Soul Phrase - 24/04/22
・日課
友達とゲームしていたので、クロッキーをしていない。
夜にやる習慣ってこれだから良くないんだよね…とか思われそうで嫌だなこれ。朝の習慣で朝活とか言ってる奴がそういうことをなあ。そういうこと、思うんだろうなあっ。クソがっ!
筋トレは腕立て伏せ20*3。ムキにち。
ーーー
・魂の証明
友達と雀魂(麻雀の基本無料ゲーム)をしていた。
いま雀魂ではブルーアーカイブとのコラボイベントを実施しており、「魂の一撃」という特殊ルールが追加されている。
麻雀は決まった役をつくるために、
・ツモ(手札を引くこと)
・打牌(手札を捨てること)
これを繰り返して手札を作り上げていく、抽選と選択のゲームだ。
本来であればこのツモと打牌は1ターンに1回ずつ。それで1手。そりゃそう。カイリキーだってそれで我慢してる。俺たちもそれで我慢すんの。
しかし「魂の一撃」ルールでは、リーチ宣言(ウノ!って叫ぶようなもん)をすることで、限定的に最大6回のツモが可能になる。あとアガリの点数も跳ね上がる!最強!
↑↑↑ハァ~ン?小学生が考えたルールかよ…。こんなん、面白く…おもしれええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぁぁっぁあぁぁぁぁぁああああぅぅぉおおおおぁぁぁああぉあああ!!!?!?!?!?
まず通常のルールであれば1ターン1回しか行えない行為を、6回も連続でおこなうと脳みそがぶっ飛ぶ。汁を出して喜ぶ。わぁ!単純!(悪の桑山千雪)
脳みそ「え!?今日はツモしまくっていいのか!?」
雀魂くん「ああ…おかわりもあるぞ…。」
僕も友達も、リーチ宣言時は必ず雄叫びをあげた。
それが面白さの証左。
ただアガリやすくなるだけで、最初にリーチした奴が勝ちやすいんじゃん?とか思っていたのだけど、そんな事もなかった。
この6ツモにも弱点があるからだ。
リーチ宣言による6ツモで”アガれなかった場合”…そのプレイヤーには「過熱」とよばれる状態異常が付着する。
この過熱状態で他プレイヤーからロン(顔面パンチみたいなもん)をくらうと、追加ダメージがのってしまい大きな痛手となる。
麻雀のリーチ宣言は、いわばノーガード戦法に近い。
これはつまり、6ツモでアガれずに「過熱」してしまった場合…手痛いカウンターアタックを喰らう可能性が高まっていくという事だ。
ここまで知ればルール名にも納得がいく。
リーチを宣言すれば、大きなアドバンテージは得られる。
しかしそれまでの渾身の打牌が、水泡と帰すかもしれない。
この張り詰めた空気が、抽選と選択をより研ぎ澄ましていく。
異常なルールだからこそ、”いつものプレイング”に対する麻痺に気づける。
星新一の「処刑」がよぎる。死が生を際立たせるという話だ。
このとき俺は、間違いなく麻雀をしていた。間違いなく生きていた。
ーーー
目の前には、好機と力。
踏み外せば、死と絶望。
勝ち取りたいなら、覚悟を証明してくれ。
死神の鎌にみずから首をあてがい、呪文をとなえるんだ。
「 」
これはまさしく、俺たちの魂の一撃。
これはまさしく、俺たちの魂の在り方。
これはまさしく、俺たちの…。
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