バッグの話

バッグとバッグの中身を、
写真付きで紹介してほしい


「はい……!?そのリクエスト相手は、本当に私で合っていますか……??」

まるで人気モデルや有名人にでも向けられるような記事のリクエストを、なぜだか今回は頂きました。思わず目を疑いましたが、まあせっかくなので、ちょっとその気になってやってみます。


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まずは、私が現在使用しているバッグたちです。

左から、
・Chrome / URBAN EX ROLLTOP28 BLACK
・Fredrik Packers / 420D UTILITY SACK Lサイズサコッシュ BLACK
・WILD THINGS / ワイルドシングス別注 サコッシュ バッグ GRAY
・patagonia / LIGHTWEIGHT TRAVEL TOTE PACK BLACK

以上の4点で回しています。

服装と合わせやすいものを選んでいたら、モノトーンばかりになってしまいました。


・リュックについて

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荷物が多めのときは、クローム(上)かパタゴニア(下)のリュックにします。

クロームは最初の写真にもあるように、ロールトップ部分を伸ばすことで容量を拡張できます。防水の背負いやすいリュックです。泊まりでどこかへ行く際や、でかい酒を運搬する時などに多く使っています。中にはラップトップPCを入れられる、クッション付きポケットもあります。
ただ、外側のポケットは狭いのが一箇所あるだけなので、財布やカギなどのすぐ取り出したいアイテムは、リュックと同時にサコッシュをぶら下げて、そちらに収納することで対応しています。このリュック自体は「でかい運搬袋」みたいな扱いですね。

パタゴニアは、トートでもリュックでもいけるバッグです。薄いナイロン素材なので重量物には不向きですが、身軽にいきたい時にはマッチします。ちなみに、買った当初は手のひらサイズに折りたたまれていたのですが、またあの状態に戻せる自信がありません。小さくしてスーツケースなどに忍ばせ、旅行先で使ったりすると、きっといい感じでしょう。
外側や左右にある各種ポケットなど、全体的に機能性が高いです。よくマザーズバッグとしてオススメされていたりもしますね。私はそこそこおじさんですけれども、これを女性が背負っていたら、けっこう可愛いのではないかなとも思います。ちょうどいい具合のスポーツ・アウトドアテイストですね。


・サコッシュについて

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荷物が少ないときは、フレドリックパッカーズ(左)かワイルドシングス(右)のサコッシュで行きます。(ちなみに、私に「手ぶら」の選択肢はありません。)

ワイルドシングスは、まさにサコッシュが流行り始めた頃、とりあえず見た目に惹かれて入手しました。この中に入るのは「財布+カギ+携帯のバッテリー」がいいところで、ほとんどマチ(幅)がなく、最小限の荷物で飲みに出かけたり、軽く自転車でうろうろする時などに使います。防水仕様なのもいいですね。
バッグのバリエーションがない頃は「このサコッシュに入らない=大きなリュックで出かけざるを得ない状態」でした。特に、夏場にタオルが入らないのが厳しかったです。もうちょっと大きなサコッシュがあればすごく便利では、と考えてたどり着いたのが、左側のフレドリックパッカーズです。

フレドリックパッカーズのLサイズサコッシュは、しっかりとマチがあり、こう見えて縦に三層に分かれているので、メチャクチャ物が入ります。ポーチを入れたあとカーディガンを突っ込んで、さらに折りたたみ傘を入れられる余裕があります。外出の大半はこれだけでカバーできちゃいます。
ところが、縦がギリギリA4サイズに満たないので、書類などがあると頭が飛び出します。ショルダーストラップも長さ調節がやや不便で、万能とまではいかない「惜しさ」があります。それでも、「ショルダーバッグ」ではなく「サコッシュ」だと言い張れる、四角いシルエットも含めて気に入っています。


・バッグの中身について

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持ち歩いているバッグの中身は、大体こんな感じです。

左上から時計回りに、JINSでメガネ購入時にもらったメガネケース、両国のビール屋さん「ポパイ」の会員特典はがき、THREEのポーチ、Ankerの10000mAhのバッテリーと収納ポーチ、LACOSTEの長財布、OLD STUFFで買った木製キーホルダー、Shureのイヤホン(SE215)、Totesの折りたたみ傘(Titan60)、携帯用手鏡、下痢止め、予備のワンデーコンタクトレンズと収納ポーチ、LightningケーブルとUSB電源アダプター、無印良品の携帯用S字フック(黄色い丸いやつ)、です。

もちろん、常に全部持ち歩いているわけではなく、その時々に応じて変えています。必ず持っているのは、財布、キーホルダー、イヤホンくらいでしょうか。携帯バッテリーも欠かさず所持していますが、もっと小さくて軽いやつの日もあります。折りたたみ傘も、軽くてUV性能が高い、Hus.の日傘にする日もあります。
あと、上の写真を撮るときにポーチから出すのを忘れていたのですが、「携帯用爪切り」も、持ち歩きラインナップにはいます。もっと前は「ハサミ」とか「筆記用具」とか、いつでも銭湯へ行けるように「手ぬぐい」とか、相当色々いましたね。


上で挙げたものはちょっと数が多いので、特に大事な2点だけ、最後に私から言及しておきます。

まず「下痢止め」ですが、本当に必要になることは決して多くなく、あくまで「お守り」みたいなものです。私は昔からずっと、お腹が弱いのですが、例えば「急に便意が襲ってきたらどうしよう」という不安感によって、現実に便意を呼び寄せてしまうことがあります。そんな私にとって、いつでも下痢止めを持っておくだけで得られる安心感も、なかなか馬鹿にできないものがあります。少なくとも私には「最も効果があるお守り」の一つです。

そして、両国のビール屋さん「ポパイ」の会員特典はがきは、毎月月初に家へと送られてきて、持参すると何かしらの美味しいビールがそこそこの量を「タダで飲める」という、最高の代物となっています。私は、いつ・いかなる瞬間でも突然「ポパイ」へ行く可能性を残しておきたい、という意味で、できるだけはがきを持ち歩くようにしています。こちらも何となく、お守りに近いニュアンスがあるかもしれません。ビールのお守りですね。私は「ポパイ」へ行くと、テンションが振り切れておかしくなります。ポパイは最高のお店です。

上記に限らず、私が日頃から持ち歩いているものは、何かしらの「いざというとき」を意識した、お守り的性質の強いもの(言い換えれば「普段はあまり必要がないもの」)が多いです。「3.11」のあとにそうした荷物が増えていって、近年絞ってきてはいるのですが、こうして見るとまだまだ多いですね。いつでもフットワーク軽く動けるように、バッグの見直しなども含めて、軽量化を進めていきたいです。

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