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SINKA LIVE SERIES EP.Ⅱ幸祜 2nd ONE-MAN LIVE「PLAYER Ⅱ -神椿市肆番街-」ライブレポート②

皆さんおはこんばんにちは~、残機0です!前回の①に引き続いてやっていきます。今回はPLAYER2の第二部から書いてまいります!

前回はコチラです。check it out!


3.第二部-旧肆番街-

KOKO DISCOTHEQUE

なんかすごいやつが来ました。Anima2では昇降盤のようなもので上昇していきましたが、今回は横移動です。
KOKO DISCOTHEQUE!前回のAnima2・不可解参想でも行われていて、もはや定番ですね。華麗な着地。
纏う衣装は2022年4月魔女集会ぶりのtype-real Alnair!星言葉は『前進する自分への可能性』です。
幸祜ちゃんと紫はやっぱり似合いますね!
曲によってはライトの色の変化がしていきます。
リズムに合わせて幸祜ちゃんが踊っているよ。可愛いね。
私の推しは笑顔が素敵です。
ほら。
閃光の彼方の音に合わせて、足のつま先をトントン。
ここDISCO内で1番好きです。
SWAV先生ご謹製のスニーカーも映えますね~!


KOKO DISCOTHEQUE
、始まりました。昨今の神椿では、2023年の8月に行われた日本武道館でのライブから突如セトリにDISCOTHEQUEが織り込まれるようになりました。
それからというもの、不可解参想・Anima2のようなオンラインライブ、神椿Fes2023・梓川くんのライブのような現地開催でのライブ、ニコ超などでのDJブースなど、謎にDJ文化の機運が高まりつつあります。
1番の狙いは1度区切りをつけて演者を休ませる点があるんでしょうけど、その他の魂胆はよく分からないのでこれからの展開が非常に楽しみです。現地でやるのならやっぱり舞台にDJさんが欲しいです。てか音源まとめません?

さて、今回のKOKO DISCOTHEQUEのセットリストは以下の通りです。

①LIT(1番サビ途中まで→次曲イントロへ)
②TIME(1番)
③逢魔時の帰り方(cover)しとおさん Vo.狐子
④桔梗(cover)ATOLSさん Vo.狐子
(※③④はどちらも1番のみ。同位体狐子の曲。)
⑤閃光の彼方(1番間奏途中まで)
⑥白昼夢→会いたいを聞かせて(Yeah…)

 DISCOTHEQUEの魅力ってやっぱり、普段とは違う音楽の調理の仕方ですよね。
実は幸祜ちゃんの曲って花譜ちゃんの『トウキョウ・シャンディ・ランデヴ』に次いでクラブシーンに合うことが多いと思うんです。特にその筆頭が『TIME』。ちょくちょくDJで流されていることがあったり、ダンスのテーマ曲にも用いられていたりしています。
パセリさん曲の特徴がやっぱり合う理由になっているんじゃないかなって思っていて、同位体曲も最近のボカロ曲DJ Remix的な機運も相まって、違和感なく受け入れられている気がします。桔梗は今年2月のミニライブで披露していましたが、逢魔時の帰り方は初coverですね。

そういう背景もあって、一番驚いたのが『閃光の彼方』が流れたことですね。めちゃくちゃ良かった。イントロのメロだけ聴くと一瞬「?」ってなるんですけど、数節後に「閃光の彼方かぁ!」と認識させる味付け。Bメロの音作りとサビのビート、間奏がとても良い。

LITは少しテンポが上がっていて、『シミュレーションみたいな世界で踊ってやろうぜ!』の歌詞通りな仕上がりになっていてめちゃくちゃ良かった。『注いで上げる!る!る!る!る!』でTIMEのイントロに繋げるの激アツだった。TIMEはもうお手本のような曲なので文句ないですね…。
同位体ゾーンは己の履修力が問われるので、初見で見破れる人はちゃんと偉い人。逢魔時の帰り方は原曲MVを見たら1度聴いていたことを思い出しました。桔梗はミニライブで披露されているのと、かのATOLSさん曲なのでDJとの親和性が高いですね。

