カネボウ BIO 600GD

いかにも古そうな口紅を譲り受けた。

カネボウ BIO 600GDと書いてある。

調べても、松田聖子のポスターがメルカリに出てる事しか情報が無い。
絶対に古いという確信にしかならない。

もっと調べてたら、1984年に「初めてバイオ技術を用いた化粧品」として新発売したシリーズ、という記述もでてきた。
その前は何だったんだ。すり鉢でオシロイバナすり潰してたんか。


最近、「え、ほんのn年前まで○○だったんですか!??」みたいな事象が増えてきた。

5年前までは普通に社内でタバコ吸いながら仕事してたらしい。
休み時間には女性社員がお茶を沸かして配り歩いていたらしい。
数年前まで後部座席のシートベルトはしてなかったらしい。etc…


時代と共に緩やかに物事が変わっていく、という事は知っているつもりなのに。
世の常識になっている物は、昔から常識だったであろう(もしくは、ルール化されたのはかなり昔だろう)と思い込みがちだよなーと思った。

知ってる?私の親世代は、家庭科と技術で男女分かれてたらしいよ。(だから、母は技術を受けていない)
未だにそんな時代な訳よ。


(独り言)
カネボウってフレーズがもう古さを物語ってない?
会社としてもちろん、今もあるのは知ってるけど。KATEがカネボウだもんね。
これは感覚の話になるが、カネボウがカネボウを押し出した売り方をしている時代って、結構前の話じゃない?

何かあったじゃん、確か1990年代に…と調べたら白斑は2013年の話だった。
マジ???え???じゃあお茶の石鹸のヤツは???と調べたら2011年だった。

あれ???
学校図書館の日本の世俗歴史写真年表、みたいなデカい写真集見て事件を知ったはずなんだけど、そんな2010年代まで網羅した本だったんだ???昔の報道写真集だと思ってたんだけど???