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小ささはバリューだ! PLAMAX コレッタ製作後記

PLAMAX minimum factory
1/20 コレッタを作りました。

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これは、山下しゅんや先生がデザインしたミリタリールックの女の子をプラモデル化する「ミリタリーキューティーズ」の第5弾の商品で、今回はイタリア風の衣装になっています。
もともと私は山下しゅんや先生のファンであり、このシリーズは前々から気になってはいたのですが、今回初めて製作してメチャクチャ楽しかったのでご紹介させて頂きます。

購入経緯

前述の通り前々から気になっていたのに、これまで作って来なかった理由は2つ。
1つは女の子のフィギュアを部屋に置いておくに差し当たって、同居人の目が気になること。
つっこまれそうでちょっと気恥ずかしかったんすよね。
なんですけど、少し前にフィギュアライズラボ 南ことり のガーターベルトから発せられる魔力に耐えきれず購入、思うとる倍のサイズのハコが通販で着弾した瞬間になんか全部どうでもよくなって、今では目立つ場所にガーターベルト魔人を展示してます。

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同居人からの反応は「スカートと三つ編みがこんなにたなびくくらいの風、風船飛んでいかない?」だけでした、いやソコ?
そんなわけで気恥ずかしさはことりちゃんのスカートの奥に吸い込まれて行ったわけです。チュンチュン。

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んで、もう1つの理由が、値段です。
貧乏くさい話で恐縮なんですが、こんな小さいのに、結構高いよなぁ...みたいな感覚がありました。
コレッタの1/20というサイズは、台座を合わせた完成サイズ約11cm。けっこう小さくて、ハコの裏面に載っている完成写真よりも4割くらい小さいサイズ感です。
それに対して実売価格で2,500〜3,000円くらい。タミヤの1/35の戦車とか、ガンプラなら大型のHGキット、飛行機なら1/48のレシプロ機も買える価格帯です。
それらの満足感、飾った時の圧って結構すごいのよね。
正直ちょっと割高に感じていました。
なんですけど、今回は自分への誕生日プレゼントということで値段は無視して欲しいものを注文しました。
(まだ組んでないけどネーネ メイクアップエディションとタミヤのモンキー125も頼んでます、ワクワク)

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その結果、詳しくは後述しますが、コレッタの組んだ後の満足感はとても高いな、というのが感想です。

開封の儀

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まず思ったのは、ハコの立派さ
ほかのプラモではあまり見られないサラサラした質感のハコで、高級感があります。

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同じシリーズで並べたときの統一感も気持ちがいいですね

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ハコを開けると、ハコに対してランナーが小さいことに気づきます。
通常のプラモだと、ハコいっぱいの大きさのワクがあって、そこにパーツが収まっていますが、このシリーズは組立てただけで色分けを再現できる仕様なので、色ごとに小さいランナーになっています。
小さいフィギュアの鬼門は目の塗装ですが、そこはバッチリデカールが入っています。

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しゅんや先生の目!
パッケージと見比べると目尻と目頭のピンクが足りないので、そこだけ足すといいかなと思います。
黒帯になっているコレッタの文字の部分も貼ることができるので、私は台座に貼りました。

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その下に収まる説明書はカラー印刷。しゅんや先生の挿絵が入っていたり、裏面がパッケージイラストのポスターになっていたりと嬉しい仕様です。
プラモらしい、いかにも「設計図」という感じの堅苦しさがないスッキリしたレイアウトも素敵です。

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パーツをみていきます

色分けをパーツ分割で再現しているので、そこそういう分割なんだ!っていう驚きが結構ありました。

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胴体部分。水色のシャツが斜めにぶった切られています。
これはなぜかというと、ここを一体整形の輪っか型の革ベルトが通るからです。
我々は通常、まず人間の体があって、その上に洋服が重なると思っていますが、プラモでは洋服の重なりのために体ごとぶった切っちゃいます。びっくり。

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そしてそのパイスラでぶった切られた逆側がこれです。尊い。尊い。

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頭部分も人体の構造とは関係なく、パーツの色ごとに無慈悲に分解されています。なるほど〜。

作っていくぞ!

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↑しゅんや先生の描く指がすきです

パーツ毎に塗装してから最後に組み上げる手順で作りました。
アホなので集中してると写真撮れなくなり、途中写真はほぼ無いです。ごめんなさい。

んで作ってる途中で気になったこと。

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このパーツです。いや、いきなりこの絵面でごめんなさい。
これはもう塗ってあるんですが、パーツ状態では真っ黒なんすよ。
この部分にカラーリングの設定はないし、組んだら(わざわざ見ないと)見えない。
何色だろうと関係ない部分だから黒のランナーに配置されたんでしょうが、モールドあるなら黒じゃない方が良かったなぁ...という。
ふとももが刺さるダボ穴だけの断崖絶壁で、モールドが無いのであれば、「そういうもの」として諦めがつくんですけどね。
めんどくさい事言って申し訳ないんだけどね。塗りました。

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あと、台座パーツも真っ黒なんですが、少しさみしいのでキャラクターのイメージカラーの水色に塗りました。

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ここも整形色にもう一工夫あると嬉しいな〜ポイントでした。

完成

というわけでロクな途中写真もなく完成です。実作業6時間くらいだと思います。

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あら〜かわいいね〜〜

めちゃくちゃ美人さんが出来上がりました。デカールありがとう。

んで、完成して思うのは「小ささ故の満足感」です。

ぎゅーっと目を凝らして見る凝縮感のあるサイズで、ちょうどいいんですよね。
台座があるので、ゲームのコマ的な雰囲気も持っています。
ほんと、ちょうどいいとしか言いようのない、凝縮感と身近感です。

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小ささ故に、よくみるためには手で持つ必要があり、その手で持つという行為がキャラへの愛着を高める感覚もあります。
ボードゲームのコマと言いましたが、ちょうど手で持ちたくなるサイズなんですよね。
先の同居人に見せたら、自然に手で持って眺めました。
触って壊すと嫌だから、と普段こんなことないんです。

我が家にあるもう一つの美少女フィギュア、FRL 南ことり の場合は全長20cm以上あって、大きさ故の迫力を感じましたが、それと同時に「礼儀正しく飾って眺めるもの」というオーラもありました。正座して眺める感覚。
それに比べると、小さくて馴染みやすくて、身近な感覚がコレッタにはあります。

一方で、その身近さの割に、ぎゅーっとフォーカスして見ると、凝縮された中に精密なディテールと美人な顔があってドキッとするんですよね。

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あとここ、見えないと思ってたらそこそこ際どい丈なので、マジで塗ってよかった。

ピーターパンの妖精とか、借りぐらしのアリエッティとか、なんか小さい女の子ってドキドキしないですか?
これは実際に手元において見ないと味わえない感覚ですよ。

まとめ

小さい割に高いな〜と思っていましたが、この小ささだからこその満足感がありました。
完成してから無駄に手にとって見ちゃうし、なんかドキドキしてます。
すごく愛着が湧いています。

悩んでいる方は是非買ってみてください。
手元に置いたときに気持ちのいいサイズです。

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