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【シティリーグBEST4】爆走前のめりゾロアーク【後攻でも勝てます】

ども、ゼニゴケです。
5月28日シティリーグに参加してきました。
今回は超軸ゾロアークを使用し、ベスト4まで行けたので構築や立ち回り等紹介したいと思います

追記のお知らせ

5月31日12:30 パルキアに対しての後攻での考え方を追記しました。
6月3日 質問が多かったので水ゾロアークを使わなかった理由を追記しました。
6月9日 最近使っている構築を追記しました。そこまで大きく変更ないので有料のおまけ程度に思ってください。

1.デッキ選択の経緯

デッキ選択をする上で今回は4つ候補がありました。

候補1裏工作パルキア

強いデッキなのですが、僕が使うと毎回予選で拗ねてしまうので辞めました。

候補2ミュウvmax

全ての対面で勝ち筋があり、今の環境でこれを使わない選択は全て逃げの選択だと思っていて、逃げないためにウッウロボも買ったのですが流石に練度が足らず…
泣く泣くの見送りとなりました。機会があれば使いたいと思います。

候補3ジバコイルvstar

詳しくはこちらのnoteをご覧いただけると幸いです。

かなり強く自信のあるデッキでしたが、直近の結果でヒスイウインディが目立っていたり、パルキアがあまりにも多かったため、そろそろパルキアのメタとして雷が増える時期ではないか思い断念しました。
ヒスイウインディが減ってくれば確実に強いデッキです。リストと採用理由は無料公開していますのでよければご覧ください。

候補4ゾロアークvstar

結局これ。シティの場合対戦回数も少なくclと比べても上振れできる可能性が高いと考えました。
tierが低いデッキに対しては火力の押し付けができ、相手依存しないためアルセウス裏工作のチェレンを避けることも可能で、他のデッキに比べて可能性を感じたのでこちらを選択しました。

2.対戦結果

対戦 相手デッキ 取ったサイド-取られたサイド

予選
1回戦 ミュウvmax 後 6-0 勝ち
2回戦 パルキア 後 6-5 勝ち
3回戦 ミュウvmax 先 両負け
4回戦 ミュウvmax 後 6-5 勝ち
5回戦 両負けが全勝卓で2つ出たため相殺されて消滅

決勝トナメ
1回戦 アルセウスジュラルドン 後 6-0 勝ち
準決勝 白馬パルキア 後 5-6 負け
ツツジ雪道を決められて貯めてたファントムスターも打てず山の7枚の回答も引けず負けました。
4ターン近く硬直したけど引けなかったからしょうがないです!

3.使用構築とデッキの変化の過程

デッキコード[UyyEyp-25EDDL-MSXppM]

初期案がこんな感じ。
元々じゃんけん勝っても後攻を選べば絶対後攻だから後攻で強い山にしようというコンセプトでこのような構築となっていました。この段階でミュウとアルセウスには問題なく高い勝率がありぶっちゃけこれを使うつもりでいました。
しかし、3日前のババロコのジムバトルに参加した際にじゃんけん全て後攻を選んだのですが、パルキアがあまりにもキツ過ぎる。
後手でひっくり返すのがめちゃくちゃきつく、少しだけ改良しました。

その構築がこちら

デッキコード[gQnn96-Hwtvwg-LLnQg6]

クロバットが的になってしまいめちゃくちゃ弱いと思いつつも、先攻だった際に相手がミュウの場合ディアンシーを置かないと、後1エコーがあまりにも不毛すぎて先1で山を引くために泣く泣くの採用。
練習段階ではほぼ目立っていなかった手札を巻き込んでしまう展開も少し気になったので、ヤレユータンを採用しました。また、先攻を取る前提のデッキとなったため前述した通り入れ替え札が欲しくミラーやディアルガのようなディアンシーを使って溜めるタイプのデッキに有効に使える穴抜けの紐を採用しました。
結果先攻で強く後攻でもしっかりと戦えるデッキとなりました。

