤクザの言に堂々と「ウムそうなんだ」と肯定。KAZUYAさん、さらっとひでえ。

・SDK15巻カルテ1「初恋の人」、カルテ2「急接近!?」、カルテ3「心の読影試験」
高品くんの初恋の話。サラリーマン家庭出身で苦労していた高品くんはこの頃からガッツのある男だったようだ。そういうところが龍太郎くんと異なる点だが、グモモ……してるのは龍太郎くんにそっくり。あと模試でトップ取れるまでに成長した辺り学生時代から優秀じゃないですか! 朝倉くん3位だぞ!
その初恋の相手は死んでしまったが、何故かいて話を全部聞いていたKAZUYAさんが彼女の最期の返事を読み解くヒントをくれたのであった。めっちゃいい話なのだが、「何してんだこの人」感はだいぶある。いい感じの話してて入りにくかったのかな……。

・SDK15巻カルテ7「斉藤、我慢の限界」
また高品くんに会いに来たKAZUYAさんが以下略。斉藤くんにコーヒーまで淹れてもらっている。高品くんが斉藤くんの待遇を上げるよう交渉しているのを聞いて斉藤くんが転職をやめる回なのだが、その破いた退職願を拾い上げたKAZUYAさんが笑うところでこのエピソードは終わる。……なんでいるの?

・SDK15巻カルテ8「変身願望」、カルテ9「傷は残った!」
稀に突然挟まれる江戸時代編その2。高品くんが雑誌を読んでいるので完全に休憩中だ。なんでいるのこの人? しかもなんで一族にだいだい伝わる話をしてくれるの?

・SDK17巻カルテ3「虚像の収支決算」
何故かオチで一緒に新聞を読んでいる。なんでやねん。

・SDK19巻カルテ2「もう1つの顔」、カルテ3「裏の報酬」
Kが金がある方の手術を優先するなんてありえん! と高品くんがKAZUYAさんを尾行する回。完全に誤解なのだが、KAZUYAさんが間違った事をしていると思ったら糾弾しようとするのはKAZUYAさんが高品くんにとって大事な友人だからだろう。つくづく仲の良い2人だ。

・SDK19巻カルテ8「異国からの来訪者」、カルテ9「次代に遺した遺産」
また高品くんのところでだべってる……。それはもういいが、高品くんは遺産なんてデリケートな事をKAZUYAさんに聞くな(この人両親に先立たれてるんだぞ)。

・SDK20巻カルテ4「恐怖の研究」
またKAZUYAさんがだべりに来るだろうと予測したTETSUが寺沢病院を訪れるようにすらなった。
ドクターTETSUにまでKAZUYAさんが高品くん大好きな事がバレている……。

・SDK21巻カルテ3「患者の心を開く方法」
自分のマントを羽織る高品くんを微笑みながら眺めるKAZUYAさんという扉絵から始まる今回の話、なんとKAZUYAさんは全く出てこない。全く出てこないのに扉絵だけでとんでもねえ衝撃を残していきやがった……。KAZUYAさんは出て来ないが、高品くんの好感度モンスターっぷりが発揮される最高の高品回である。

・SDK21巻カルテ4「聖夜に花束を!」
今回はマジで用があってイブに呼ばれたKAZUYAさん、ついでにシャンパンをごちそうになっている。また、1年前に担当した患者に何かあったら寺沢病院に連絡するよう言っていたようだ。勝手に寺沢病院を自分の窓口にすな。その時の患者に死なれてセンチメンタルになっているKAZUYAさんを心配し、高品くんは彼を気遣う。本当につらい時に気遣ってくれるのが、高品くんの好感度モンスターたる所以である。

・SDK21巻カルテ6「死の闇からの脱出」
当たり前のように高品くんに会いに以下略。人間は心臓が止まっていてもちゃんと聞こえているよって話。

・SDK22巻カルテ7「Kに伝えろ!」、カルテ8「K VS. K」、カルテ9「ニセK執刀!」
初手でいきなりリンチにあった高品くんがパンイチで逆さ吊りされてる回。KAZUYAさんの偽物がヤクザ相手にやらかし、KAZUYAさんの関係者という事で襲われたので完全なるとばっちりである。だが当人は「Kはそんな人じゃない」「何かの間違い」と付き合いをやめる気は一切なかった。こんなのKAZUYAさんだけじゃなくて読者みんな好きになるわ。ちなみにもう一人やられたのは大垣先生だったので、やっぱり普段どこに入り浸っているのかが周囲にバレている。

