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人の見た目はセンター試験


「人を見た目で判断するな」
「外見は内面の一番外側」


外見に関して、いろんな意見が飛び交っている。
これに対して僕はこう主張したい。

「外見はセンター試験である」 と。



センター試験とは大学入試における共通試験で、国公立大学を目指す高校生なら誰もが受験する。
脳みそがとろけたアホからポストアインシュタインまでほぼ皆受けさせられるのに、全国平均が大体5〜6割くらいのそんなに難しくないテストだ。
これと、受験する大学独自の試験によって合否が決まる。


地方の国公立大学のようにセンター試験に重きをおく所もあれば、東大みたいにセンター試験は単なる足切りとして利用する大学もある。
大学によってまちまちだ。


同じことが僕たちの外見においても言えるんじゃないだろうか。


誰かと接する時、まずはじめに見るのも見られるのも外見であり、そこから相手の情報を掴みとろうとする。

この時、服の首のところがヨレヨレで黒ずんでてめっちゃ不潔だったり、「手絞りしてそのまま来ました?」ってくらい服がシワシワだったら印象はどうだろうか。

また、いい歳こいた男が無精髭を生やしたままそういった服を着て初デートに来ることを想像するとどうだろうか。

どんなに内面が良くても、数回会っただけでそのマイナスイメージは拭えないだろう。
そして悲しいことに、人間関係において何十回も会って内面を知る機会は中々確保できない。

センター試験で足を切られてしまうのだ。


ここで注意だが、あくまで評価は「合計点」である。
多くの場合、センター試験は難易度故にウエイトが小さい又は足切り程度であるという話である。
クソおしゃれな服とか、たっかい服を着ろって言っているんじゃない。相手の好みも勿論あるし。


また、「どうせ顔だろ…」などという人がいるが、そういうお前も大抵は目が2つあって鼻が1つで口が一つなのだ。
顔のパーツは変えられないにしても、髪型、眉毛、髭、表情、眼鏡、変えられるものは沢山ある。
あと、痩せろ。



もちろん、センター利用みたいに外見に全振りで評価される人もいるだろうし、逆にセンター試験はズタボロでも二次試験ほぼ満点で合格みたいなやつもいるだろう。
そういった極端さを受け入れてくれる人もいるのだろう。


ただ、今の所この世において多くの場合、センター試験と二次試験の合計点によって他人からどう見られるかが決まる。

それならば、みんなが5〜6割くらい取るセンター試験で平均点くらい取っておけば受け入れられる範囲も広がるんじゃないですかと。
あなたが見て欲しい内面を採点してくれる人が増えるんじゃないですかと。

いくら二次試験が得意でも、センター試験がボロボロなら受けいれてくれる大学は絞られてしまうのだから。




ちなみに、京大理系のセンターボーダーは87パーセントでした。(圧縮でセンターの点半分以下になるから、二次試験で逆転出来るみたいだけどね。)



絶世の美女と付き合うには内外両方いるってことかな…


をはり。

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