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マウンテンバイクを買う

 ちょっと前から「自転車買うかな~」と思っていた私。過去自転車を所有していたのは20年前くらいまで。最近はシェアサイクルというのを利用することもあったのですが、自宅近くのシェアサイクルは「ダイチャリ」というさーびすで、自転車は電動ママチャリです。電動ママチャリが悪いという訳ではないのですが、やはり色々と不便や不満もあったりするのです。

シェアサイクルの不便や不満

 例えば、自転車自体のメンテナンスが行き届かない。バッテリーが減っていることもあれば、タイヤの空気が抜けていることもある。酷使されているのか、そこかしこがギシギシいうものもある。まあそれでも15分70円で手軽さはあるものの、最近では利用者が増えたこともあるのか、返そうと思ったら、近隣のステーションが全部満車で駐車できないということも。返却予約なんて機能もできたものの、30分後までに返さないといけないという制約があります。場所によって利用傾向が違い、ウチの近くは夜間停めに来る人が多いので、夜はほぼ満車です。そうすると、近くのステーションを…となるわけですが、近隣全部満車なんてこともあり、泣く泣く隣の駅まで返しにいくことも。これじゃあ便利さを享受しきれません。もちろんママチャリは3段変速でちょっと距離が延びると辛いということもあります。

そんな不便や不満を解消するには

 となれば、もう「あー自分で自転車買おう」にもなります。で、自分の利用シーンなどを考えてみます。買い物にも多少使うわけですが、実は結構位置ゲーム(ポケモンGo!的なもの)もやりたいニーズがあります。舗装路ばかりでなく、若干ですが土手沿いの不整路なんてところにも行くことがあります。細いタイヤでは安定性やパンクの心配もあるので、太めのタイヤのマウンテンバイク…なんてところに落ちていきました。
 自転車には全く知見がありませんが、なんとなくよく見かける…というだけでGIANTの自転車を見始めます。台湾のメーカーで、OEMも実績も多く、コストパフォーマンスの高い製品が多いようです。そういえば直営店も近所で見たことがあります。最初からあまり高いものも…ということでエントリーグレードから見始めます。まずは一番安いSNAP、なんかコレでいいんじゃない?なんて思ったわけですが、GRAVIERというクロスバイクもタイヤが太くていい感じ。ですが、youtubeなんかでも色々動画を見ているうちに、ブレーキはVブレーキではなくディスクがいいのかな?GRAVIERは不整路では割と乗り心地が辛いなんていうレビューもあり、更に「ハンドルは幅が600mmを超えると道交法で歩道を走ることができないそうなのです。
(参考)https://www.sbaa-bicycle.com/sbaa_sp/m_manner/m_rule04.html
 となると、ちょっと本格的なMTBだとこの制約にぶつかるようです。で、結果、ハンドルが600mm以下で、ワイヤー式ですが一応ディスクブレーキでフロントのみサスペンションが付いている「ATX」にたどり着きました。

さあ、では次は購入店は?

 自転車は買って終わりじゃないよなあと思ったりもして、地元で近所のお店がいいんじゃなかろうかと思ったものの、小さい個人店はそもそも店頭展示も少なく、ママチャリ・シティサイクルメインなことが多いです。逆に元競技選手がやっているようなお店は、なんとなくですがちょっとハードルが高いような(実際そんなことないんでしょうけど)。チェーン店がたくさんあるようなセオ・サイクルやサイクルベースあさひのようなお店も比較的近所にあります。とりあえず駐車場があるところにしようと、家から車で15分程度のところにある「サイクルベースあさひ」に。
 2階建ての店舗は1階がママチャリやシティサイクル、子供用自転車など、2階がスポーツサイクルです。お客さんはそれなりに入っていますが、店舗スタッフは全員1階で対応中。2階はお客さんもまばらです。目的のATXはサイズが異なるものの在庫が2台ほどありました。で、ちょっと眺めたりしたものの、価格は標準価格とさほど変わらず、お店の人に声もかけづらいし、なんか直営店の方が製品の知見も深そうだし、最初はその方がいいんじゃないかと思い、そのまま直営店に向かいました。

とあるジャイアントストア

 で、着きましたジャイアントストア(どこの店舗かは今は触れないことにします)。それなりにお客さんも入っていて、店員さんに声をかけると「順番にご案内します」とのこと。しばらく店内を見ていると、非常に愛想の良いお兄さんが登場です。で、まあ、こんなに気持ちの良い接客も久しぶりだなあと思いつつ色々話を聞き、在庫もあるというので、そのまま購入となりました。それが一番上の写真のATXのブルーです。在庫があるといっても、まだ箱に入った状態で、次の週末に納車できますよ、ということでした。パーツの流通など最近は自転車も結構入荷待ちなんてことが多いと聞いていたので、本当3か月とか待つかも…なんて思っていたのですから、1週間なんてもうあっという間です。
 その素敵な店員さん「ATXも良いですが、ほんの少し高くなりますけど、このTALON2はいいんですよー」とのアドバイス。いや、確かにこの価格差でこの内容の差は、素人ですがきっとコスパが良いのだと思います。ただ、これってハンドル690mm。上で書いた道交法の制限を受ける長さです。なんて言ったら「あ、でもハンドルは切れますよ。ウチでこれを納車する時は大体切ってます」と。えっ!?ハンドル切れるんですか!?いやーすごいな、自転車って色々できるんですね。しかも新車購入時なら工賃取りませんと。いやちょっと、ハンドルのことがあったのでTALON全く検討してなかったんです。ここで迷うと決めて帰れない自分を想像しつつ、初志貫徹でATXにしました。いやでも心のどこかでTALON2にすればよかったかなという自分も…。ハンドル切れますよ情報はぜひもっと見えるところに誰か書いて欲しい…ということで、自らここに書き記しておきます。

 週末の納車に向けて、関連GEARの検討も進めます。最低限必要な空気入れ、鍵はもちろんのこと、ライトに加えて、サイクルコンピューターも付けたいな、あ、フェンダーどうする?雨の日乗るつもりないけど、途中で降られることはあるだろうし、うん、これは今度お店で聞いてみよう。ということで納車が楽しみな私です。

 余談ですが、今日お付き合いのある自動車販売店から「秋に車検ですよね。納車を間に合わせるならそろそろ見に来てくださいよ」と、相変わらずの軽い、でもちゃんと仕事してるのねという営業氏からの電話。買いませんよー、でも見るだけでいいなら行きますと答えたわけですが「あ、今週末新車納車で忙しいんですよ」とか言うべきだったかな。絶対驚くだろうな。

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