・SDK23巻カルテ1「死に神博士」
当たり前のように高品くんに会いに来て食堂で一緒にご飯。もう顔見た瞬間いつものコーヒー出されてそう。

・SDK23巻カルテ8「弟欲しいよ!」
当たり前のように以下略。診察時間は終わってるのにお茶してるって事は完全にプライベートである。

・SDK24巻カルテ1「ふたつの人生」、カルテ2「二俳優」
珍しくまともな理由で高品くんのところにいる。なおオチでは二人でコーヒー飲みながらテレビ見てる模様。

・SDK24巻カルテ8「うまい寿司とは!?」、カルテ9「職人対決!!」
治療した患者にお寿司を奢ってもらう回。寿司屋の大将が病気だと気づき、当たり前のように寺沢病院に連れ込むKAZUYAさん。あんたの病院ちゃうぞ。せめて高品くんに話を通せ。しかも高品くんが夜勤だと知らんかったようなので、勝手に病院の設備を使うつもりだったらしい。この人、友達の勤務先を自分の私物かなんかだと思っていらっしゃる? そして患者に例を見せるためとはいえアンモニアを至近距離で嗅がされる高品くん、気の毒。

・SDK25巻カルテ3「いつか出会った命」
もはや説明もなく当然のようにオペやってる。

・SDK25巻カルテ4「高品の確信」、カルテ5「高品の決断」、カルテ6「高品の結論」
出世し見事なオペをこなす高品くんの勇姿を少し離れたところから嬉しそうに見守っている。もう今さらだけどせっかくの高品くん回なのでちゃんとツッコもう。なんでいるの?
なお院内感染が起きてしまいピンチになった高品くんのために大量の薬を持ってきてくれたりもする。
そして最後には寺沢病院をやめ、開業する事に決めた高品くんと彼についていく事にした斉藤くんを背後から見送るのだった……。めっちゃ良いシーンだが冷静に考えるとやってる事は出歯亀である。

・SDK26巻カルテ4「おれの診療所」、カルテ5「おれたちの診療所」
当たり前のように診療所の開業の手伝いに来るし、オペをやろうかと言ってくれるし、高品くんのために1000万円の小切手を用意する男KAZUYAさん。……やべえ。でも斉藤くんもまだ付き合ってるわけでもないのに500万円立て替えてくれるので、一番やべえのは高品くんの人望である。これが好感度モンスターだ。

・SDK29巻カルテ3「招かれざる客」
特に何の説明もなく二人で夜食の買い物に出ている。なんでやねん。怪しい人物を尾行する高品くんに「オレ達の領分じゃないのでは」と正論を言いつつKAZUYAさんは素直についてくる。付き合いのいい人だ……。こうして高品くんの診療所にはでっかいサナダムシの標本が飾られるようになったのであった。

・SDK29巻カルテ4「儲かる医者」、カルテ5「恐るべき陰謀」、カルテ6「赤ん坊を救え!」
また当たり前のように診療所に以下略。寺沢病院に見向きもしない辺り、本当に高品くん目当てだったんだな。悪い医師にメスをつきつけるKAZUYAさんを見て全てを察し、頼まれた事を引き受ける高品くん。強い信頼関係が伺える。

・SDK29巻カルテ9「予感」、SDK30巻カルテ1「大波乱」、カルテ2「愛のゆくえ」、カルテ3「女の決断」
高品くんプロポーズ回。高品くん、初恋の相手にもそうだったけど、好きと思ったらすぐ結婚申し込んじゃうタイプなんだな……。そしてKAZUYAさんはその婚約報告を受けたのだが、なんと全くこの二人の間にフラグが立っていることに気がついていなかったようだ。嘘だろ!?!?!?! 「高品の結論」の「私じゃ……イヤなの?」を見ておいて気づかなかったのか!?!?!? その現場を見てない七瀬さんも気づいているのに!?!?!? この人、もしかして朴念仁という奴なのでは……?

