引っ越し前に今を振り返ってみた

引っ越し記念企画

①私の好きと嫌いを振り替える

好きなこと

食べる
・最近、どうしても食べ放題に行きたくて色んなお店を調べています。ただ、試しに行ったお店で食べ過ぎた結果、大変な思いをしたので自分の食べられる量と通常の値段より多く食べることをどっちも配慮して次は行きます。私の食事は基本、野菜がメインと毎日必ず食べるバナナヨーグルト納豆+魚やパンなのでお肉や甘いものが欲しくなります。美味しいものを好きなだけ食べられる幸せ。ですが、食べ放題チェーン店にいくつか行った後、ダイソーの菓子パンでも満足出来そうな気もする。食べるってこんなに気持ちを高ぶらせる行為だったんだと、最近初めて感じました。

眠る
・起きて活動している間に、色んな出来事があるおかげで頭にモヤモヤが溜まります。外に出れば嫌なことがあって当然、そうしてストレスが溜まった状態のままだと精神的に苦しみが増えてうつ病になっていきます。また、ストレスが溜まった状態で時間に余裕が出来ると、無駄に買い物したりしてお金を無駄遣いして心の隙間を埋めようとする。とにかく、人は常に幸福な状態でいたい生き物、現代では幸せはお金と交換できます。しかしそれをすれば、後で苦しむのは自分自身。眠るとは、お金を全く使わずに幸せになれる唯一無二の手段。
体が疲れたら眠る、心が疲れたら眠る。私は毎日、夜10時~朝5時までぐっすり寝ます。眠ることができるから、一切戒苦の世界にも、何とかいられる。

散歩 
・毎朝、駅まで20分くらい、セロトニンを補給する目的で歩くようにしています。描いているものが上手く行かないときも、とにかく外に出て散歩すると頭が働いて次々とアイデアが浮かんできます。体を動かすと脳も動くんだなぁと知りました。悩んだら、家から出てとにかく歩くとモヤモヤが吹き飛びます。この度にセロトニンをくれる太陽や自然の偉大さに感動します。


・2歳から描いてきて、絵を描くのだけは全然止めない私。言葉で気持ちを伝えるのが苦手で、言いたいことを頭に溜め込む癖があるのでこうやって文字にしたり絵にしたり。私にとって絵を描くって、止めたら死ぬものだと思う。まぁ、1日4時間描いたら割りと満足するくらいなのですが。

アニメやドラマ、漫画、小説、ゲーム
・DVDをレンタルして見るのが毎週の楽しみだった子供時代。アニメならスポンジボブ、ペンギンズ、キルミーベイベー、ドラゴンボール、ウルトラマン、銀魂、こびとづかん、ドラマはリーガルハイ、ドクターX、漫画はからかい上手の高木さん、小説はムーミン、ゲームならモンハン。いろんな映像作品を見てきて、今の自分の考え方や好みが出来たのだと思う。

映画
・大人になって、のんびりアニメやドラマを見る時間が無くなってくると逆に時間を上手く使えなくてYouTubeのゆっくり動画をダラダラ聞き流すようになった。通勤に往復で4時間かかるので、行きに読書一冊、帰りに映画一作という日々を送った。
感動系の映画を毎日見て、学んだことをメモしたりした。ただ、何でもやりすぎは良くないみたいで、飽きてしまった。見たいときに見るのが一番だけど、映画館はお金がかかるので行けない。今、見たいのはゴジラ-1.0。サブスクに来るのを待とう。

おもちゃ
・YouTuberが苦手な私が唯一見ていたレオンチャンネル。ライダーウルトラ戦隊のオモチャを買いまくって部屋が玩具だらけだった時代がある。今は全部売って、仮に買っても、壊れてないものはまた売ったりして増やさないようにしている、あの音と感触の良さは物欲を刺激する。なかなか我慢できない。

生き物
・子供の頃から生き物が好き。特に最近は深海魚や変な見た目や生態を持つ生き物が好きでフィギュアも集めた。人間のことを考えると辛いけど生き物は話さない、欲もなくて癒される、興味深い。水族館や動物園に行きたいけど、そこには動物よりお客という人間の方が多かったりするのが難しいところ。

狛江
・私が育った、水と緑の小さな町。楽しい思い出も辛い思い出もいっぱいの場所。小田急線の青い線を見ると落ち着く。

仏教
・人生についてかつてないほどに悩んだのをきっかけに出会ったお釈迦様の教え。半年くらい集中的に学んで、今は少し押さえながら忘れないようにしている。諸行無常の世界で今悩んでることなんて一時のブームに過ぎないと思えるのは仏教のおかげ。
特に禅語が好きで、幕妄想は不安な心を軽くしてくれる。正精進、日日是好日。