そして最後は全幸組爆殺ソング『白昼夢』!確かFesの時でも流れていて最高でしたね。、Anima2の前例にならうならば、DISCOTHEQUEで流された曲はライブ内で披露されることは無いので、白昼夢のカードはここで切ったんだなぁとなりました。サビ中に腕を振り、腰に手を当て笑顔で飛び回る幸祜ちゃんがめちゃくちゃ可愛かった。Alnairやっぱいいですね。

白砂さんにはこの辺りのシーンをいつも制作していただいてる気がする。本人も面白い方なのと、いつも告知にノイズがかかるやり方で好きです。

『会いたいを聞かせて』
(Yeah……(ECHO))
DISCOTHEQUEを経てゲートに到達。神椿市に移動!


神椿市肆番街

なんかすごい壁。赤い月。
なんか周りの景色が荒廃気味です。
ここが肆番街か~!テーマパークに来たみたいだぜ
テンション上がるなぁ~
1:52:34 幸祜 現着
さっきかなりの曲を披露したのに、今頃ライブタイトルが出てくるの興奮しますよね。ゾクゾクするぜ。やっぱり映画の始まり方みたいで好き。


ポエトリーリーディング②-旧肆番街-

どうやらここは肆番街と言っても【旧】の方だった。
何かしらの出来事があって街の場所が移された感じでしょうか。ここまで設定詳しくなかった…。幸祜ちゃんはリフトに乗って移動しています。
ここの↑標識とサインライト好き。
荒廃した街であっても示す道標があることに感動するし、元々あったものというより後から取り付けている感。
リフトが動くこともそうだけど、ここに人が出入りしているということが少なくともこの描写で分かる。
ワイナリーバイナリーの風に 彼女の髪が舞う』
実際にこのシーンで、風にあおられて揺れる幸祜ちゃんの髪の描写が素敵です。
ワイナリーってワインの醸造所のことだと思うんだけど、『過去と未来』というワードからして、過去(昔)のワインが出てくることはあるし、今眠らせているワインは未来に向けてのものでもあるから。『ワイナリーの風』というのは、過去と未来を一挙にして薫らせる、そんな風なのかもしれない。肆番街の名産はワインでした!解散!かもしれないけど…
お前は何を言うとんの?↑(聞き間違い)
『今夜だけは 私の物語だ』
言わば、肆番街の物語はその街にいる『輪廻此処』の物語でもある。ただ、今夜だけは”私”の物語なんですね。
リフトから降りて、少しひらけた場所に出ました。


~ポエトリーリーディング②~

電子の花園 未来都市の子守唄
ギガメタバースの風景に 魂の鼓動を奏でる
クロノスのオルゴール 時間の歯車が奏でる
音色に乗せて 少女は 過去と未来の旅に出る
永遠のリズム そして祈り
感情のデータが電流となって流れる
奇跡のような熱を感じた
星々が私を見守り 音楽が私の声となる
デジタルの庭で踊る
ワイナリーバイナリーの風に 彼女の髪が舞う
光と音と 夜の楽園  幻影が現実を侵食する
ここは 神椿市
今夜だけは 私の物語だ

電子、未来都市、データ、電流…ここら辺は幸祜を形成する世界観。太字の部分は1st PLAYERのポエトリーに近い言葉選び。ギガメタバースの風景、デジタルの庭は神椿市に結びつく言葉でしょう。

今回のポエトリーリーディングで特におさえたいのは、『音色に乗せて 少女は 過去と未来の旅に出る』『星々が私を見守り 音楽が私の声となる』でしょう。
前者はこの後のライブ展開。後者については、『星々』は彼女が纏う衣装名を見れば明らかで、そして幸祜ちゃんは音楽を通して自身を表現しているわけです。