・SDK30巻カルテ4「Kの恩師」、カルテ5「忘れられぬ手術」
当たり前のように診療所に以下略し、恩師の話をしたら帰っていく。何しに来たんだこの人は。めっちゃ良い話だったけど。

・SDK31巻カルテ5「お茶をどうぞ」
せっかくだからで高品くんの診療所に顔を出してきたKAZUYAさん。いつも顔出してるじゃんというツッコミは禁句。ちなみに会社の女の子たちの異物混入所業を聞いてドン引きしコーヒーをそっと置くのはこの回。

・SDK32巻カルテ4「緊急事態」
当たり前のように高品くんの往診に同行するKAZUYAさん。彼の体調に悪化の兆しが出てくるのもこの回。

・SDK32巻カルテ5「黒い影」
当たり前のように寺沢病院に高品くんを連れて行くKAZUYAさんとKAZUYAさんの体調を心配する高品くん。

・SDK33巻カルテ1「運の悪い男」、カルテ2「迷い」、カルテ3「運命の日」、カルテ4「異変」、カルテ5「原因不明」、カルテ6「わかれ」
珍しくちゃんと用があって高品くんのところに来たと思ったら、自分の手術をしてくれと言い出した回。お互いに「これがオレの『信頼』だ」と言わんばかりにクソデカ信頼を見せつけてくる。KAZUYAさんは相手が信頼できなかったら麻酔なしで手術を受ける男なのに、主治医の高品くんにはカルテを見せろとすら言わない。高品くんはKAZUYAさんを「あこがれで師で友で家族」とまでモノローグで語る。あと苦しむKAZUYAさんの顔が拝めます。

・SDK34巻カルテ1「怖いもの知らず」、カルテ2「命の重さ」
風邪を引いた高品くんがKAZUYAさんに留守番を頼む回。そんな急に電話しても来てもらえるくらい、いつも高品くんの近くにいるんですか?

・SDK34巻カルテ3「めざせ大関」
当たり前のように高品くんとこの診療所で相撲を見ている。なおその翌日には相撲を直接見にいきテレビに映る模様。

・SDK34巻カルテ5「宴の裏側」、カルテ6「防災ビルの落とし穴」、カルテ7「男の心意気」
当然のように一緒に病院設立記念パーティーに行く。その他手のひらの火傷を高品くんに手当してもらったりしている。

・SDK34巻カルテ8「メスの秘密」
KAZUYAさんの山荘に荷物を送ると高品くんの診療所に転送されるようになっているらしい。君の家とちゃうぞ。なお魚をおろすのがクソほど下手くそなKAZUYAさんはこの回で見られる。

・SDK35巻カルテ2「罠」
高品くんは出て来ないが、高品くんにつけられた傷(※手術痕)を「医者と患者が生死をかけて戦った証」と称する。

・SDK35巻カルテ5「KAZUYA最初の節目」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。KAZUYAさんのお初話。なお6歳の高品くんは仮面ライダーごっこをして足の骨を折ったとのこと。

・SDK36巻カルテ4「ささやかな反抗」
当たり前のように高品くんの往診に以下略。KAZUYAさんの反抗期の話。

・SDK36巻カルテ5「医療報酬」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。またまた誤解なのだが、KAZUYAさんが良くない事をしていたら必ず注意しに行くのが高品くんである。

・SDK36巻カルテ6「クリスマス・プレゼント」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。

・SDK37巻カルテ4「うまい料理」
当たり前のように高品くんの診療所にいるKAZUYAさんが高品くんの診療所の面々に病院食堂でご飯を奢る回。KAZUYAさんが食事に誘う事はどうも珍しいらしいので、KAZUYAさんと高品くんで飲む時に誘ってるのは高品くんの方なのだろう。

・SDK37巻カルテ5「突然変異」、カルテ6「研究所壊滅」、カルテ7「決死の脱出」、カルテ8「生き残りゲーム」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。