当日のリストがこちら

結局クロバットが抜けました。後1エコーを考慮して入れても引けないとダメだし、そもそもこいつの存在が邪魔すぎる展開が多かったです。
後1エコーは割り切ってデッキの出力を上げる形にしました。
穴抜けの紐がそのまま残った理由として、ディアンシーを放置される展開があり入れ替え札は3の方がいいという結論に至りました。

4.各採用理由

ポケモン

〈ゾロアークライン〉4.4

今回のデッキのメインアタッカー。基本的にサイドプランを1-2-2-2で取らせるため対戦内で3枚は確実に使います。
デッキの特徴として、博士とファントムスターを多用するため巻き込んでしまう場合があり、足りなくなる事があったので上も4枚にしています。
後述しますが、ゾロアークvの技うつろがえりが強力で後攻ゾロアークスタートでも全く問題ないため最大枚数採用しました。

〈ゲンガー〉4枚

このデッキはゾロアークvstarの技の都合で面を並べる、ダメカンを乗せるという2つ行為が必要でこいつがその2つを同時に行えるため要求値を低くしてくれます。
また、ゲンガーの技スクリームサークルが強力でメロエッタがエコーでディアンシーを倒した返しに、こいつで攻撃できると大体メロエッタが吹き飛びます。
仮にオドリドリスタート等で硬直した展開でもゲンガーでサイドを取りに行くことでゾロアークを倒すために相手にカミツレは使えずボスを要求することができ、とても優秀なカードでした。
デッキパワーを底上げするカードなため4枚採用しています。

〈輝くルチャブル〉1枚

輝くサーナイトと要検討枠。直近の結果で少しパルキアが数を減らし、ミュウが増えていたためこちらを採用しました。
最大打点300-ダブルターボ20-オドリドリ20+こだわりベルト30+ビッグマッチ30=320でミュウvmaxを一撃で沈められるため採用しています。
ミュウ相手にはメロエッタ→ミュウvmax→ゲノセクトorミュウを取るプランが多く、今の環境ならこっちと割り切り採用しました。

〈ディアンシー〉2枚

後攻でまず間違いなくベンチに置くべきカードで、サイド落ちすると話にならない対面が多すぎるため2枚採用しています。
ゾロアークのサイドの取らせ方としてディアンシー→ゾロアーク×3が最も理想的な形で、たねポケモンがルチャブル以外はディアンシースタートに出来るため理想的なサイドプランは通しやすいです。
相手に1ターン猶予がもらえるため次以降の準備もできるのでめちゃくちゃ強いです。

〈ヤレユータン〉1枚

全対面で置くことができる置物。
博士やファントムスターを多用する関係で少し噛み合わないとダメージポンプなどが無駄になってしまうため、採用しました。
何も無い状態からもとりあえずこいつがあれば1回は山上2枚見れるので案外解決札になってくれたりもします。

グッズ

〈クイックボール〉4枚

スタートでゾロアークを置きたい、ディアンシーに触りたいなどやることが多く、削る意味も一切ないので4枚採用です。

〈ハイパーボール〉4枚

初動の展開札を少しでも多く稼ぎたいのと、ゲンガーをトラッシュしたいため4枚採用しています。
スタジアムでローズタワーを採用しているのでかみ合いは意外と悪くないです。

〈しんかのおこう〉3枚

元々はビーダルを試していてポケモンの数も今より多かったのでスーパーボールを使っていましたが、練習段階でビーダルが抜けていった結果スーパーボールもお香に変わりました。
お香でゲンガーを拾って、博士やファントムスターでトラッシュする動きがかなり多いです。
たまにゾロアークvstarも触りにいきますが、ほぼほぼゲンガー触るカードだと思ってください。