÷

÷。Devide.作詞作編曲は柊マグネタイトさん。
神椿市建設中。の曲です。
『這い出す導体を~~~~~!追う!』
ここの手を伸ばす振り付けすき。
1番目終わりの『デレッデレッデッ デッデッデッデッ』に合わせて腕を回し足を上げての振り入れ。Alnairはジャケットを羽織っているので腕を上げるとめちゃくちゃ映えるんですよね。
スクショポイント。『介せ!銃声』🔫
『亞~~~~拓くCORE 明!』
拓く動作を両腕で表現です。


第二部、肆番街入りの10曲目は『÷』(ディバイド)!『神椿市建設中。』の曲で、本来なら朝主派流役の春猿火ちゃんとのデュエットソングですが、今回はソロver。今年2月のミニライブで待望のライブ初披露をした曲でもあります。

前回のAnima2での展開と同様、無事神椿市入りを果たすとそれに関連した楽曲を確定で披露するみたいですね。また、デュエットソングをソロで歌うということも『あわく心模様』で実証済みで、予めなんとなく予想されていた展開です。

にしても、この÷のカッコ良さと相変わらずの歌詞の不可解さ、旧肆番街の荒廃ぶりからしてすごくマッチしています。

終末世界の黄昏感が半端ない。
鳥がめちゃくちゃ飛んでいて不気味。

マグネタイトさんの曲って、歌詞が比較的理解出来る場合と、マグネタイトさんフィルターのかかっているナンカヨクワカラナイモノがあると思っていて、後者は特に『或世界消失』から続くシリーズが顕著かなと思うのですが…。
提供曲としてのオーダーをクリアしつつ、こんな歌詞を書けるのってすごいなって思うし、それでいてカッコイイ。今回はバンドアレンジもあってバチバチにカッコ良さが増しています。

デュエットソングの場合、相方のパートも全部歌う必要が出てくるので、その箇所も含めてどう幸祜ちゃんが歌うのかなみたいな点に注目して聴くとすごい楽しいです。
春ちゃんパート、特に1番の『間違っていたってまだ不完全な憂いまでも 欲してしまう思考回路』、ここの『憂いまでも 欲してしまう』の音程が地味にキツめの高さなんですけど、幸祜ちゃんもしっかりここの部分出ていてめちゃくちゃいいなって思いました。

÷、好きな箇所多くてキリがないんだよな。サビ入前の『覆~~!』の歌い方特に好きなんすよ。あと『火を熾して騒然』の騒然。『相対せよ~~~覆~~~!!』←ココスキ。
『描いて 結う生!』の裏でかき鳴らしてるギターめちゃくちゃ好き。その続きの『這い出す筐体を追う!』の後の間奏のピアノ好き。

あと今回、振り付けも特にこだわっている様子が見受けられてめちゃくちゃいいなと。さっき貼り付けた箇所とか、『振り返らないままで』で実際に振り返るような動作を加えたり。他にも細かくありますが本当にすごい。すき。


強欲

強欲。Greed.作詞作編曲はKanariaさん。
Dearと同じくMonark曲です。
イントロのドンドン🙌は健在。この音に合わせて腕振る動作大好きなんだ。躍動感あるスクショが撮れた。裏拳喰らいたい。
『失くした 大切な者を 零れてゆく君 幸あれ』
ここ、いきなりplayer側が操作可能になるみたいな画面になってちょっと面白い場面だった。
『君だってずっと  離さない』😇😇😇😇😇😇
『世界の醜悪 振り払っていけ!』


11曲目は『強欲』!幸祜ちゃんのMonark曲の1つで、ミニライブぶりの披露です。
実はデカビッグ存在のKanariaさんに作っていただいた曲であり、1st PLAYERでライブ初披露した際は、イントロ・間奏・アウトロ時の『ドンドンッ』に合わせてバチバチに手拍子をするというめちゃくちゃ楽しい曲になっていました。

もう私が言わずとも分かっているとは思いますが、もう振り付けがいいよね。🫶の形作ったりとかね。今回は素晴らしいカメラワークも相まって殺人的な動きになっていましたね。画面側に干渉するような振り付け、あまりにも心臓に悪い。尊みの死。肆番街。(スローガン?)