・SDK37巻カルテ9「夜の診察室」
寺沢病院に助っ人に来ていた高品くんが惚れられたところを何故か来ていたKAZUYAさんが目撃する回。また高品くん目当てだろう。

・SDK38巻カルテ3「病気を治す水」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。ついでに高品くんが騙されて買ったバイオ水のからくりも優しい顔で暴いていった。オチでも当たり前のように一緒にいる。

・SDK39巻カルテ1「高品最悪の日」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。高品くんの母親が来る回。その上家にお母さんを連れて帰った高品くんの代わりに診療所にいたらしい。

・Doctor K2巻Karte16「死の淵」、Karte17「ドクターKが消える日」
日本に帰ってきた記憶喪失のKAZUYAさんを迎えに来た中にもちろん高品くんもいる。人物紹介に「Kを慕っている」とはっきり書かれた男となった。しかも高品くん、自分の家にKAZUYAさんを泊めていたようだ。

・Doctor K6巻Karte49「病院壊滅!?」、Karte50「吸血鬼狂騒曲」、Karte51「医師としての戦い」、Karte52「変貌!!」、Karte53「Coming Out!!」、Karte54「最強タッグ結成!!」、Karte55「最強タッグ結成!!」、Doctor K7巻Karte56「未知の領域」
当たり前のように高品くんの診療所以下略。吸血鬼にビビりまくって「ひゃああ……」とか言ったり腰を抜かしたり吸血鬼退治グッズで看護婦を威嚇する高品くんの黒歴史が拝める。「医者のすることじゃないぞ……」とKAZUYAさんに真顔で諭される高品くんは必見。

・Doctor K7巻Karte61「Road to Hospital」
高品くんに借りた車をKAZUYAさんがぶっ壊す回。高品くん、車に救急セットを積んでおけばアンテナを折られずに済んだのにな……デートはおじゃんになっただろうけど……。

・Doctor K9巻Karte74「患者の心」、Karte75「奇跡を願う声」、Karte76「ミステリアス・ボーイ」、Karte77「Kジュニアの正体」、Karte78「黒マントへの道!?」、Karte79「一也の可能性」、Karte80「K、完全復活!?」、Karte81「死者を生き返らせる方法」
KAZUYAさんの癌が転移したため、高品くんも呼ばれてきた。そして幼少期一也くんとの邂逅回でもある。毎度毎度お見舞いやお祝いに来てくれる高品くん、律儀な男である。

・Doctor K10巻Karte82「インターネット・ドクター」
KAZUYAさんの職場に何故か来ている高品くん。ここにきて立場が逆転した……。

・Doctor K10巻Karte85「ドイツ留学」、Karte86「医師としての選択」、Karte87「男と男の別れ」
今回は怪我の手当なので用があってやってきたKAZUYAさん……と思いきや特に用もないのに数日後もいる……。ガ、ガーゼを替えてもらいにきたのかな?高品くんの成功を祝い、夫婦(予定)の水入らずを邪魔しないように帰ろうとしたのだが……。KAZUYAさんと高品くんの関係性の集大成。
何年も一緒にいたのでKAZUYAさんの意図を汲み取れるようになった高品くんは、それがKAZUYAさんの優しい嘘だと分かっていながら受け入れたのだ。だから「いってきます! ……そして……さよなら……」なのである。
このシーン何度見ても情緒がおかしくなる。

・Doctor K10巻Karte91「出会い」
みんな大好き龍太郎くん登場回。この時の龍太郎くんは医大生だが、やっぱり親子関係はうまくいっておらず、こづかいせびりに来るだけの関係っぽい。「龍太郎にも私のような出会いがあれば……」と言っているが、絶対必要なのはそれだけじゃないと思う(一人先生のもとにいる龍太郎くんを見ながら)。あと院長室にKAZUYAさんとのツーショットが飾ってあるのだが、これいつ撮ったんだろう。

おわかりいただけただろうか?
皆もKAZUYAさんのクソデカ感情を拝んで情緒をおかしくしてほしい。

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