〈霧の水晶〉1枚

ディアンシーの3枚目であり基本超エネルギーの3枚目です。
キバナ用で超エネしれっと1枚落とすために使うことが割と多かったです。

〈ダメージポンプ〉4枚

このカードを減らすのはデッキのパワーを1段階落とす事になるので4枚採用しました。
事故って死ぬならしゃーないの精神です。

〈こだわりベルト〉2枚

ミュウ相手でめちゃくちゃ重要で、ルチャブルと合わせたプランであったりルチャブル無しで290+スパイクタウンでテクノバスターを使ったミュウをスタジアム割らないと動けない展開に持ち込めます。
後者のプランはほぼほぼ通りませんが相手の要求を1段階上げることは可能なので、2枚採用しています。ぶっちゃけ3ほしい。
また、パルキアやアルセウスなどの280ラインに対してもダブルターボ無しなら250+30で飛ばす事が出来るためこのデッキのベルトはめちゃくちゃ強いです。

〈風船〉2枚

ディアンシーが狩られなかった時につける事が多く、風船をつけた場合ゾロアークが倒された返しに1回ディアンシーを出すパターンが多いです。
たまにエネが付いてないゾロアークなどを縛られた時にも付けますが基本的にゾロアークにはベルトを付けたいです。

〈キャンセルコロン〉2枚

ジュラルドン相手を楽するためのカードです。フル展開してベルトとルチャブルがいれば360(ダブルターボなら340)出せるで、お守りの上からでも倒す火力を出せるため採用しています。
2枚目は元々はやまびこでしたが、やまびこの場合ボスとセットで使うことが前提でこれなら最悪そのまま使えるのでこちらを増やしました。
ここは正直好みの分かれるカードだと思いますが巷で流行りの水型と違いある程度特殊エネルギーに依存してしまうため採用しています。

〈ともだちてちょう〉1枚

元々はしんかのおこう4枚目でした。
博士やファントムスターでボスを巻き込んでしまう事が多く足りない展開があったため採用しました。

〈あなぬけのひも〉1枚

前述した理由で入れ替えを増やしました。他の入れ替えではなくここを入れた理由としてミラーとディアルガでディアンシーが多いため採用しています。

サポート

〈博士の研究〉4枚

トラッシュにゲンガーを置きつつ、デッキの回転率を上げるために博士を多く採用しています。
他のカードも巻き込んでしまうのが残念なところですが、走り抜けるためには採用するしかありませんでした。

〈マリィ〉1枚

博士の5枚目です。山を掘れるスピードが極端に早いためピオニーではなくこちらを採用しました。
デッキの性質上相手の手札に干渉できるカードがこれしか入れる事が出来なかったので採用しています。

〈キバナ〉1枚

使えなさそうで実は結構使えるタイミングあるキバナさん。
超序盤か、最終盤で使う展開が多いです。
キバナ+エネorゾロアークvstarになるカードでいきなり起動できるのでかなり重宝しました。
かなり好みによるカードなので嫌いなら抜いていいと思います。

〈ボスの司令〉2枚

何かを釣って相手のプランを崩すと言うよりもとにかく走り抜けるために使うようなカードなので1回使えれば十分だと判断し元々は3でしたが2に削りました。
博士やファントムスターで巻き込む事が多かったのですが、巻き込めるほど回せてる試合は大体火力の暴力ゲーになってるので問題ないと判断しました。

スタジアム

〈ローズタワー〉2枚

デッキの性質上手札が細くなる事や、ファントムスターやドロー系のサポートを使った後にボール等を使いハンドを減らしてからローズタワーでさらに掘る動きが強く採用しました。
ビーダルラインとの違いとして、進化を必要としない事が優秀で引ける枚数が2枚減ってでもそこが強かったので採用しています。

〈スパイクタウン〉1枚

ダメカンを乗せるためのスタジアム。大口の沼と違い、既に出ているポケモンにもダメカンを乗せる事ができたり、ベンチから下げる行為の要求値を挙げられるためこちらを採用しました。