嫌いなこと

山菜と魚介類
・しいたけとエビが嫌いで小学校の給食でもよく残していたけど、最近テンプルステイで食べた、山で取れたてのしいたけの美味しさは素晴らしかった。エビもエビフライなら食べれるようになって、苦手なあの尖った顔や黒い目もいつかは好きになれたらいいな。

タバコ
・清掃のバイトをした時に、ヘビースモーカーの先輩に煙を嗅がされながら自慢話を一時間されたのが耐えられなかった。その後も同じような目にあって、タバコを吸う人間を見ると怒りが膨れ上がるようになった。今、働いている工場の外でも毎朝、喫煙者の群れを見るたび、ハイガンズと心の中で罵っている。臭くて体に悪いタバコ、これが私が今、この世で一番嫌いなもの。

バイク
・YMCA2年の時、自転車で帰宅中に曲がり角でバイクとぶつかりそうになった。そのまま押さえつけられて罵倒されて以来、怖くて自転車に乗れなかった。最近は時間が経ったお陰で新しい自転車を買ったけど、バイクの音はまだちょっと怖い。

電話
・基本、あらかじめ台本を書かないと電話できない(すいませんから始まる)。前までは全く出来なかったのでかなり良くなったと思う。引っ越しの手続きで毎日のように電話ばかりしているけど、女の人が相手だとすごく落ち着く。声だけというのが相手の気持ちが読みづらくて苦手。

電車
・満員電車はほとんど誰でも嫌いだと思う。周りが気になってしまうため、帽子を深く被って視界をさえぎり耳栓をする。読書、執筆、動画視聴など集中してやることを用意する。乗ってるだけで良い便利でありがたい電車だけどなるべく乗りたくないので今回の引っ越しを決める大きな判断材料になった。


・私は夏の方が好きなタイプで冬の寒さは苦手。2月は冷たい海が極寒の毎日を連れてくる。電気代がかかるのもあり、精神的にストレスが溜まりやすいのもある。夏は熱くて苦しいけど、頑張りすぎなければ良い。何より晴れはセロトニンを生み出す。冬の方が好きな人がなかなか理解できない。


・雨も気分が落ち込んでしまう。灰色の空の向こうには太陽が輝いていることを忘れてる訳じゃないけど、薄暗い天気はやっぱり元気になれない。傘をさすと狭い道で人とぶつかったり、自転車にも乗りにくい。
雨が降って喜ぶのは草花くらいかなと思う。

工事現場
・うるさくて落ち着けない日々が長いこと続く工事は苦手な人も多い。粗っぽい男たちの話し声も聞こえてきて個人的には癒されない。建築技術が進化してゲームみたいに一瞬で建物が出来る時代が来たらいいな。

お金 
・本当に何をするにもお金がかかる。節約してなるべく無駄な出費をしないようにしてるけど、最近、お金がないという悩みが増えた。とはいえ、お金なんて時間さえあればまた稼げる。問題はつい事を急いでしまう自分の心にある。それに人生経験のために使うお金なら、間違いなくプラスになる。お金を使うなら、全力で楽しみ学びを得る。

花粉
・春は目がかゆい。視界が見えずらくなると集中力も下がってしまう。春も花も好きなのに、花粉はたまらない。

おじさん
・現在、私の職場には私と同じ20代が少なく、おじさんおばさんばっかりで、話すのは緊張します。私は年上によく言われる「若いっていいよね~」が苦手です。それを言われると「(若いと良かったことなんてなんもないわ!)」と心の中で怒ってしまいます。恐らく、若い頃の健康な体が羨ましいのかな?歳を取っても健康なままでいられるようにバランスの良い食事、運動、睡眠習慣を続けていたいです。

②私の人間関係を振り替える

家族
・母子家庭で一人っ子。母親の存在があまりに大きい子供時代を過ごした。いつも母親は私が嫌がることを代わりにやってくれた、それは大人になってから弱さとして出てくる。母親が彼氏を作り、生理的に受け入れられなくなる日が来るなんてまったく予想外。今は体も心も離れて、じっくりこれからの関係を探っていくつもり。

友達
・小学校中学生とバカ騒ぎしていた人たちとの人間関係は今振り替えると意味があったと思う。嫌いな人とも上手くやらないといけなかったり、みんなでいると話せるけど二人きりだと気まずい。子供は遊びの中から学んでいく。