イントロのギターめちゃくちゃカッケェな。Aメロまでなりを潜めて、Bメロから殴り込んでくるギターとベースとドラムが好きすぎる。
強欲は特にCメロの部分が好き。そこからのラスサビ転調はすごい高いよね。強欲、全てが均一に好きすぎてどう言葉で表せばいいのかわかんねぇ。いつも通り歌えていることがやっぱり凄すぎる件だ。うおおおおおお内容が薄いぞ😭😭😭もっと強欲に行けよ!!!!!!


歯車-転送装置-

これは…転送装置だか観測装置だったか…。左にあるのは言わばゲストをこの神椿市に呼ぶための装置です。以前のAnima2での参番街では装置のデカさ的に景観に違和感アリアリで一部の方から総ツッコミを受けていたんですが、今回はセーブポイントだったりポケモンのワープ装置ぽい配置と見た目で凄く合っている気がします。テレビ装置みたいなのはあんまり目立ってませんね。
聴き覚えの無いイントロ。この童話チックのあるメロディはモイミさんぽくは…あるがなんだろう、新曲かなぁ…、、?
(花譜ちゃんの全容が現れたその”事実”と共に流れ始める、聴き覚えのあるメロディ)

!?!?!?!?!?!??!?!?!!?!?!?????!!、!?、、?!?!、?、?!?!!?!?!オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ハァ!?!????????!?!?!?!?????!?!??!?!?!?!?!!?!???歯車!?!?!?!?!?!?!!?!!!?!

WTF!??!?!??!?!???????????!?
…、、歯車。Gear.作詞作編曲は廉さんです。マジかよ。。。ここで。。、、
『霞む誰かの未来を』
『『魔女たちは歌う』』
間奏とアウトロでの位置チェンジと回る動作、歯車を意識していてとても良いんですよね。というかこの2人が並んでいるのとデュエットの調和が涙もので。。。。。。
『錆びることなんてない』から、歯車は回り続けるのです。
『交わっていく歯車とありふれた魔法に明日を見た』


12曲目は…、、、、まさかの、、『歯車』ァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!ゲストパートです!
歯車といえばですね。2022年8月花譜ちゃんの武道館ライブで初披露された、花譜×幸祜初の新曲でした。この時は1番目とラスサビだけの披露で、今に至るまでその全容が明らかではありませんでした。

いやまさか本当に披露されるとは…。実際にPLAYER2の日程が決まるまではちゃんと議論していたんですよ、自分の中で。ゲストに誰が来るかというよりも、未だフルを披露していない歯車を出せる場って、今回のPLAYER2か今後控えている幸祜ちゃんのミニライブ第2弾くらいしか年内にはないよな…とは考えていたんです。

ただ、PLAYER2と花譜ちゃんの留学終わりがどう響くのかと考えているうちに頭の中からすぽーんと抜けてしまっていて。外交課繋がりのシエルン、そして大事な春ちゃんでも呼ぶのかなとか考えていて。最近はリメチの機運も高いな…?とか。まんまと足をすくわれました。
そう、これよく考えたらC+春ってAnima2と同じゲスト布陣なんですよ。幸祜ちゃんが前例と被せるわけがなかったのです。花譜ちゃん!!!!!!来ちゃった!!!!!!!ウワーーーーッッッッッッッッ!!!!!!やってくれたなー!!!!!!!ギャーーーーー!!!!!!!!!ウレジイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!偶然通りかかり絶叫を聞いた嬉爺(うれじい)👴<フォッフォ、わしも嬉しいぞい

しかも、これ何がずるいってさ、ほんとにほんとの最初のイントロって私ら側誰も聴いたことなくて。「な、なんだこのイントロは…?誰の曲だ…、、?」ってなったわけ。偽夏油が「や。悟。」って声掛けてきて五条先生が一瞬固まった時のことくらいのソレ。
その後、激アツバンドサウンドと現れたゲストが花譜ちゃんであること、聴き慣れた、あの忘れもしない電子音が同時に流れ込んできて脳内に”あの日”の景色が電流のように流れてきたわけ。やべぇだろぉぉおおおおお!!!!!!てかバンドアレンジヤバすぎるでしょ!!!!!!!!トんだわ!!!!!!

