僕は、本に関しては割と雑食なので、<ビジネス書> <参考書> そして<小説>など、ジャンルを問わず、気になったものを読みます。

しかし、この本は、これまで読んだ どの本とも違いました。

知識や感動、納得を得られるような、読み手にとって分かり易い本では無く、一つ一つの文章が「自己対峙」のきっかけになる、読むのにとてもエネルギーのいる、そんな本です。

自分という存在が、どれほど尊いもので
自分以外の全てが、どれだけ大切なもので
それらが交わっている世界が、どれだけ豊かなものなのか

道に迷った時は読み直したい１冊だし、道に迷ってる人がいたらプレゼントしてあげたい１冊です📚


「生きるって、なに？」


本の中で、著者なりの解釈を伝えてくれていますが、きっとこの質問に対する答えは、それぞれ違っていて、自分なりの答えを持つことが、有意義で幸福な人生を送るための鍵では無いかと感じました。

僕なりの答えですが、
僕にとって生きることは「物語を作り続ける」ということです。

全てのページを終えた時、何が残っているのか、全くもってわかりませんが、他人に話したくなるような物語になれたら本望です 笑

2022年5月30日
年間読書50冊 22冊目📙