近況!

お久しぶりです!
最近忙しい……というほどでは全然ないのですが、微妙にnoteを書く時間を作れずいつの間にか前回の投稿から4ヶ月も経ってました。ようやくやるべきことがひと段落ついたので、今回は近況報告みたいなことをしたいと思います。


資格試験を受けました


めちゃくちゃ久しぶりに試験勉強というものをしました。最後に教科書と向き合って勉強したのっていつだ……?とにかく久しぶりです。
今回受けたのはFP(ファイナンシャルプランナー)3級です。取得しようとしたのは仕事で必要とかでは全然なく、個人的にお金の勉強をしたかったからです。

私は現在母と二人暮らしをしています。どうも1〜2年前から私の想像以上に家計が苦しかったらしく、母が一人で抱え込んでしまいちょっと家がゴタゴタ……としまして……。詳細は省きますが……。現在は解決しています。
私に相談してくれなかったことがかなりショックだったのですが、事が発覚するまで全然気づかなかった自分も情けなく……。こういうお金に関する無知さが、母に頼りづらいと感じさせてしまった原因なのかもしれないと反省しました。

「もう少しお金に関する知識をつけたい!」「お金に関心があることを母にアピールしなければ!」という目的のもと、お金に関する幅広い知識を学べ、かつ合格率も高いと噂のFP3級に挑戦することにしました。自己採点したところ合格ラインには到達していそうなので、マーカーミスさえしていなければ合格しているのではないでしょうか……。

今回勉強して気づいたことは、知識があるのと無いのとでは見える世界が違うということです。税金や保険の話など、知識が無い頃は「なんか難しいな〜」で流しがちでした。しかし今は「確定申告と年末調整の違いってこういうことか……!」「私が入ってる保険って分類するとここに当てはまるんだ〜」(お恥ずかしながら、勉強する前はこのレベルで無知無関心でした)と理解できるようになり、世界の解像度が少し上がったように感じます。理解できることが増えると嬉しいし、楽しい……。

イラスト本の原稿もあるのでしばらくはそちらに集中するつもりですが、落ち着いたら別の資格を取るのもいいな〜と思ってます。興味があるのはIT系。


最近読んだおすすめの小説


・安部公房『砂の女』
砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底にある一軒家に閉じ込められる話です。
戦後文学の最高傑作の一つと称されている作品みたいですね。余暇で訪れた先で蟻地獄に囚われてしまった焦燥、怒り、悲しみ、そして家主の女性との官能……混乱の中でもがき続ける男の描写にははらはらさせられます。読後、余韻に浸りたくなるような作品でした。

▼安部公房『砂の女』


・浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』
新進気鋭の企業の最終選考に残された6人の大学生。内定を賭けた最後のグループディスカッションで、彼らの"弱み"が書かれた6通の告発文が発見される……という話です。
『十角館の殺人』に並んで、今年読んで本当に良かった小説の一つです。構成、伏線の張り方、キャラクター、そのどれもがとにかく「巧い」。この一言に尽きます。ぜひともネタバレ無しに読んでいただきたい。

▼浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』


次はあらすじに惹かれて購入した辻村深月『琥珀の夏』を読もうと思います。その次に、SNSのフォロワーさんにプレゼントしていただいた夕木春央『方舟』、三島由紀夫『岬にての物語』にも手をつけていきたいです。


今回はこれくらいで!ここまでお読みいただきありがとうございました!


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