皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年から新たなる生活が始まりますが何卒宜しくお願いします。

今年は元旦から様々な事が起こり、1か月どころか3が日の間とは思えない程でした。

さて、今年は辰年という事で前回の予告から予定を変更しまして肩書が「破壊暴竜」であるデスドラゴを紹介させて頂こうと思います。

デスドラゴは『ウルトラマントリガー』5話「アキトの約束」で初登場した怪獣で身長：66m 体重：6万tです。『トリガー』本編よりも6年前に出現した『トリガー』世界の「始まりの怪獣」でヒジリ・アキトの両親を殺した仇でもあります。この時にシズマ・ミツクニの操縦するガッツウィングで右角を折られましたがペルム紀のロシアに生息していた単弓類エステメノスクスを思わせる角から放つ電撃は健在です。

劇中でのトリガーとの初戦ではマルチ・スペシウム光線を受けて逃走するも妖麗戦士カルミラより闇のエネルギーを与えられ、目が赤く変化した破壊闇暴竜デスドラゴに変身しました。破壊闇暴竜に変身したデスドラゴはトリガーをレッキングバーストのようなエフェクトが混ざった電撃と格闘戦で圧倒します。劣勢に持ち込まれたトリガーはスカイタイプに変身しました。サークルアームズを避雷針として耐え続けたトリガーはランバルトアローストライクを放ち、デスドラゴを倒しました。

劇場版『トリガー　エピソードZ』には両方の角が健在の個体が登場し、凶暴宇宙鮫ゲネガーグと共にZ、トリガーとのタッグマッチを繰り広げましたがベータスマッシュとパワータイプのパワーコンビには次第に押され、ゼスティウム光線とデラシウム光流でゲネガーグと運命を共にしました。

『トリガー』の続編『ウルトラマンデッカー』2話「決意のカナタ」にも登場し、『トリガー』から9年後のGUTS SELECTに向けて訓練中のアスミ・カナタらを襲いました。ムラホシ・タイジ隊長が操縦するGUTSファルコンに右角を折られても戦意を喪失せず、通常の電撃に加えて前作で破壊闇暴竜に変身した際に使用したレッキングバーストのようなエフェクトが混ざった電撃も使用し暴れ回りました。左足を負傷したカナタが変身したウルトラマンデッカーをも追い詰め、GUTSホークに左角を折られても暴れ続けました。しかしカナタがディメンションカード怪獣ミクラスを召喚すると形勢が逆転し、セルジェンド光線で倒されました。

デスドラゴのスーツは『ウルトラマンタイガ』１話に登場したヘルベロスの改造です。奇しくも登場話数こそ異なれど１話の怪獣から始まりの怪獣への改造でもあります。『エピソードZ』でタッグを組んだゲネガーグは『ウルトラマンオーブ』最終話に登場したマガタノオロチの改造なのでこの映画では最終話の怪獣と１話の怪獣で共演したことになります。ヘルベロスのアトラク用スーツの存在も確認されているので両者が並ぶことも期待したいです。

今回はスーツとは異なり2006年に発売された宇宙凶険怪獣ケルビムのソフビを改造して作成しました。角の形状がスーツとは異なってしまったのでいずれ作り直そうと思います。

昨年より変形をウリにした新規格のソフビ・「ウルトラ怪獣アドバンス」の発売が開始されましたが角の換装で通常時とダメージ時を再現できるデスドラゴは是非とも発売して欲しいところです。

次回はタロウ版ガヴァドンとも呼ばれる落書き怪獣を投稿予定です。みんなで読もう！