とりあえず歌詞起こししてみました。(聴き取りずらかった部分を教えていただいて助かりました)

歯車 (派生曲)作詞作編曲 廉さん

午前零時の通知が誰かを嘲笑う
静かにカルマが崩れる
予想外のスピードで未来は閉ざされた
僅かなズレさえ逃さずに
褪せた哀れな玩具が燃えて塵と化すだけか
愚か故に世界が笑う
意味も無いんだよ
偽善に満ちた正義だけが明日を見る

生きたい未来など分かんないや
冷たい淘汰は誰の為?
匿名的な裁きと噛み合わない現状
死にたい理由など分かんないで
「消えたい」言葉は誰の雨?
「大丈夫」と強がっていた錆び付いていく正常
霞む誰かの未来を 魔女たちは歌う

助けなんて誰もしないだろ
ハイエナ共が群がってんだ
自分じゃなけりゃどうでもいいんだ
面白がって群がる笑声
どうぞご覧あそばせ
少し泣いたくらいじゃどうもないんでしょ
他人の不幸は蜜の味か
罪償いも誰かの遊び事

悲しみに縋って待っていたんだ
救われるはずと泣いていたの
生きるため自分を淘汰するんだ
錆びることなんてないんだよ

生きたい未来なら此処に在って
「生きたい」言葉が君の魔法
独創的なカルマが噛み合っていく現状
死にたい理由など分かんなくて
「死にたい」過負荷は君のため
交わっていく歯車とありふれた魔法に明日を見た

1番サビ終わりの『霞む誰かの未来を 魔女たちは歌う』、この歌詞があると無いとでだいぶ変わりそうなので凄い。
この歯車の歌詞の中に登場する人物って、その”誰か”のことなんだよねきっと。だから、魔女→誰かっていう視点で見て、『「生きたい」言葉が君の魔法』なんだよってその人に説いている、そんな関係があるんじゃないかな。『交わっていく歯車』は、魔女×私たちを表しているのかなぁとも。色々考えられます。歯車に関しては京Vさんのおおいしさんの記事が好きです。


は~~~~本当に良すぎる。もう直に聴いてくれよ~~~、、、。イントロからアホみたいに腕振っちゃう。
今回特に激アツなのは、未公開だった2番目の展開。これまで廉さんの提供曲(特にミラージュコード・キミ消失セカイ)を聴いてきた人なら分かる、廉さん節を効かせた2番目の入り大好きすぎる。。
というかCメロからのラスサビ、なんか知んないけどめちゃくちゃ涙出てしまう。『生きたい未来なら此処に在って』……、。。廉さんは言葉遊びがお上手なんですが、ラスサビに『此処/過負荷』と2人の名前と同音の歌詞を織り込んでいてですね、もう当時聴いた時から粋だなぁ。。ってずっと思っていた。

先程のポエトリーリーディングを思い出して頂きたいんですが、いわばあの文章はこの後の展開を指し示すロードマップみたいなもので。
『時間の歯車が奏でる』『少女は過去と未来の旅に出る』、特に今回のライブは『過去と未来』というテーマがあるんじゃないかなと思っていて。その場合、歯車という曲は『未来』が1つのキーワードですよね。
『予想外のスピードで未来は閉ざされた』『生きたい未来など分かんないや』『霞む誰かの未来を魔女たちは歌う』『生きたい未来なら此処に在って』、1曲の中で4回も『未来』という単語が出てきます。

今後のライブ展開を先に観て知っている者としては、便宜上の名称ですが『原初の魔女』と『最後の魔女』が此処で交わったこと。廉さん=幸祜ちゃん側に立つ曲でもあるので、歌詞の内容と彼女の境遇とのリンク等、選曲の理由については様々な憶測が立てられるはずです。
ただただカッコイイ曲だと終わらせられない何かが、この歯車の歌詞にあらわれていると感じます。

