『それでもバカとは戦え』

『それでもバカとは戦え』(適菜収・著 日刊現代 2021)

「たしかにアホと戦うのは面倒だ。議論して勝ったところで連中は改心しないし、 逆恨みされるだけ。 時間の無駄だし、 ストレスの原因にもなる。 合理的に考える人間はアホとは戦わないと思う。 しかし、それでも戦っている人たちがいる。 合理より大切なものがあると考えるからだろう。バカを放置するのか、それとも戦うのか」

学者先生は、SNSの議論には参加しません。馬鹿らしくて相手にする時間が惜しいからでしょう。ところが、放置しているうちにバカが大量発生してしまい、相当な影響力を持つまでになって、「放置するべきではなかったか」と反省する学者もいます。バカもここまで増えると無視できないと、ネトウヨと闘う学者も現れました。ネトウヨは投稿が目立つだけで、実は2%程度にすぎないという説もありますが、やっぱり戦ってほしいと思います。

私は学者ではないので、デマ・流言退治くらいしかできませんが、やらないよりはマシでしょう。

「恥知らずの安倍一味」
「言語道断の詐欺集団」
「魑魅魍魎」
「お粗末なリーダーたち」
「バカのあとにバカが総理になった」

適菜氏の毒舌は無敵なのであった。ただ、日刊ゲンダイのコラムの書籍化なので、トピックは安倍・菅内閣のもので、ちょっと古い。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/310371


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