エネルギー

〈ダブルターボエネルギー〉4枚

これ1枚でゾロアークが動けるため最大枚数採用しています。
打点が落ちてしまうのはかなり気になってしまいますが4以外の選択肢がないと思っています。

〈キャプチャーエネルギー〉3枚

ルチャブルでスタートしてもこいつとボールがあれば、ルチャブル手張り→ゾロアーク出す→ディアンシーサーチして出す→エネ切って逃げる→うつろがえりが出来るので正直4でもいいと思ってます。
他にも足りない面を供給してくれるのでかなり助けられました。

〈基本超エネルギー〉2枚

キバナを起動するために採用しています。
これが落ちているとキバナ+キャプチャーor超エネサーチでゾロアークがエネ無しから動いてくれるので入れといて良かったです。
また、基本エネ2枚でワンチャンジュラルドンにも可能性が作れるので個人的にはこのセットはあまり抜くことは考えていません。

採用を見送ったカード

〈クロバットv、ネオラントv〉

ゾロアークはワンパンされる想定してるので、そんな変わらんだろと思い初期段階では入れていたのですが、パルキアの要求値が極端に下がる事やダブルターボ込みでのトリニティノヴァに取られる展開があまりにも弱く採用を見送りました。
ダブルターボ込みでのテクノバスターもタブレットとベルトが0枚圏内であったり、あくうのうねりが5面+ベルトor6面展開で取られるため本当に弱かったです。
後こいつが置物になってしまう展開がめちゃくちゃ弱くて、僕は2度と入れたくないです。

〈輝くサーナイト〉

ルチャブルの欄で前述した通りパルキアの数が少し減っていたのでルチャブルを採用するために見送りました。
環境に合わせてこことルチャブルは要検討枠となります。

〈マナフィ〉

環境を見た時にこいつを使いたい対面がパルキアしかなく、手裏剣されて3取りされる場面はそもそもゾロアークが1ターン生き延びてる事になります。
また、2枚取りされる場合ゾロアークを無視しているので相手視点であまり打てるタイミングがないと判断しました。
可能性は低いものの、ボスコロン手裏剣でサイド2持っていきながらマナフィを縛られる展開もウザかったので今回は採用を見送っています。
(先2手裏剣2-2-2プランは割り切ってます)

〈ビーダルライン〉

初期段階では入っていて練習段階で抜けていきました。
大きな理由が有料部分と被ってしまうのでそこだけ伏せますが、ボスで釣られて縛られる展開が本当に弱いです。
このデッキでこいつで殴るパターンは全くないので、打点にもならないし縛られるしで最悪でした。

〈大口の沼〉

今回のコンセプトとして、後攻でもしっかり勝てるデッキを意識して組んだので先1で置けたら強い沼を多く入れるよりもローズタワーとスパイクタウンを採用した方が強かったです。
キャプチャーエネルギーと相性が悪いところも残念なポイントで、抜けた大きな要因でした。

〈ピオニー〉

初期段階で入っていましたがマリィと変わりました。
大口の沼やビーダルを採用している場合かなり強力で、ビッパがいる場合お香+ポンプサーチ→お香でビーダル→ポンプ打って5枚ドローなどの動きは正直魅力的ではありました。
ビーダルライン入れるならマリィと入れ替えて採用してみてください。

〈パワフル無色エネルギー〉

打点の20補強が魅力的でキャプチャー+パワフル無色でベルト無し最大320出せるカードだったのですがデッキの勝てる幅を広げるために不採用にしました。
仮にここを使うなら超エネと水晶とキバナを抜きます。
追記
今後ミュウに有料部分で書いたカードの採用が増えるようであれば1枚採用を検討します。

無料部分まとめ

ここから先は立ち回り等の話になるので一応有料にさせていただいています。
割と構築見るだけで何すればいいデッキなのかは分かると思うので、気になる方は買っていただけると今後の励みになります…

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました、次回のポケgoパックでも新弾デッキサンプルみたいな事はしてると思うので気に入っていただけたらTwitterフォロー等して頂けると嬉しいです。

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