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主観と自己語りで振り返るOEルポ

はじめに

2023年10月7日土曜日。世の中では9日月曜日が「スポーツの日」となり3連休の幕開けとなる中、神椿レーベルオンリーの同人即売会『#Observer_Effect』が東京の浅草橋にて開催されました。(以下、OEとします。←非公式らしいよこの略称)

今回、一般参加者として行ってきたわたくし、残機0が会場の様子や交流の感想、その他所感や個人的な感情等をなるべく簡単にさらっと書いていくnoteが、本稿の内容となります。よろしく!

あと、会場の中の様子、果ては外や周辺の様子を全く写真に収めてないので文章が中心となってしまいます。あくまで自分が振り返る意味も込めていますので、なにとぞなにとぞです。


1.動機と会場入り前の立ち回り

⚠️個人的な話なので読み飛ばし可。

数ヶ月前にひょんなことから勃興したこの企画がまさか……という風に相成って、見事開催に漕ぎ着けていました。運営側の皆様はある程度知っている方々だったので、まずはお疲れ様でした。特に何も用意せず申し訳なかったです。

最初はあんまり行くことを考えておらず、ただ日が近づくごとに高まる機運。正味お金ないけど、とりあえず買い求めるものリストでも編むかと思い立ち。皆さんの良心的、いやもはや暴力的とも言える価格設定のお陰もありまして、「おっ、これならまだ全然行けるなぁ。」という地盤を開催1週間前に固めて、気持ちを作っていきました。

今回、私がこの同人即売会の目的に設定していたのは以下の通りです。

  1. 日頃から知っていて、こちらの名前も恐れながら覚えて頂いているサークル参加者様に挨拶と、実際に作品を手に取り購入すること。

  2. それ以外に、単純に購入したいものがあったこと。

  3. 運営サイドの方々の心労を垣間見ていたので、少しでも行くことで助力になるかなと思ったこと。

  4. 即売会にやって来たフォロワー様に挨拶、交流すること。

以上、この4つを挙げましたが、重要なのは①と④です。
①の場合、同人即売会という形は本界わいで今回が初の試みではあります。が、それとは別の形で以前渋谷で開催された非公式ファンイベント「昇華展」という展示会が行われています。
私はそのイベントに対して出不精を発揮し、開催日の翌日はやっていないのに「明日行くわ~w」とかいうクソゴミおもんないツイートをしたりするなどあらゆる面においてカスみたいな立ち回りをしてしまいました。

そういう反省面もあり、展示会と即売会はまた違う属性ではあるのですが、「“こういったリアルイベント“には来ない人だよね。」という陰口の懸念、というかこれは自分自身へと向けたそれではあるのですけど、そんなこともあって行かねばなるまい。そんな気持ちに駆られました。不純な動機ですので狩られるべきですけどね、まずは。

それと、サークル参加者様の中には日頃から良くして頂き、また個人的にも大好きな方々が居ました。日頃からファンアートを脳死でいいねRTしてしまっている身としては、画面上や指先だけで留まり、終わってしまうような想いや、好きという気持ちを直接伝えられる絶好の機会です。なにぶん語彙は無いので「良かったです!」とか「大好きです!」という風にしか言えないのですが……。
私はコミックマーケット等に中々足を運ばない人間なので、界わい内で開催して頂ける規模でのこの機会、逃す訳には行かなかったのであります。

また、④は、この『残機0』という存在を維持する上で、インターネット上に存在している方々と実際に会って交流することは重要です。

私は、これまでならそれなりにリアルに存在するコミュニティに所属していましたが、時を経るごとにそれも風化していき、実際に会ってまで気にかけてくれるような存在は正直もう居ないようなものです。まぁ、これは私の人付き合いの悪さが積み上げたものでもありますし、自分から声をかければまた動くものもあるとは思います。
新しい環境とコロナがぶち当たり、……という聞き飽きたくだりはもう言い訳としか通用しないので特に触れませんけど、きっとPさんの構想の中にあった、孤独を感じている人間を救う的なニュアンスの対象に私は含まれているんだと思います。

私が当垢を活発に、そして人々に受け入れられるようになったのはちょうど1年くらい前からがピークでした。息が出来る環境でした。楽しかった。私はここでやっていける。ここしかないかもしれない、とすら思いました。依存性が高まっていきました。今も、自分でも危ないと感じています。

現地に行った時に、(声をかけてもらうために私は看板を首からぶら下げるのですが)名前を呼ばれる嬉しさ。私はあの瞬間、他者から認識される『残機0』となり、私は『残機0』として生きていることを実感する。今年はFes以降に精神面で色々あった分、今回の交流で自身のインターネットにおける実存性を補充しておかないと、何かと不安定になるかと思いました。
家に帰ってから会話した時、ふと私は今『残機0』では無いんだな、とハッとするのが不思議です。正直、2つの自分が溶け合っているような気もするし、あれも自分なのかな?って思ったりも。ここら辺は別にどうでも良いです。

つまりは、インターネットで生きている実感を現実[リアル]で得るために必要なのが、界わいの人との交流なんです。上手く言えてるかな?


