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【026】アシュケナジーユダヤ人とは?

はじめに

イスラエルのパレスチナ人へのジェノサイドを、ユダヤ人の犯罪としたくないので、ユダヤ人とその傀儡のデマ御用陰謀論者のSNSのデマが凄まじいことになっている。嘘を流してお金を貰う人たちに騙されないよう、反論できるよう、アシュケナージを確認しましょう。1952文字

◉ヨーロッパ中部・東部に定住したユダヤ人、また、その子孫の総称。イディッシュ語を使用。

◉本来はドイツに居住したイディッシュ語を話すユダヤ人をさす。のちに中・東欧出身のユダヤ人を含めるようになった。シオニズム運動の推進役を務め、多くがイスラエルに移民、同国では一般に教育、文化水準が高く、現在も指導的役割をになっている。ユダヤ人セファルディム

◉離散のユダヤ人のうち、最初はライン地方のユダヤ人を意味したが、のちドイツ系ユダヤ人とその子孫(他国に移住した者も)、および彼らの伝統・文化の総体を意味するようになった。単婚家族を構成しイディッシュYiddish語を使用。

アシュケナジムは、セファルディムとともに中世以後のユダヤ人世界を二分した。この二分は、今日のイスラエルで首席ラビ職が2人おかれていることに象徴される。その宗教態度は根本主義的・厳格主義的傾向を示す。


◉イスラエルに住むユダヤ人は、セファルディムと呼ばれるアジア・アフリカ系のユダヤ人と、アシュケナジムと呼ばれる欧米系のユダヤ人とに大別される。両者の数はほぼ拮抗しているが、社会的・経済的には大きな格差があり、エリート層の多くはアシュケナジムによって占められている。…

【イディッシュ語】より

…9世紀ころ,北イタリアや北フランスからドイツに移住し、13世紀以後キリスト教徒の迫害を逃れてさらに東欧に移ったユダヤ人(いわゆるアシュケナジム)の間で形成され、ヘブライ語とともに全世界のユダヤ人に最も普及した言語。別名ユダヤ人ドイツ語、ユダヤ語。…

◉離散時代のユダヤ人は、地域により大きく分かれ、スペイン・地中海系はセファルディムと呼ばれ、中央・東ヨーロッパ系(近代にはアメリカにも移住)のユダヤ人はアシュケナジムと呼ばれる。

【ユダヤ教】より

…一時、大勢力になったが、結局、余りにも厳格な律法主義に陥り、広く民衆の支持をえることができなかったため急速に衰退した。ユダヤ人世界には、11世紀までに、スペインを中心とするイスラム教圏のスファラド系(セファルディム)と、ヨーロッパ・キリスト教圏のアシュケナーズ系(アシュケナジム)の二つの大きな文化的伝統が確立した。

10世紀以降、アシュケナーズ系ユダヤ学がライン川流域地方で盛んになり,西ヨーロッパ全域に大きな影響を及ぼした。…

ユダヤ人と私 その19 アシュケナジムとセファルディム

(クリスチャンの学者だが詳しそうなサイト)

イスラエルの民族や文化の理解のためには、ユダヤ人の内部のエスニックな事情を知っておく必要があります。といいますのは、イスラエル人とは曖昧な総称であり、その解釈は様々で時に誤解が生まれるからです。

ユダヤ人は大きく二つに分類される人種といわれます。その第一がアシュケナジム(Ashkenazim)、第二はセファルディム(Sephardim)です。前者は一般にドイツ系ユダヤ人であり、後者はスペイン系ユダヤ人といわれます。

アシュケナジムは、もともとドイツのライン川(Rhine River)流域や北フランスに定住していたユダヤ人とその子孫です。その後東ヨーロッパやロシアへ移住していきます。ユダヤ系のディアスポラ(diaspora)と呼ばれてもいます。白系ユダヤ人ともいわれます。ドイツ語に似たイディッシュ語(Yiddish)を使っていました。アシュケナジムの語源は、旧約聖書におさめられた創世記(Book of Genesis)10章3節ならびに、ユダヤの歴史書である歴代誌(Books of Chronicles)上1章6節に登場する男性の名前です。

他方、セファルディムは中世にスペイン、ポルトガルが位置するイベリア半島(Iberial Peninsula)に住んでいたユダヤ人の子孫です。ユダヤ系スペイン語である「ラディノ語(Ladino)」を使っていました。セファルディムは有色人種、南欧系及び中東系ユダヤ人を指す語として大雑把に使われています。セファルディムの意味はヘブル語でスペインを意味します。この二つの民族が今日のユダヤ社会の二大勢力となっています。

ユダヤ人は当初は、ヨーロッパとイスラム世界とを結ぶ交易商人だったといわれます。ヨーロッパとイスラム間の直接交易が主流になったこと、ユダヤ人への迫害により長距離の旅が危険になったことから定住商人となり、キリスト教徒が禁止されていた金融業等へと進出していきます。

おわり

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