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市場調査をしてみよう

今朝、唐突に「あ、せっかくプライベートプロジェクトのサービスを立ち上げるなら何らかの定量的なデータが欲しいな」と思い始めました。本業ではもちろんプロジェクト立ち上げ前に市場調査を行います。それはミャンマーでも日本でも同じでしょう。

ところで、日本では調査会社がたくさんあって、さらに彼らが(調査業務を受注するために自社の能力を誇示することを目的とした、又は、完全版を廉価販売することを目的とした)独自調査結果がたくさん公開されていますので、改めて調査をしなくてもいいことがたまにあるのですが、ミャンマーではそうはいきません。ミャンマーで強く思ったことの一つがこれで、ネット等に公開され蓄積された客観的なデータがあまりにも少ないなということです。もしかしたらミャンマー語ではあるのかもしれませんが、ローカルスタッフに聞いて見てもみんな「無いと思う」と答えますから、きっと無いのでしょう。

ということで、市場調査が猛烈にやりたくなってしまいましたが、もちろん全額ポケットマネーの極貧プライベートプロジェクトですからまともな調査会社に依頼するような資金的余裕も時間もありません。

ということで、基本に忠実に「Survey Monkey」を使うことにしました。何気にSurvey Monkeyも使うの初めて。ロゴ作成の際に利用したクラウドソーシングサービス「Lancers」も初めての利用でしたが、だいたいうちのようなトラディショナルな大企業の社員って僕のようにこういうサービスって使ったことがなかったりするんですよね。もちろん存在自体は知っているんですが、なにしろ会社ではもっと本格的なというか、お金をかけた方がより良いものができるだろうとか、お金をかけて獲得した成果物の方が上司を説得しやすいという謎の慣例があるものなのです。

ということで、初めてのSurvey Monkeyを試してみるぞーと意気込んで会員登録を行いました。詳しくみてないけど、無料アカウントだと1つの質問票で10問までなのね。そして、条件分岐ができないと。。まぁ、それならそれでそういう作りにすればいいだけだからいいや、ということで、少しサイトから離れてExcelで仮説に基づき質問票を作成。とはいってもまぁ試しなので大した質問でもないんですが。私、10年以上前ですが2年ほどマーケティング系の部署で調査企画担当をやっていたことがありまして、質問票の作成はまぁ昔取った杵柄?ということで普通にできるのでした。さらっと作ってSurvey Monkeyの質問票にコピペ。簡単に見栄えの良い質問票ができて楽しかった。

そして、問題はどうやって回答を集めるかです。今回のサービスはあくまでミャンマー人がターゲットですから、ミャンマー人にしか回答してもらいたくないんです。しかし、知り合いにURLを送りつけるだけだと相当に結果に偏りが出るだろうことは容易に想像できます。うちの現地法人で勤務しているミャンマー人なんて、正直普通の奴らではないですからね(まぁ普通にお勉強もできて英語もできて家も金持ちとかそういう人たちです)。

しかし、自分には自分の知り合いしかコネクションがありませんから、ここはやはりFacebookに投げて知り合いのミャンマー人からその知り合いにシェアしてもらおう、ということにしました。

今日の昼過ぎくらいにFacebookにポストしましたが、さて、どのくらいの回答が集まるか。。。楽しみですが、全部英語で書いたので例え十分にシェアされたとしても、多くのミャンマー人には読めないかも。。(読めるけど、日本人が英語読むのを面倒臭がるのと同じで、面倒臭がって回答してくれないかも)あまりにも回答が集まらないようだと再度回答を促すポストをするか、またはやり方を変えるかもしれません。知り合いの会社オーナーとかに頼んでスタッフに回答するように指示してもらうとか。

そこそこ統計情報として使えそうな数が集まったら、またここに結果をポストしたいと思います。

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