令和4年度(第72回)税理士試験 財務諸表論 一発合格 合格体験記

=目次=
基礎期~直前期
試験直前1週間~前日
試験当日(待ち時間)
試験本番
さいごに

基礎期~直前期

(理論)
 私は暗記が苦手で、大きな不安で大きな壁でした。講師の方の「みんながやりたくないからやるだけでいいんです!」という励ましのおかげでなんとか「ただやってみるだけ」のことが出来ました。結局本試験で直接問われたものはほぼないのですが、直前期での理解に役に立ったと思います。
(計算)
 計算は簿記論と重なるものが多く、簿記論の方で練習をしました。同時受講の効率が良いというのは本当でした!計算は得意な方でしたが、財務諸表論は勘定科目名や表示場所など暗記項目も多く、どちらかというと暗記対策とケアレスミス対策をしました。

試験直前1週間~前日

(理論)
 講師のアドバイスもあり、しぶしぶ会計法規集を見ました。暗記した文章がところどころに載っていて、少し読めるようになっていることに気づきました。テキストに載ってない箇所を中心に、「本当にこんなの出るんだろうか」と半信半疑で読んでいました。(結果、普通に出ました。)
(計算)
 過去問を数回解き、間違いノートを見返し、自作の暗記ノートを回しました。

試験当日(待ち時間)

(理論)
 簿記論が終わった後、一度全員退出して待つ時間があったのですが、その待ち時間中に理論サブノートを見ました。模試の問題と解答を小さく貼りつけていたので目を通しました。ごはんも食べないといけないので、あまりじっくり読み込む時間がありませんでした。
(計算)
 自作の暗記ノートを1回まわしました。

試験本番

第一問(理論)
 基準から出たものが多い印象でした。「会計法規集の基準をもっとしっかり覚えておけばよかった…!」と後悔しました。そして、前日に見たはずが思い出せず、しかたないので「他の受験生なら何と解答するか?」の基準で解答しました。
 そのあと、ページ数を確認しなかったせいで時間配分に失敗している事に気づきました。終わった・・と思いました。ただ諦めるわけにもいかず、その後はお急ぎで解きました。
第二問(理論)
 焦っていたのでとんちんかんな解答になりました。暗記したものをアプトプットした以外は、ただ解答欄を埋めるだけになりました。

 こんなところで、第一問は35分、第二問は20分、第三問は65分の配分になりました。予定では第一問は20分、第二問は20分、第三問は75分でしたので、計算問題を10分省略するにはどうすればいいかなーとタイマーをながめながらイメージしました。

第三問(計算)
 計算問題は予定時間が10分も短くなってしまったので、手順をかなり省略しました。例えば、いつもはぜんぶ仮計算に集計していたのですが、当日は一つ資料を読んだら即解答しました。現預金や売掛金、貸倒引当金、税効果などだけ仮計算に集計しました。一か八かで解答したものもありました。最後2分くらいに5勘定科目ほどがそのまま残ったので、いつもと違うパターンに動揺しながら絶対間違えたと思いながら残高を書き写しました。結果7割くらい正答できていました。

さいごに

合格できたのは運が味方してくれたおかげかもしれません。勉強中に励ましてくれた方々には感謝したいと思います。
下手な文章ですみません。読んでいただきありがとうございました!

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