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レトロな佇まいとモダンなスペックを両立したメイドイン・ジャパンのアーチトップギター、GRECO GL-AT誕生!


アメリカン・ルーツ・ミュージックに興味があるギタリストなら、戦前のアーチトップ・モデルやフラットトップ・モデルに興味があるだろう。
趣のあるヴィンテージ・ギターの外観やサウンドは、古き良きアメリカを象徴する音楽文化には欠かせないアイテムと言える。

しかし、実際に戦前のヴィンテージを愛用するにはそれなりの経験や知識が必要で、また現代のギターと比べて機能性や弾き心地が異なる場合が多い。
さらに、コンディションの良いヴィンテージを入手するには、ある程度の出費も覚悟しなければならないなど、多少ハードルが高いことは事実だろう。

プリウォー・ギターの味わいを、現代的なスタイルで手軽に楽しめるアコースティック・ギターを探している人に、最適なモデルがグレコから発売された。
今回はそのニューモデル「GRECO GL-AT」を紹介しよう。

まずはギターの外観を見て欲しい。
オール・マホガニーの小型ボディを採用したアーチトップ・モデルで、素朴な佇まいがすでにアメリカン・ルーツ・ミュージックの香りを漂わせている。

ボディは最大幅13.85インチ(マーティン000が15インチ)という小型のパーラー・サイズを採用しているが、ボディの奥行きは3.43インチ(マーティン00015が4.25インチ)と一般的なフルアコに準ずるサイズに設定されている。

アコースティック・ギターの場合、ボディの奥行きとサウンドとは密接な関係にあるが、このモデルは豊かな生鳴りを重視した完全なフルアコースティック構造のエレクトリック・アコースティックである。

写真でも分かるように、ボディ・トップはレトロ感のあるブラウンサンバーストで、全体をラッカーのグロスフィニッシュにすることで、素朴な味わいと同時に上品な質感と鳴りを演出。
アーチトップ・モデルにしては珍しくXブレイシングを採用し、マホガニー・ボディの持つタイトで温かみのある生音を上手く引き出している。


ピックアップはフロント・ポジションにオリジナル・ミニハムバッカー、GL-MHをシングル・マウント。
クリーンで艶やかなエレクトリック・サウンドは、ブルースなどのルーツ・ミュージックはもちろん、ジャズや弾き語りに至るまで、ギタリストの思いに寄り添う良質なサウンドを約束する。

マホガニー / ローズウッド・ネックは24.74インチ・スケールを採用し、ミディアム・スケールならではの温かみのあるサウンドと弾きやすさを実現。
戦前のアコースティック・ギターはファットで個性的なトライアングル・ネックを採用したモデルが多いが、GL-ATは現代的なナロー・ネック・グリップを採用することで、弾き手やポジションを選ばないモダンな機能性が大きな魅力となる。


ナット幅は標準の43mmを採用。このモデルによりレトロなイメージを与えているのが、スネークヘッドである。

ヘッドストックが先端にいくに従って幅が狭くなるデザインは、ギブソンが1920年代の一時期アーチトップLシリースなどに採用した形状で、独特なレトロ感を演出する。それと同時に、弦がナット部分で強く折れ曲がらないことで、弦振動を確実にナットに伝えると同時に、弦がナッド部分で詰まりにくくスムーズで安定したチューニングを約束する。
ナット幅は標準の43mmを採用。
このモデルによりレトロなイメージを与えているのが、スネークヘッドである。
ヘッドストックが先端にいくに従って幅が狭くなるデザインは、ギブソンが1920年代の一時期アーチトップLシリースなどに採用した形状で、独特なレトロ感を演出する。

それと同時に、弦がナット部分で強く折れ曲がらないことで、弦振動を確実にナットに伝えると同時に、弦がナッド部分で詰まりにくくスムーズで安定したチューニングを約束する。


チューナーは世界的に定評のあるゴトー製SD-90 06M/ゴールドを採用。
素朴でヴィンテージライクな外観を大切にしながらも、ゴールド・パーツがリッチなワンポイントとなっている。

グレコGL-ATは、ヴィンテージ・ギターの佇まいと現代ギターの機能性を併せ持ったコンセプトでデザインされており、アプローチ次第でより幅広い使い方ができるオリジナル・モデルである。

日本で企画され、すべての製作工程を日本のファクトリーで行なったGL-ATは、日本製ならではの高いクオリティを備えた “メイド・イン・ジャパン” 製品である。
専用の高級ハードシェルケースが付属している。




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