とまぁ、長い前置きはここまでとして、当日の会場入りまでの流れをなぞっていきましょう。

私は人がめちゃくちゃ居る空間があんまり得意では無いので、開催時間の12時~17時までの間の真ん中辺りに行こうとダラダラ向かっていました。
しかし、SNSの様子を見ていると開場間際からすごい列が形成されているらしく、「うぉっ・・・完売・・・、、?越之完売・・・?詰んだか・・・?」と刹那的に思いました。(越之寒梅は美味しい日本酒です。)

結果的に言えばなんとかダメージは抑えられたので良かったのですが、大反響だったみたいでした。聞くところによると、開催数時間前から人が居たらしく、TU、TUEEE~という感想。早朝待機とまではいかないのでまだセーフという感じなんですかね?とにかく、即売会に対する熱意がここでも巻き起こっていたのだな……となります。

私は会場のある浅草橋の西の方から歩いてやって来て、途中の秋葉原のゲーセンでしれっと野口英世を100円玉分解事件でもしてやろうと画策し、経由して向かいました。未だ列が形成されていた場合、当日券を処理する手間が余計にかかるだろうなと思い、事前にチケットを購入。次いつ会えるか分からないから……と、既に即売会から離脱した最愛のフォロワー様の内の1人が待っていてくださり、挨拶と会話をしてきました。

お別れをした後、今回の即売会の会場である「東京文具共和会館」さんに向かいました。


2.会場入り①

共和会館さんの入口に入り、エレベーター付近に置かれた電光掲示板です。今回、外出先での写真がこれだけ!
バカがよォ!!!OEのハッシュタグで様子見てみてね。


会場は3階。階段で向かいますが、2階の階段を上るあたりで3階フロアの盛り上がりようが聞こえてきました。ちょっとビビった。マジ?

3階に上がり、おそるおそる入口の方へ。私が入場したのが大体13時30分過ぎくらいでしたが、噂の列はもう形成されておらずすんなり入ることが出来ました。じょちょ白パーカーを着ているお兄さんに受付とバンドを巻いてもらい、いざ。

するとどうでしょう、人がわんさかわんさかわかさ生活🫐という感じで人がいっぱい!ひとまず壁によっかかれるスペースをなんとか取るくらいには混んでいました(通路は開けないとですから、別にぎちぎちという訳では無いよ)。
私としては、会場内でこんなに交流させちゃっていいんだ!みたいな感想を持っていて、もっと規制されるもんだから注意しなきゃな……と思っていたのですけど、自分の思い込みの激しさなのか、はたまた運営側の柔軟な対応(そもそも来客が予想GUYの多さだったらしいし)をして下さったのか、という感じで。一言で言えばすごく!盛り上がってました!

改めて人の多さにテンパりつつ、おもむろに頂いたパンフレットを開いて、お目当てのサークル箇所を確認します。

サークルマップはこんな感じです。
黒いのはなんか柱みたいなヤツです。
意外としっかり広いんですよ。
お問い合わせ、公式スペースが文化祭の(スタッフ)休憩スペースみたいになってて良かった。

なんせ人が多いので、中々動く気が出ません。近くまで行かないとどうなっているのか状況も分かりにくいので、だ、だる~~~(オイ)となり、ひとまずは人が手薄な場所から行き、ヒットアンドアウェイでまた壁際に戻って様子を見てまた繰り出そう!という戦法で攻略していきました。途中、運営スタッフ側の某くんが声をかけてくれて、(俺の事覚えてくれてんだ・・・!パァァ…)感動。挨拶。アモーレ。