『花譜ちゃん、またね。』『幸祜ちゃん、ありがとう。』
これ言葉逆では?って言われてたの笑った。


再見ロマネスク-旧肆番街グレートウォール-

再見ロマネスク。作詞作編曲は柊マグネタイトさんです。リリース当時マグさん提供曲だったのでちゃんと聴いて記憶に残っています。ただ、再見が「サイチェン」だと知ったのは割と最近。MV良いですよね。やっぱりVALISさんは人数が多いのと、迫力というかオーラを持っていると思ってて、ゲストで来ていただくとおぉってなりがち。
『そっと これ持って』の振り付け可愛くて好き。
落としそう。
ここ、凄いですよね。角度が違えばお顔隠れちゃうじゃないですか。皆さん凄すぎる。もはやお花みたいで綺麗だもの。
幸組、ラ王様と鉢合うことが多いのでしれっと国民になっている人多数な気がしている。ウインクずるくない?🍏
メンバーと2人で歌う場面、好き。ネフィさんも好き。チノ先生も好き。ミューママもすき。やっべ。屈しません。
ここ、左から右に流れていくやつ。
振り付け自体は簡単でも、こういうタイミングを掴んで息を合わせる系振り入れ、なんだかんだこういうので練習でのリテイク食らったりする印象があります。すごい。この振り付けの前はしっかり難しそうなので最後の方でも油断出来ない。
お辞儀好き。いいよね。再見、ごきげんようなのだ。


歯車に引き続いてゲストパート、13曲目はなんとVALISさんの『再見ロマネスク』今回は壁をぶち破らずにリフトから6人で降りて参りました。V.W.Pメンバーのライブでは花譜ちゃんのゲストとして来ることが専らだったので、少々面を喰らいました。
ただ、幸祜ちゃんは神椿Fesでのコラボを筆頭として様々な関わりがVALISさんとあるので、これは納得の登場でした。(というか、チャンニナさんが現在ああいった状況の中、駆けつけてくれたことの嬉しさというか、もどかしさもあり…。でもいっぱい感謝です。)

今回もなんと幸祜ちゃんはVALISメンバーと一緒にちゃんと踊っている!以前のコラボ『TIME』で振り付けは幸祜ちゃん寄りではありましたが、此度はガッツリとVALISさん側になっておりますね。

とにかくフォーメーションダンスなるものがすごいです。多分メンバーが一人増えると通常に比べて変える部分が生じるんじゃないのかな~。
各メンバーの持ち場毎に陣形の前に出て歌いつつ、それが終われば速やかに陣形の中に戻っていく。これ簡単に出来ることでは無いですよね…。陣形も色んなものがあったので、振り付け以外にも多く覚えることがあってこちらも頭が痛くなります。これで踊りながら激ウマに歌ってんすよ。すげ~~~なあ~~~~………。

あと、生身の(生身の?)ヴァンデラーさんが実際に再見ロマネスクの振り付けを踊っている動画をつい最近見たことがあるのですが、凄かった。難しそう。いや絶対ムズい。ダンス踊嫌嫌センス無人間からして、マジやべえ。踊れたら楽しそうっていつも思いますね。

他には、この回だとすごいカメラワークが良かったなって思いました。幸祜ちゃんの振り付けが良かったのもあってVALISメンバーさんの中に溶け込めていたってのも十分あるのですが、ちゃんと一人一人のメンバーにピントを合わせてカメラを回していたのが良かったです。
そればかりでなく、幸祜ちゃんだけに目を向かせないぞ!という、VALISさんそれぞれの魅力というのもあったんだと感じます。

まぁ、私の言葉よりもまずは自分の目で見て楽しんでください!この後のMCで明かされることも相まってVALISさんがゲストに来ることはとても重要だったので、それに合わせて動画も公開されています。是非観てみてください。
というか、Alnairで踊られるズルさです。

