効率の良くない勉強法
①問題集に鉛筆で書きこんで全部消しゴムで消す。
②書いて覚える
③総合問題の資料を最後まで読んでから解く。
④テキストの全体像を見ない・目次を見ない
⑤テキストを何度も見て覚える
⑥テキストを持ち歩く

①問題集に鉛筆で書きこんで全部消しゴムで消す。
　私は簿記の勉強を始めた当初本当にコレをやっていて、「講座代でお金使ったのに、さらにコピー代なんてもったいない、節約してる私賢い。」と思っていました。今思うと少し舐めていらっしゃる？と感じます。また、仕訳の解答欄があるからここに書かないといけないとも思っていました。白紙に書いてもいいんだと気づいてから、裏紙に書くようにしました。

②書いて覚える
　暗記のやり方を知らなかったので、最初は問題をたくさん解いて、書いて覚えていました。
　問題を解いた紙を捨てずに残し、間違えた個所をあとから見返す方法に変えてから、効率が上がりました。

③総合問題の資料を最後まで読んでから解く。
　総合問題は必要な資料が問題全体にバラバラにちりばめられていると思っていたので、どこに何が書いてあるか一通り読んでいました。そして、こんなにやってるのに、こんなに疲れるのになぜ点数につながらない？と理不尽な気持ちになっていました。
　情報をたくさん詰め込むのではなく頭をカラッポにして、頭から一つずつ正確に処理するというコツをつかんでから、点数がとりやすくなりました。

④テキストの全体像を見ない・目次を見ない
　要は内容ができればいいんでしょと、内容を一律に覚えていくものだと思っていました。しかし、簿記論は範囲が膨大なので覚えられる量を超えていました。そんなときの王道の勉強法は、イメージでいうと、大枠・中枠・小枠の入れ物を用意して、その中に「内容」を整理していく方法だと思います。慣れないうちは遠回りしている気がして焦ってばかりいましたが、でもその壁を乗り越えないと合格は遠かったと思います。

⑤テキストを何度も見て覚える
　私にとってテキストを見るのは、受け身的な勉強方法でした。調べる勉強はしていましたが、見る勉強は減らしました。

⑥テキストを持ち歩く
　テキストを持ち運ぶことで、勉強に対する罪悪感を解消している気になっていたように思います。重いわりに勉強には効果がないのでやめました。

簡単ですが以上です。