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「推し」と名乗るまで

「推し」である「SnowMan 阿部亮平」に出会えたおかげで最近私の人生すごく豊か。


恥ずかしくない自分で彼に会いたいなと思って
ダイエットも本腰入れられたし、彼のようになりたいと思って自己研鑽に励むようになったり。
自分に良い影響が出まくりです。最高。

良い効能ばかりを書き連ねたせいで
インスタグラマーのPRの如く胡散臭い文面になってしまいました。

しかし今回は彼についてのnoteを書くわけではなく
「推し」というものについての見解noteです笑

私は結構「推し」と名乗るまでのハードルが高い気がするんですよね。安易に名乗りたくないというか。ちょっとそういうめんどくさいところがある。

私はコンテンツに対するフットワークが軽いので
人から勧められたら色んなコンテンツに手を出し、
エンタメを摂取しがちなタイプです。

そんな感じだから
この人顔がいい! かわいい! 好きかも! ダンス上手い!etc

やはり視覚情報でビビビッとくることめちゃくちゃあります。でも結局それだけで終わっちゃうことが多いんですよね。

「推し」にしようとはならない。応援させて欲しいとならない。「好き」止まり笑

多分それは推す事に対して
「尊敬したい」「応援させて欲しい」
というモチベーションを維持したいからなのかなと。

そういうモチベーションで応援する事で、
自分にも何かしらプラスの影響が出てきて
推しと自分の双方が幸せになれると信じているからなのかもしれない。なんか壮大だな笑

だからそのためにも容姿だけでなく
性格、仕事への意識、パフォーマンス、バックグラウンドetc

様々な事を知ってから好きになりたいんだなぁ。
私あるあるですけど結構仕事への意識とか知ると好きになりがち。
だからオーディション番組とかバクステ映像とか密着とかそういう類のものにめっぽう弱い。笑



思い返してみると
こういう意識になったの2015年からだと思う。

「アイドルマスターSideM 1stライブ


人生の中でめちゃくちゃ好きになったコンテンツ
(事務所プロデューサーとしてアイドルを育成もの)
の一つ。

大好きなコンテンツの初めてのライブ

声優がキャラクターとして表舞台でライブをするっていうエンターテイメント。今じゃ当たり前だけど、この時はそんなにまだ一般的じゃなくて(体感として)
結構どんなもんなのかなと不安な気持ちもあったりしたな。

声優さんには正直全然興味なかったけど
ライブも必死になってチケット取って
当日は物販のためにめちゃくちゃ早く舞浜アンフィシアターに向かった思い出。

ライブ自体、本当にとても最高だった。
今でもたまに思い出すことがあるくらいに。


ライブ中に最も衝撃が走ったのがMCの時に千葉翔也さんがした挨拶。


観客席を眺めながら目を潤ませ満面の笑みで
泣かないように少し言葉に詰まりながら一生懸命に話した挨拶。

「目を閉じて、隼人(彼が担当しているキャラクターの名前)だったらどんな気持ちでこのステージに立つかなって考えてたら、隼人が俺の声で笑ってて…。」

もう、その時、その瞬間に

好きだ………
この人のこと応援したい………

って思っちゃったんですよね。

ゲームをプレイしてない人からすると
これだけ読んでも「はぁ。なるほど。」
としか思わないかもしれないんですけど。


観客席をこんなに慈しんだ目で眺めて
私たちと会えるこの場を大切に思ってくれているんだなぁと直感で思ったし、
声優の仕事って"こういうことなんだな"ってなんか感じた。キャラクターを自分に下ろすってこういうことなんだな、尊いお仕事だなって。

その日のライブパフォーマンスとその挨拶だけで
(お顔かわいいなとは思っていたので"だけ"ではないね笑)
人柄や仕事への向き合い方なんかを勝手に感じ取れてしまい、応援したいと思わされちゃいまして……

それから4.5年くらいガッツリ推させていただきました笑
今もゆるっとになってしまいましたがご活躍を応援しています。

この2015年の「ファスライ千葉翔也MC事件」があってから
同じような体験をして「推し」を決めたいなと思っちゃうようになったのよね。

あの衝撃は中々越えられないんだけど笑

だから私は色々と知ってから、
応援したい、尊敬したいと思ってから
「私の推しです!」と言いたい。


あわよくば2015年のような衝撃を与えられて好きになりたい笑


その衝撃ってどこに転がってるかわからないから、フットワーク軽く色んなものを摂取して生きていこうと、30歳になり改めて思うのであった。

ー完ー

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