程なくして、幸福と不幸に襲われながらもなんとか最低限のものを手中に抑え、14時過ぎに一旦会場を後にしました。サークル主さんに頭ペコペコしたり、テーブル挟んでハグしたり、名乗れずにキモ人間になったり、奇跡みたいなことが起きたりと、数十分の間でしたがすごい濃密でした。
というか人が多すぎるんじゃい!!!!!!!!!!俺は息が詰まりそうだ!!!!!!!(ドレスローザのギア4ルフィ並感)
ということでひとまず座れる場所を近くで探し、隅田川にそそがれる神田川にかかる柳橋、橋の名の通り柳の下で休んでいました。やっぱり川はいいなぁ。川沿いには屋形船があったり、味のある建物なお店、スカイツリーを望める隅田川テラスだったりと、ここら辺は良き雰囲気です。
休憩しつつ、会場入りしているフォロワー様の動向を伺い、15時前辺りに再入場をしに行きました。

3.会場入り②

休憩中に思い出した、買い忘れていた新刊とBLUE ENCOUNTを目的に再び入場へ。初回入場時に付けるバンドが付いていれば、時間内何度でも入り直せます。

今回は受付の人に自身の存在を気づいて貰えた(嬉しい)ので、少し交流。その後、某なんとか売りさんにご挨拶するため、それらしき人の後ろに着くも確証が得られないのでリプで応戦。確認が取れたのでご挨拶をしつつ、無配をいただく。(ヰのモノ、欲しかった←あと2部しかないみたいですよという話、すっかり忘れていた)

その後、チェックし忘れていた新刊を無事手に入れて、ひとまず安静。
多分この後、気になっていた新刊が残っているのかよく分からないけど、気合いで聞きに行くぞ!の気持ちで凸り新刊を購入─。
そして、会場内に居るフォロワーと何度かすれ違うも落ち合い、会話。固まっている2組に1つずつ留まり、しばらく交流。

15時30分頃、SNSでポスターの件についての情報を1分前くらいにちょうど拾い、最初に買い求めに行ったサークルだったのもあって、手薄なうちに直接お声掛けをしてポスターを譲って頂きました。
ポスターというのも大きいのですが、「やたら丈夫な筒も付いてきます」で、こう、少年心をくすぐられてしまい……。その頃、フォロワー様とのやり取りや場の雰囲気で段々温まってきていたので、「ちょっと行ってくる!」と向かったのでした。頂いた直後、そんな筒抱えてやってきたら突っ込まれないはずも無く、1つのキーアイテムになりました……笑

その後、(後でスマホを見て気づいた)自分をSNSでメンションして探してくれていたフォロワー様が声を掛けてくれて、談話。思えば武道館ライブの頃に挨拶をしてから割とお会いしているなぁと振り返る。
そうしている内に、その人のお知り合いがやってきて会話を始めたのですが、よくよく見てみると長年(長年でもないが)お会いしたかった人だと判明。舞踊りざんきとなり、会場を後にするまで恐らく一番多く、丁寧にお話した相手となりました。ありがとうございました………。

他には、仲を良くさせてもらってるというか、良くしてくれている人がいるサークルさんにサインを書いて貰ったりとか、ポスタージャンケンの行く末を見届けたりとか、徐々に撤退ムードとなっていって、改めてサークル参加者さんにご挨拶をしたり見送ったりして、最終的に運営さん側に一声ご挨拶をして離脱した感じになりました。

4.即売会を終えて

ルポ…というには大したこと書けてなくないか?という感じなのですが、私の“戦利品“は以上のようになりました。まだ1つも手をつけてない(ポストカードは開けました、幸祜ちゃんが出ない!!!!)のですが、ゆっくり読ませて頂きます。
一瞬noteの方でもって感想をまとめようかとも思いましたが、普通読まないだろうと思い、感想は表(𝕏…)で呟こうかなぁと思っています。

先程も述べた通り、コミケを筆頭としてこういった取り組みには参加したことがなかったので、外には開かれている、だけど、神椿レーベルオンリーという規模の中で即売会の空気を体感できたのは大切な経験になりました。ビッグサイトはデカすぎる・・・、でもこの規模ならと、割と気軽にやって来た方もいるんじゃないでしょうか。
県外からもやって来るような方々、そしてそれらを引きつける多くの魅力的なサークル参加者様とその作品たち。その受け皿となった運営サイドの方々とで合わせ、三位一体となって成功した企画だったとお気楽な一般参加者である私は振り返るだろうなぁと感じます。ちょっともう頭ふわふわしてきたよ、寝てないんだわ。
てか暴カワで暴れてた人マジでバケモンだろおかしすぎ。

そして何より、事前に大した内容も考えず月並みな言葉しか言えなかったとはいえ、一部のサークル参加者様には日頃の感謝?的なものを言い出すことが出来てとても良かった。なんか呂律コマンドの入力をミスったのかちょくちょくバグってましたけど。数あるファンの内の一人でしかないけど、何かの力になれていればいいかなと思う。言葉が手短で申し訳ないな……。


5.交流を経て思ったこと

あと、ここからが自分的な本題なんですが、ここは人との交流の中で生まれた考えなので、OEとは直接あんまり関係ない話になります。すんません!

