就活何すればええねん!て人へ。(中編)

前回までで、就活に対する意識的なところは結構お話ししたと思います。

でも…………


◼️いや、結局就活なにから始めりゃええねん!!

って思いましたよね?
まあ、その気持ちもわかります。
情報もやるべきことも多いですからね。


とりあえず、就活の大まかな流れをお教えするので、そこから考えていきましょう。

どういうところに行きたいか決める→説明会→ES提出→ウェブテスト →
一次選考(グループワークorグループ面接)→二次選考(平社員と面接)→三次選考(管理職の偉い人との面接)→最終選考(採用権持ちの偉いおじさんと面接)

です。企業によって違いはあれど、大まかにはこの流れを勝ち抜けば内定です。

おそらく、この中で一番初めにぶつかるのは「どういうところに行きたいか決める」です。

「いや、働きたくねーし。会社で働いたことないからやりがいとか知らんしw」みたいな。
私も例に漏れずそうでしたから、金と休みと仕事内容で決めました。

これは人それぞれだと思うので、一度

・死んでもやりたくないこと
・死ぬほど嫌いなのはどんな奴か
・金はどれくらい欲しいか
・忙しいのは大丈夫か
・転勤はどうか
・何かやってみたい、興味のあることはあるか?
・女にモテたいか

みたいな事を色々考えてみましょう。
そこから理想に最も近い業界を探せばいいです。

この際、前編で言った「定量と定性の話」はすごく大切で、例えば「営業」にもBtoBからBtoC、法人相手か個人相手か、モノを売るのかサービスや技術そのものを売るのか、などなど色々あったりします。
イメージだけでやりたいやりたくないを決めない事が大切です。
分からないことは、あなたがいま手に持ってる文明の利器で調べちゃいましょう。
(最後に参考になるサイトや書籍も紹介するよ!)

会社説明会もこういう時に利用するのです。
説明会は自分のために行くもので、企業への媚び売り大会ではありません。


行きたい業界ややりたい仕事が決まれば今度は選考の対策に移っていきます!

まずは……


◼️エントリーシートってどーすりゃいいの??

大事なことは

・人に伝わる文を書けるかどうか

です。何万人もいる就活生が似たよーな志望理由としょーもない自慢を綴っているのに、どうして落ちるやつと通るやつがいるか?

この違いです。


「ただ出来上がったものを売るのではなく、ファスナーという製品を通してファッションや自動車業界など様々な産業を支えているところに興味をもち志望しました。一口にファスナーとは言っても貴社は様々な特性を持った製品を扱っており、社会のあらゆるニーズに対する回答を持っていると考えています。私もそのような会社においてファスナーの新しい価値にチャレンジし続ける人材として成長していきたいと思います。」

これは、僕が書いたとある大手ファスナーメーカーの志望理由です。普通に通過しましたけど、内容はしょーもないですよね。
ただ、「どういうところに惹かれたか」「何がしたいか」は簡潔に書いていますし、面接で何か詳しく話してくれそうな雰囲気は出ています。

こんなもんでいいんです。

どうして七面倒なESをわざわざ書かせるか、「節約のため」です。
まともな文章を書けない奴なんて、面接に呼んでも金の無駄だと判断されているのです。
文豪みたいな文章を書けなんて言わないので、他人に見てもらって伝わる文章を書きましょう。それだけで大手だろうと大概は通ります。

自信がないなら添削してもらうといいかも。

◼️一次面接……

ここで大切なことは

・身だしなみ
・聞かれたことに答えられるか

の主に2つです。
大抵集団面接なので、長々話す時間はありません。
「なんでうちを志望したの?」
「〜〜という理由です。」
くらいしか喋れません。ハキハキ、簡潔に喋る事を意識しましょう。これができるだけでかなりの確率で通過できます。

ただ、注意して欲しいのは、初めての一次面接はめちゃくちゃ緊張するというところです。
どんなにコミュニケーション能力の高い人でも初めの数回は落ちることが多いです。なので、大本命の面接が初手からあるといった状況は避けましょう。


◼️二次面接……
大体はヒラ社員〜中堅社員のおじさん数人と話します。
一次面接で身だしなみや受け答えは見られていますから、ここで大切になってくるのは意欲と下調べの両方です。
一次面接の「〜という理由です。」の後につなげて喋ったり質問が飛んでくる形が多いかと思います。
したがって、会社を適当にネットとかで調べてそれをペラペラ喋るだけでは通用しないことも多いです。
その会社のどこに惹かれて、自分はどういうところで役立てそうで、どういう行動や考えをしてきた人間かをアピールする場所だと思いましょう。
ここでも、そういったアピールをしていく上で情報はすごく大切です。
多分ここで落ちる人が一番多いのではないかと思いますが、これも慣れの問題であったりします。
実際面接の場で言語としてアピールしてみて初めて不足に気付くことも多いですし、やはり初めの内は緊張します。
面接が終わった後家に帰ってから、聞かれたことを覚えている限り書き出しておいて次に生かす方法は、慣れの点とアピールの向上の二点においてかなり良いと思います。


◼️三次面接〜最終面接……
部長クラス〜役員クラスとの面接ですが、正直半分は運です。
実は、会社において最終的な採用権を持った人は人事部長もしくは役員です。
今までの面接をくぐったということは人事の大半の人は「うちの会社に入っても大丈夫!」と太鼓判を押しています。
あとは、採用してくれる人に向かって今までの熱意や自分そのものをアピールするだけです。今までの姿が評価されているので、何も余計なことはしなくていいです。
正直、「このジジイ共全然俺と合わねーわ」みたいなこともあります。最終面接で落ちたら、マジで縁がないので気に病まないようにしましょう。
大手企業だと、大体2人に1人が落ちるそうですしね。

以上が大まかにですけど面接で大切なことです。
悲しいかな、結局最後は運なのです。
クソゲーかよって思う方もいると思いますが、試行回数は増やすことができますよね。つのドリルを何回打てるかは、あなたの立ち回りにかかっているんです。(ポケモン脳)
そのためにも、実力の部分が大きいES〜2次面接くらいまでの通過率を高める必要がありますし、
面接が始まる前にきっちり逆算して実力をつけておくべきだと思います。

後編では、就活で役に立つ情報やアドバイスなどを紹介します!

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