じゃ またね


MC②

歯車最高だったよ…、、、。ありがとう。。
再見ロマネスクは今夜限りのスペシャルバージョン!
振り付けが身体に染み付いているから、MC中に軽い振り入れもなんのそのなのだ。かわいいのだ。
なんと。幸祜ちゃんがVALISのメンバーになっていた世界線もあったそうなのです。だから『再見』なんですね。
Pさんは根っからV.W.Pメンバーとして幸祜ちゃんに声をかけていたと思うので、その構想が浮かぶ前でのオファーがそれだったのか、メタいですがキャラデザ関連で行き詰まってしまった結果、解決に至らなかった場合そちらに移る…という構想があったのかも…です、憶測はここまで。
VALISとも運命の歯車が此処で交わったのですね。
『こんな風にね、沢山の方と出会ったり、交わったりして、今の私が居ます。この時間も、同じ時間を過ごしてるあなたとも。あな、た、とも。』
『交わることが出来ているから、幸祜という存在が、あるのかな~とも思ったり、します。』
🥲


ASH-カーゴタワー・ステーション-

グレートウォールのエレベーターに乗ったその先には…?
どうやら発着場のようで、その先には電車のコンテナみたいなのがあります。
ASH。作詞作編曲は大沼パセリさん。
Dear・強欲に続いて3つあるMonark曲の内の1つです!
タワーステーション、全容すごい。造りが凝ってますね~。タワークレーン好き。その先には栄えてそうな高層ビルが見えます。この駅の先に肆番街があるのでしょうか?
フェンスの形に赤いお月様が良い感じに収まっています。
『切なく 愛おしく 蝕むように』
『あなたは僕を見て shit shit shit!』
『僕は過去を見て kick kick kick!』過去を見て、kick。
ASHでは『過去』という単語ですね。
shitとkickで腕の振り方が違うの好き。
『手を伸ばせばあなたの顔が』


14曲目は『ASH』!Dear・強欲ときてMonark曲はここで全て披露したことになりましたね。ASHは今年2月のミニライブ以来の披露で、Monark曲の中では唯一MVが公開されているのと、Monarkのアルバムが出る前でのいち早くの公開でもあったので、ゲーム好きな彼女にとって思い入れがありそうな曲です。

エレベーターで屋上に来た後、特徴的なイントロですぐASHだとわかりました。イントロのピアノがいっすね~…、、ギタメロも良い。Aメロのベースも良いよね、ンードゥッドゥッドゥッドゥッ。Bメロの幸祜ちゃんの歌い方好きだな~~。

ASHはいつも2番最初のところが好き。抉っての歌い方が好き!ラスサビが今回落ちサビになってる良いアレンジだよね。めちゃくちゃ良い。
ここピアノのみから『目を閉じれば楽になるかな』でドラムのドッドッドッドッが加わるの好き。ASHの最後のフェイクマジで良いよな。今回は特にほんとに最後の『”ah~~”ah~ah~』のこの””とこ好き。伝われ~~~~。ASHのバンドアレンジはギタメロがほんとにいい仕事してた。


Mayday

曲のイントロに合わせてステップ踏んで前に出てくるのま~~~じですき。
『応答願うよ繋がる世界 未来』
ここでは『未来』。
Mayday。作詞作編曲は大沼パセリさん。
神椿市建設中。の輪廻此処ちゃんの楽曲です。
イントロの振り付けとノリノリ感、幸祜ちゃんの可愛さの3点で優勝していくわね……🐍
Mayday名物、掛け声のYeah!Yeah!Yeah!Yeah!
ずっとこれ現地で声出ししたかった~~~!!って思ってたらまさかの神椿Fesで披露してくれて……涙;;;;
『音に乗って壊していく』の後の(エイ)も大好き
『仮想と現実 本当の愛を 手繰り寄せて』
振り付けで手繰り寄せてる。好き。愛。
仮想と現実、今回のポエトリーで当てはめるなら『虚構と現実』『幻影と現実』が類例、もしくは同類として考えられるでしょう。
『黒い影が 私の前に』(前に手を出す)
『立つ』(黒い影が自身の前にそびえ立っているのを表すかのように、前に出した手を上へ持っていく)
本当に歌詞一つ一つでもその描写にきっちりと繋げられるほど、振り付けが考えられていてすごいです。
他にも『微笑む』『泣き顔』といった表情関係のものでもわかりやすいです。
『今夜も君と愛のセッション!音に任せ(yeah!)恋焦がれ(yeah!)あなたを(yeah!)揺らした(yeah!)』
ここ、全身と腕でもって揺れてる表現してるの本当に愛。俺も揺れてる。Maydayってなんでこんなに楽しい曲なんですかね?


