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最初の進捗報告

10月17日に業務委託契約を締結したプライベート/サイドプロジェクトですが、昨日(11月16日)最初の進捗報告を受けることになり委託先の開発会社を訪問しました。今回最初の進捗報告は1ヶ月経ってしまいましたが、今後は前の記事に書いた通り2週間に1回報告を受けることになります。

オフィスに伺うと、その会社のMD(Managing Director、日本でいう代表取締役社長)のOさんと、少し緊張した面持ちの若いミャンマー人が僕を待っていてくれました。どうやら彼が今回のプロジェクトで実際に手を動かしてくれているエンジニアのようです。

これはプライベートロジェクトですから、僕が開発会社を訪れることができるのは終業後、しかもタクシーでもの凄い渋滞のヤンゴンを縦断しなくてはならないのでどんなに定時ダッシュをキメたとしても7時を過ぎてしまいます。しかし、ミャンマー人の彼はしっかりと準備をして待っていてくれました。いや、7時ってまだ早いじゃんと思われるかもしれませんが、普通のミャンマーの会社って9時過ぎから4時迄とかが定時なので、(さすがにこの会社は5時半が終業時刻ではあるものの)結構残業をしてくれているのです。ミャンマー人でこんな時間に打ち合わせさせてくれるなんてとても良心的です。(もちろん僕の勤務する会社は日本的な大企業なので7時過ぎでも普通に人がいますが。。)

ということで、彼のこの1ヶ月(1週間は仕様理解にかかったらしいので実質3週間)の成果を見せてもらうことにしました。

初見の感想としては、、「思ったよりもいい!」というものでした。管理画面なので大したUIは期待していなかったのですが、まぁまぁシンプルで使いやすそうなUIになっている。ミャンマー人の若いエンジニアが作っていると聞いていたのでどんなもんができるのかと恐る恐る覗いたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。(ただ、よくよく聞いてみると、このUIはこれまでも何回か使ったことのあるテンプレで、まぁ普通のレベルだよね、とのこと)

期待値が低かったせいもあり一気にテンションが上がったのですが、いやいや、そうそう上手くはいきませんね。一つ一つの入力フォームを見ていくと、、何やら要件定義したものと地味に、いや何箇所も違う部分を発見。一つ一つ気付いたところを要件定義書と比べて直すように指示したり、要件定義書のワーディングがイマイチなところは適切な言葉に変えさせたりということをしていきました。まぁ、まだデータの入力フォームだけなので、システムとして快適に運営に足るものかどうかは判断がつきません。ただ、要件定義書と明らかに違う部分は頂けません。とりあえず「先ずは要件定義書通りに作ってみて。話はそこからだ!」といって進捗チェックを終えました。

要件定義書っていうのはさ、僕のドラフトした画面遷移仕様書を元にMDのOさんがせっせと開発用の設計図として落とし込んでくれたものであって、これはこれで相当に非エンジニアの僕にしたら重要なものなんですよ。少なくとも基本思想等も反映されているので、それに忠実であってほしいというものです。これから2週間でどれだけ意を汲んだものが出来上がるのか期待と不安が入り混じっていますが、特別安い価格で発注しているにもかかわらずこんなに細かいところまで一つ一つ意見を言って希望通りに変えさせてもらえるというのはとっても楽しいな、と思ったのでした。

ほんと、サイドプロジェクト楽しい。

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