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企業価値の算定とFacebookの開発者アカウント登録

今日で私の水祭り休暇も終わりになります。明日からまた忙しい本業に戻っていきます。あー、もっと休んでいたい。プライベートプロジェクトだけやっていたい。そんな気持ちではありますが、サラリーマンとしては致し方ないですね。

今日は最終日ということもあり、とりあえず事業計画は仕上げないとな、と思って朝から作業。事業計画自体はあとほんの少しで完成という状況だったのであっさり終わりました。本業でも事業計画の作成は嫌という程やってきたのでまぁこんなもんだろうと。もちろんやったことのない領域の事業ですから諸々わからない係数等ありますが、そこはもう「えいやっ」です。というか事業開始前の事業計画なんてほとんど意味ないですから。だいたい運営費がどのくらい、人件費がどのくらい、といった大まかな数値が見えれば良いわけです。

これが運営を受けてくれる会社にとっての必要経費になります。売上はその会社の頑張り次第ですが、だいたい1日にどのくらい営業が頑張ればこのくらいの求人情報や会員を獲得できるよ、とか、そこからの成約率はこのくらいを目標にしたら何年目で累積黒字化できるよ、という目安になる情報を提供する予定です。

普段の業務でしたらここまでしかやらないのですが、ちょっと自分の経験も兼ねてDCF法(Discount Cash Flow)で企業価値の試算をしてみました。もしも起業して運営するとしたらどのくらいの価値があるものなのかなというのがわかります。ベンチャーキャピタリストや企業のM&A担当等はここら辺の計算が得意なのだとは思いますが、正直僕はやったことがなかったんです。

ただ、今の世の中便利なもので、ネットで探せばいくつかの値をP/L、B/S等から引っ張ってくれば試算できるテンプレートというものがあります。その他の係数も少し調べればだいたいどのくらいの値が通常使われるかも出てきます。

実際にやってみると、やはりというか、さすがにコンサバに作ったので企業価値はそれほど大きいわけではありませんでしたが、まぁVCに持っていってもギリギリ相手にされるかなというくらいの数値が導き出されました。(とはいえ転職サイトというのはあんまりVCが興味をもってくれる領域ではありません。今ネット系なら、ベタにAI、Fintech、あとはVRとかですかね。どれもリスクが高く、だからこそVCのリスクマネーが動くのです)

ということで、DCF法で企業価値の試算を楽しみ、計算法もなんとなく分かったのは良かったかなと。プライベートプロジェクトを通して得た知識が本業の方でもいつか役に立つことがあるかもしれません。実は、このマガジンの最初の投稿でも書きましたが、プライベートプロジェクトを始める前にMBAに通うかこのプロジェクトを始めるかで悩んだのですが、体系的な基礎知識は既に持っている(と自負している)おっさんはより実効的な経験・知識を得ることを選んだのでした。こういう本業で普段やらない経験ができるのもプライベートプロジェクトの魅力ですな。

ちょっと長くなりましたが、今日はもう一つ。Facebookアカウントのディベロッパー登録をして開発会社と共有しました。作っているサイトの会員登録をFacebookの登録情報で代替させる機能も実装するためです。これも前に書きましたが、大多数のミャンマー人にとっては今でも「インターネット=Facebook」なのです。あまりFacebookと距離を置いたサービスを作っても成功しないことは確実です。

そうそう、Facebookといえば、やはりFacebookページからの流入をメインの会員獲得導線と考える必要があります。プロジェクト開始当時はあんまりFacebook上でプロモーションすることなんて考えていなかったのですが、今ではやっぱりFacebookページも運営しなくてはな、と思っています。当然ミャンマー語で運営することになるので僕にはできません。こういう観点からもやはり運営会社が重要になってきます。早く運営会社決めたいなぁ。

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