15曲目は『神椿市建設中。』の曲から『Mayday』!神椿Fes2023でライブ初披露され、フロアをぶち上げた最強&最高楽しさソングです。
今回は衣装がAlnairなので振り付けの全てにバフがかかり既に可愛いのにさらに可愛いがすぎている。あまりの可愛さにこっちがMayday、SOSです。
こちらも÷(ディバイド)と同じく建設中の曲なので、神椿市入りしてから歌われるだろうとの見方でしたが、実際に歌われると本当に嬉しいものがありますね~~。なんせ楽しい。

先程のASHと雰囲気が違いすぎてやっばいすよね。幸祜ちゃんはこういうのも行けるんですよ。ねぇ。
今回はピアノの音が全体的に強くていいっすねぇ…。サビ前のテンテンテッ!って音が上がっていくのこれ性癖です。サビ時のバンドサウンドの進行の仕方好きすぎる。間奏時のカメラ目線で腕振りながらニコリしてくれる幸祜ちゃん愛。

ラスサビの『ネオンに照らされた情けない 泣き顔』のこの『泣き顔』の歌い方良すぎないか??????泣きー顔?ってこう?マーク付いてるみたいなアレンジイントネーションで好き。『情けない』の歌い方もハオ。
アウトロは今回バンドアレンジになっている分、原曲に収録済みの幸祜ちゃん単体のコーラスが目立って聴こえるのめちゃくちゃ良いですね。

『あなたとすれ違う電波 遮る低周波が もどかしくて 仕方がないんだ………!』

『ありがとうっ!』
\ありがと~~~~~!!!!!!!!!/(声出し並感)


MC③

『ASH、Maydayと、Monark、それから神椿市建設中。の楽曲を歌わせていただきました。ありがとうございま~す。
他の物語の中に流れる曲だったりとか、他の物語にも、幸祜が、存在していてなんか、自分であって自分じゃないような。なんだか不思議な、気持ちです。』
『最後まで、見届けてくれると、嬉しいです。』
💫ついにライブも後半戦です。💫
お水飲んで戻ってきた時ちょっと笑うの好き。多分チャット見て笑った気がしている。


第三部 肆番街へ

ということで、今回のライブレポート②はここまで!
ついに幸祜ちゃんはこれから本格的に肆番街入りをしていきます。あくまでまだここは【旧】肆番街ですからね。個人的には旧肆番街と肆番街の様子の違いは、幸祜ちゃんの足跡と関係があるんじゃないかなぁとは思っています。心象風景…とまでは言わないけど、考えられる節はあります。

しかしながら、ちょっと曲ごとにコメントの内容が薄かったりしている気がするんですが、大丈夫か……?やっぱり言語化って難しい。自己満でもって自身を駆り立てて書いてはいるんですが、やっぱり褒め言葉が1ミリくらいは欲しい。
というかツイートする時にタグも付けてしまっているので”やっちゃっとる”感が半端ないです。

まぁでも、とりあえず次が最後!全て大事ですが1番力を入れるべき箇所がそこにはあります。どうまとめられるかはまだ分かりませんが、なんとか形にしていきます。

①の方を既に読んでくださった方、ありがとうございます!!!!、!!③でも引き続きまたよろしくお願いします~!うお~~!!!!

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