テクニカルライターは、どのような仕事をしているのでしょうか。仕事の内容は、もちろんドキュメントを書く媒体が紙かウェブか、あるいは会社によっても変わります。ここではとあるテクニカルライターを例に、一日のようすを紹介します。

一日のスケジュール

それでは、とあるテクニカルライターの一日を紹介します。ここでは、自社サービスのドキュメントをウェブ上で公開している会社で働いている人を想定しています。

9:00 業務開始

ブラウザから勤怠管理システムにアクセスして、出勤します。一日のやることや、出席する予定のミーティングを確認します。

9:15 技術検証

担当しているドキュメントについての技術的な検証をします。検証をする上でわからないことがあるときは、開発チームに相談の連絡をします。

10:00 朝会

所属しているチームのメンバーで、昨日やったこと、今日やることを共有します。ドキュメントを書く上で悩んでいることがあるときは、他のメンバーの意見を聞きます。

11:00 新機能の共有ミーティング

開発チームが開催する、新機能に関するミーティングに出席します。新機能に関する詳細や、ドキュメントを作成するときに必要な情報を収集します。

12:00 ランチ

ランチをとります。午後の仕事に集中できるように、散歩をしたりコーヒーを飲んだりしてリフレッシュします。

13:00 ドキュメント作成

午前中に行った技術検証をもとに、ドキュメントを作成します。ドラフトが完成したら、開発者にレビューを依頼します。

16:00 定例ミーティング

開発チームの定例ミーティングに参加します。プロジェクト全体の進捗状況の共有や、解決すべき課題についての議論があります。

17:00 新機能の検証

午前中に共有された新機能について、技術的な検証を行います。これもわからないことがあるときは、開発チームに相談の連絡をします。

18:00 業務終了

次の日にやることを整理します。勤怠管理システムで退勤ボタンを押して、一日の業務はおわりになります。

まとめ

とあるテクニカルライターの一日を紹介しました。このように、テクニカルライターは文章を書くことはもちろん、ミーティングに出席したり、技術的な検証をするなど、さまざまな仕事があります。テクニカルライティングを学ぶ上での参考にしてみてください。