いとこ
・二歳差の3人兄弟は一人っ子の私にとって少し羨ましかった。最近、年の離れた4人目が出てきて、長男が結婚したり、同い年の次男は海外留学したり、三男は無職だったりで向こうは向こうで大変なのだろう。これからも会えるときには会っておきたい。

親友
・保育園から仲良しで私にとって最高のバディだと感じていた。しかし、数年前から会う回数が減り、向こうもそっけなくなった。母親が言うにはケンカもよくしていたらしいが、私にとっては親友だった。親友がいることを誇りに思っていた。今でもたまに夢に出てくる。20年ずっと一緒ではなかったけど会うたびに誰よりも重要な存在だと思っていた。

YMCA
・高校をパニック障害で中退し、自分でもよく分からずに入ったYMCAは私にとって特別な時間だった。障害者と深く関わり、心からの優しさというものを知ることができた。あの頃は、YMCAを出るたびに現実の社会をすごく冷たく感じた。誰も悪くない、みんな幸せにやれていたら嬉しい。

上司
・生きてきた時代も違って基本的に逆らえない存在との付き合いは中々疲れる。向こうも気を使って面倒に感じてるだろうし、出来ることは上手いお世辞を言うより、ただ集中して真面目に仕事することだけ。長く働けば、この分信頼される。

後輩
・緊張する職場の癒し要素。正しく仕事を教える責任感は重たいけど、上司と違って気楽に話ができる存在がいるのはオキシトシンの補給にもなって幸せ。

恋人
・YMCA時代に初恋を経験した。お互いにどうしたら良いか分からなかったから卒業と同時に関係は終わり、数ヶ月後には新しい相手がいた。恋をすると冷静さを失ってその人に気に入られたい気持ちに支配される。恋愛はドーパミンの過剰すぎる分泌を引き起こす。魔法でも呪いでもある、短い間だけど不思議な経験だった。

お坊さん
・苦しみから離れる方法について、とにかく毎日お坊さんの話を聞いた。お坊さんになりたいとまで思い、頭を剃った。お布施が高いのが辛いけど、お坊さんが仏教を分かりやすく伝えてくれたから、こんなにも成長できたことに感謝しかない。

先生
・嫌みを言ったり、怒鳴り付けてくる先生は大嫌いだったけど、熱心に色々と我慢しながらも教えてくれた先生もいた。教えられるのを待つよりも沢山聞いて自分から教えてもらった方が先生も教えやすいにちがいない。

③飼い猫を振り替える
・ペットショップのお姉さんに抱えられて登場したグミの最初の印象は、手が小さいことだった。痩せていて顔がまだしっかりしてない感じで、家に来てからも扱いに困った。おまけによく手を噛まれてストレスも溜まった。言葉の通じない猫にこちらの気持ちを伝えるには、本気の思いを感じさせること。一度、やり過ぎなくらい怒ったら、かみぐせが治った。グミは自分より小さいものを育て守る難しさと、何かを愛する気持ちを教えてくれた。毎年のように引っ越ししてもすぐに慣れてくれる手の掛からない猫に育った。トイレに落ちたり、血尿が出たり、誕生日プレゼントを3日で壊したり、刺激的な3年間。実家では他の猫とも喧嘩しなかった優しくてマイペースな子。今、私が何より大切にしてるのがグミだ。いつも癒しと幸せをありがとう。これからもグミと一緒にどんなことも乗り越えていきたい。ブーブー丸とかグミ子とか呼ぶこともある。

④仕事を振り替える
・イラストレーター就職を諦めて清掃のアルバイトをしたけど上手く行かず、数年前に一度だけ働いて印象がよかった物流工場を思い出した。今までで一番長く続いているのは、仏教を学んでいたおかげだと思う。人間関係に悩むことはあるけど、それがアイデアになったり成長に繋がった。大変だけどけして嫌いな場所じゃない。クビにならない限りは続けよう。

⑤絵を振り替える 
・スケッチブックに好きなだけキャラを考えては描いた。数年かけて自分の絵柄を見つけ出し今は沢山の依頼も受けられるようになった。ただ等身の高いキャラを描けなかった時代から、デフォルメを好んで描くようになった。最近は1日4時間が集中して楽しく描ける限界だと知った。これからもプロになれるかは分からないけど、依頼をくれる人がいて、描きたいものがある喜びを大切にイラストを死ぬまで描き続けることは確かだ。

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