始めに

こんにちは！9月1日にLOW  HIGH WHO?からEP "MISSION" をリリースするMC/TrackMakerのzamaと申します。

今回のリリースは、従来の配信に加えてLOW HIGH WHO?オンラインストアにてCD-Rでのフィジカル販売も予定しておりますので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。

"MISSION EP" には、ご購入者様限定の仕掛けがあり「04. 隣人 feat. YAMANE」を逆再生することによって、シークレットメッセージを聞くことができます。そして、iTunesでデータをご購入頂くよりも、CD-Rの方がお得なお値段(¥800)になっていますので、フィジカルのご購入を強くおすすめしています。（LHW?主宰nelさんの手作りレコードジャケットもかっこいい仕上がりになっています！）

オンラインストアでは、ご注文金額が2000円以上で送料無料となっています。そこで、LHW?ヘッズでもある僕が "MISSION EP" と併せておすすめしたい作品5つを価格が1999円以内で現在在庫があるCDアルバムという条件の元、独断と偏見で選んでみました。ぜひご参考にしていただけると嬉しいです！

①GOMESS - あい

GOMESSさんのファーストアルバムです。1,650円。僕が初めて買ったヒップホップのCDでした。「09. 人間失格」はもはや説明不要ですが、アルバム全体に日本語ラップレジェンド達のパンチラインがサンプリングされており、そこにGOMESSさんご自身の経験が投影されているのがとても美しいです。「10. 笑えてた feat. Paranel」はYouTubeにレコーディング時の映像がありますが、こちらのアルバムを通してから試聴すると更にグッときます。

また、GOMESSさんは僕の前作 "LOUNGE" にて、ゲストとしてご参加いただいております。こちらもぜひチェックしてみてください。

②GOMESS - し

GOMESSさんのセカンドアルバムです。1,890円。こちらのアルバムには名曲「01. LIFE」が収録されおり、僕も大好きな一枚です。 "あい" よりも悲壮感が強いですが「02. 笑わないで with いな (QQIQ)」や「12. 時間」などのトラックからは真冬の日差しの様な眩しさも感じられます。僕の中で思い出深いのは「08. カーテンのない部屋」。GOMESSさんのお宅にお邪魔した際、本当にカーテンがない光景に感動しました。

今回の選考基準からは外れていますが、GOMESSさんのサードアルバム "てる" を最後とし、「あいしてる」三部作は完結しました。どれも素敵な作品ですので、お財布に余裕があれば揃えてみてはいかがでしょうか。

③Paranel - スーサイド

Paranel（現nel）さんのサードアルバムです。1,980円。僕がラップとトラックメイクの両方を始めたのは、nelさんの影響です。中でもこの "スーサイド" の音作りがとても好きで、ドラムのリズムパターンや、キックとハイハットのHighの削れ具合は正にヒップホップ。しかし、その上に乗るメロディとボーカルはクモの巣の様に緻密に形成されており、そのギャップに胸をしめつけられてしまいます。部屋で独り、このアルバムを流す時間が僕は大好きです。

音だけでなくジャケットデザインもnelさんご自身が手掛けていますが、MVになっている「03. 紙の街」もご自身がフランスにて撮影されています。クリエイティビティ過ぎて言葉が出ません。

④合田口洸 - remedy

合田口洸さんのファーストアルバムです。990円。このアルバムに収録されている「染まる」のMVを試聴した時の衝撃は忘れません。合田口洸さんもトラックとボーカルの両方を手掛けていますが、音楽という一過性の空間をここまでシンプルかつ動きのあるものに仕上げる力は随一だと思っています。このアルバムも、僕の「04. 隣人 feat. YAMANE」同様、逆再生することによって隠されたメロディを聴く事が出来ます。こういった音楽の楽しみ方を教えてくれた一枚でもあります。

お気づきかとは思いますが、"MISSION EP" (¥800)と "remedy" (¥990)の組み合わせですと、送料無料までにあと210円分のご購入が必要です。そこでおすすめしたいのが "不可思議/wonderboy ポストカード" (¥165)と "LHW?ステッカー 2枚" (¥110)です。どちらもオンラインストア以外では入手困難なグッズかと思われます。コストパフォーマンス重視の方におすすめしたい組み合わせです。

⑤Kuroyagi - PUT THE NEEDLE TO THE GLOOM

Kuroyagiさんのファーストアルバムです。1,650円。そもそもビートがかっこ良すぎます。あのBugseedさんがプロデュースした「04. 夜行」、「11. Song Of The Nocturnal」を聴いていただくのが一番分かりやすいですが、LHW?からもNejさんとEeMuさんが参加されているという、最強なプロデューサー布陣です。そのビート達に絡みついてくる様なスキルフルなフロウも含め、正真正銘リアルヒップホップだと思います。初期LHW?の空気感を新しく持ち上げた、DOPEという言葉が似合う一枚です。

今年の3月にはLHW?主催のパフォーマンスコンテンツ "POETRY_MOMENT" にて「09. 知られてる！」を披露されていましたが、立ち振る舞いからリリックまで、説得力が強すぎます。音楽でここまでの恐怖はなかなか味わえないです。（もちろん良い意味で）

終わりに

いかがだったでしょうか。今回、noteを書くにあたり、多くの作品を聴き返しましたが、やはりLHW?の音楽は唯一無二だと僕自身も再確認できました。そんな音楽達に創作意欲を掻き立てられて生まれたのがzamaであり、今回の "MISSION EP" でもあります。紹介しきれなかった作品も沢山ありますが、ぜひお好みの作品とご一緒に "MISSION EP" をお楽しみいただければ幸いです。

また、"MISSION EP" をご購入いただいた方の中には、楽曲の逆再生が難しい環境の方もいらっしゃると思います。その際は、ご購入を証明できる画像（もちろん、iTunes等でデジタル購入された方も含みます。）を添えてzamaのTwitterかInstagramのDMまでお気軽にご連絡くださいませ。お礼と逆再生を施した音源データの方を送信させていただきます。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。 "MISSION EP" があなたにとって大切な作品になることを心からお祈りいたします。

zama

 "MISSION EP" 

zama - MISSION

01. いき
02. Veleno feat. Klllly(8mileAliens)
03. U. TOWN
04. 隣人 feat. YAMANE
05. いき (Instrumental)
06. Veleno feat. Klllly (Instrumental)
07. U. TOWN (Instrumental)
08. 隣人 feat. YAMANE (Instrumental)

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