Fesの時にもそのようなお言葉を少し貰ったのですが、直近だと私はPLAYER2のなんかWikipediaみてぇなライブレポートを仕上げたこともあって、フォロワー様各位から私のnoteについて触れてくれることがちょくちょくありました。もちろん、会話デッキ上その話に触れるだけで数十秒稼げるのもあって、私にそういう要素があれば話に出すのは得策でしょう。

私は、大体自分のためにnoteを書いてきました。もちろん、人の目に付くようになり、いつも読んでくれるような人が出来てからはいいね欄がめちゃくちゃ気になりだしますし。書くならどうせ有益なものがいいなと思いながら、足りない頭で(今ほんとに足りない、助けて)考えて、少しでも良いものに整えようとは思います。
でも、結局はただの自己表現として用いている。でもそれらを良いと、良しとする方が読者にいることがなんとも、なんとも形容し難い気持ちなんです。結構好きに書いているつもりなのに。

人って己が手で生み出したものを褒められることって、あんまりないと思うんだよな。でも、私は『残機0』の存在値を高めるコミュニケーションの過程で、色んな人(とは言っても今回は数人だけど)にnoteのことを言って貰えるの。いやいやいや、って言うんですけど、大したことないってその場では思ったり言うんですけど、家の中に、心の中にその言葉を持ち帰った時ってすごく嬉しさがあって。
自分は、サークル参加はおろか創作者でもないし、ただ自分を捜索し続けているに過ぎないのだけど、こうやって直接お褒めの言葉を頂くというのはきっと今回のサークル参加者様たちも似たような感じなのかなって思ってしまった。
今回素直に、というかこんなに思い込むようになったのは、すごく丁寧にお言葉を紡いでくれた存在が居たからです。「本作らないんですか?(意訳)」と言われたのは、これで2例目でした。
私は往年の大坂城のように余程堀を埋められるようなことでも無ければきっと、そんな奇跡のようなことは起こらないし、第一自分が起こすはずもない…(笑)とたかを括っています。でも嬉しいんです。たとえ掴めるはずもなく遠く、伸ばす手が無くとも、その『本』が出来上がる可能性の光明が少しでも見えたのなら、こんな私にとって嬉しいことは無いです。

あと、先の方から、私が昔送った文章の存在を大切に覚えていらしてすごく感動してしまいました。私は(ある程度周りからの支持が集まれば、段々と情報の拡散に徹していくようなタイプ)(いつも脊髄で反応している分、丁寧に反応を記す場合はかなり推敲がいる)(そもそもそんな元気がない)という言い訳をもとに、もしかすれば段々と気持ちのこもったリプの量が減少傾向にあるのかもしれません。
昔の自分はなんと熱心な、元気だと思う一方、その時の私の言葉を、内容じゃなくても存在自体は覚えてくれている人がいるんだと目の前で証明されてしまったこと。私はこの方を介して、自分自身が投げかけた言葉が再び自分に帰ってきたのです。それはブーメランではなくて、その方の人柄をモチーフにするのなら、ふとした木漏れ日からの便りのようでした。

私に残されたものは、私に出来るものは、拙くも真っ直ぐな、いや…ジグザグな言葉だけだと思っています。全てのものに言の葉を紡げずとも、本当に良いと思ったものには嘘偽り無く、声高らかに愛を伝えたい。それを覚えていてくれている人がいる。そうでなくてもいい。今のあなたへ、ほんの少しな何かの動力になれればと今日も愛を叫びます。

何度目の決意だろうか。出した言葉を飲み込む、そういうことばかり繰り返している気がする。

ともあれ、サークル・一般のどちらからも色んな視点が見れて、学びを得られたような気がします。寝ていいですか。寝ます。

スゥゥゥ、、、OEに関わった全ての皆様、お会いした方々、本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は、コンテンツを吸うだけでは生きていけません。そういう体になってしまいました。その環境下での存在意義を常に問うています。人気者になりたい訳じゃなくて、私の名前を呼んでくれる人がいる、それだけでいいんです。


今日もありがとうっ!
なんだこのnoteは!!!!!!!!!終わり!!!!!!!!

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