見出し画像

その名はアースガロン

本日は前回のウルトラマンブレーザーに続きS.H.figuarts アースガロンを紹介します。

斜め前

23式特殊戦術機巧獣アースガロンはSKaRD開設以前より極秘裏に建造されていたロボットで『ウルトラマンブレーザー』2話のラストより登場しました。アースガロンは身長50m、体重2.5万tで必殺技は口内に搭載された荷電粒子砲アースファイアです。この他にも両手に装備されたミサイルのアースガンなどを駆使して戦います。マッハ4で飛行できますがあくまでも移動手段であり本格的な空中戦は苦手です。

ブレーザーと

アースガロンはウルトラマンジャックなどと戦った凶暴怪獣アーストロンと1文字違いですが彼を参考に建造されたのかは不明です。ウルトラマンシリーズに防衛隊を復活させた功労者でもある
『ウルトラマンZ』の特空機1号セブンガーと同様エンジンが停止すると目に渦巻き模様が現れるなど表情豊かですが16話より石田彰氏が声優を務める対話システム「EGOISS」が搭載され、より感情表現が豊かになったと思います。

ガラモンと

9話で対決した総天然色ウルトラQ DVD BOX 特天ソフビ ガラモンと対決。この前回で両肩に某機龍を思わせるレールキャノンを肩に搭載したMod.2がお披露目となり、玩具はウルトラ怪獣アドバンス ニジカガチのソフビに付属という形でした。その後も背中に翼を装備したMod.3、両方のユニットを装備したMod.4と武装が強化されていきました。

デマーガと

10話で対決したウルトラ怪獣DXツルギデマーガ改造デマーガと。ベビーデマーガの初登場などからおそらく意図されているのだと思いますが『ゴ○ラvsス○ー○ゴ○ラ』を思わせるという声も数多く見られました。

○ウルトラマンシリーズの防衛隊について
私は大抵の作品で採用されている「防衛隊主軸の作風」よりも『オーブ』〜『タイガ』で採用されているような「防衛隊が存在しないor必要最小限の作風」の方が視聴者目線に近いと感じる為気に入っています。事実『帰ってきた』〜『レオ』のような第2期シリーズのほとんどは防衛隊の他にもレギュラーとなる家族を設定し、人間ドラマが防衛隊だけに縛られないよう展開されていました。これらと同時期に放送された『ミラーマン』や『ジャンボーグA』でも主人公を防衛隊に所属させず、作劇の自由度を高めていたと思います。そして『オーブ』では怪奇現象を調査するSSPを物語の主軸に据えることで怪獣の強大さを表現できていたのではないでしょうか。『タイガ』のEGISでも民間の警備会社という体裁を取り、一般人が怪事件に遭遇するのが不自然にならないような工夫がなされていたと思います。『Z』で防衛隊が本格的に復活しましたが私は以上の理由より『オーブ』のような「主役は民間人だが防衛隊は存在している」という作風の方が人間ドラマを含む作劇の幅を広げられると思うのです。

前傾姿勢

最後に肉食恐竜風の前傾姿勢を。アースガロンは劇中での単独撃破こそありませんでしたが彼がいなければ勝利できなかった戦いも多いですし一概に不遇と断じるべきではないと思います。

次回はガスタンクに潜んでいたあの超獣を紹介予定です。みんなで読もう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?