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ユニコーンオーバーロードをやって気が付いた俺が求めるSRPG

ユニコーンオーバーロードクリアしました!(以後ユニオと省略します)
クリア後に解放されるコンテンツ以外はほぼ隅から隅までやりきったと思う。では語ります。できるだけ簡潔に

SRPGで一番重要なのは戦闘、僕はこれまでありとあらゆるSRPGに触れてきたけどこれは間違いないと思う。ストーリーだったりグラフィックだったりがいくら素晴らしい作品に仕上がってたとしても、戦闘が楽しくなければSRPGである必要がないからだ。

その点、ユニオは素晴らしい。プレイヤーが出来ることは部隊編成、装備変更、作戦指示。とにかく奥深い、カードゲームの構築と似てると言う意見を見てかなりしっくりきた。
さっきまで半壊する予想が出てた戦闘が相手部隊を確認しながら弄り回した結果、逆に相手が壊滅、こちらはノーダメになったりするのだ!

敵部隊確認→味方部隊仮組→戦闘予想に納得いかなければ微調整というのが基本的な動き。この一連の流れがとにかく楽しい!

序盤はチュートリアルに従って組み、中盤はその応用、後半はテクニカルな装備やクラスが続々と加わり常に味変してくる。

素晴らしいのは戦闘システムだけじゃない。難易度だ。経験上、SRPGはカスタム要素が多ければ多いほど中盤以降バランスは崩壊する。特に新規IP作品は体感9割自軍が強くなりすぎてヌルゲーになる。

ユニオは崩壊しなかった。ただこれに関しては僕がユニオ下手説、やりこんでない説も結構ある。強そうだけど結局使ってない装備が山程ある。…俺は強いデッキを強く使う事はそこそこできても、作る事は…できない😭

以下オタクのちょっとした愚痴
最初だけ楽しくてもバランス崩壊する作品をたくさん経験してきた。オタクに合わせろというのは半ば諦め気味な気持ちもある。が、ユニオやトライアングルストラテジーみたいにきっちり仕上げてくる作品もあると知ると最後までさぼらず調整頑張ってくれという気持ちになる。

せっかく難易度選択できるんだ。初手から最高難易度を選ぶオタク相手に容赦は必要ない。

さてここまでべた褒めしてきたが、僕のユニオの総合評価はそこまで高くない。直近の有名作品、FEエンゲージの世間の評価は賛否両論だったが僕のユニオの評価はエンゲージ以下だ。

ただし!僕はユニオを80時間程プレイし、60時間ぐらいまではうおおおお神ゲーどりゃああああああってテンションだった。なんで60時間ぐらいで完結する作品なら神ゲー認定してた可能性はある。つまり十分楽しめた素晴らしいゲームだった。

ではなぜ後半評価が落ちたのか?

ストーリーが余りにも王道過ぎた

嫌いじゃない。僕はお約束展開は全く嫌いじゃない。
近衛のオジサンと一緒に逃亡するのも敵の裏に暗黒魔法使いがいるのも実質赤緑も病気の妹うんぬんも全部俺は好きだ

でもね、どうもユニオのストーリーは序盤の段階で既視感ある展開が続きすぎた。もうちょっとオリジナル感を演出できていれば、びっくりできた事件もあった。でも俺には『こいつジークだだったのか』って冷めた感想になっちまう程度にはすべての展開を既存のストーリーに変換してしたし、薔薇騎士団ですら実質ペガサス三姉妹とか思ってしまっていた。こじつけにも程がある

最初に書いた通り、SRPGで重要なのは戦闘でそれ以外はそこそこでも問題ない。

と思っていたけど案外僕はストーリーの質も求める欲張り人間だったみたいだ!
誤魔化せるのは60時間まで!!

仲間にね、そこまで感情移入できなかったのよ
好きだ!!ってキャラがいまいちいなかった。
本当に素晴らしい作品だったがせめて仲間の深掘りはもう少し欲しかったなという感想。

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